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響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

日本語のスパムと英語のスパムはぜんぜん違う

2015-01-05 | コレクション


スパムって読むものなのか!?
とつっこまれそうだが、日本語だと一瞬でスパムと判別できるのに、英語だとにわかには判別できない。そこで、スパムだとは思うけれども、いちおう少し読んでみる(笑)。

スパムが来るかどうかは、ほとんどフィルターの性能に左右されるといってたぶんよいと思いますが、フィルターの更新頻度がいまいち遅かったり、あるいはスパムが網の目をかいくぐったりして、やっぱりスパムは来る。今日も来る。明日も来るだろう。

だけどさほど大量に来るわけではない、という状況になってやっと、どれどれどんなスパムが生き残ったのかな、という興味も湧くというものだ。

で、最近、日本語のスパムと英語のスパムはぜんぜん違う。

日本語のスパムはほとんどオレオレ詐欺(もうそう呼ばないらしいですが)に似ている。英語のスパムは、むしろSNS的な環境に近い、と言えるかもしれない。

日本語のスパムは「マスコミ」型で、誰にでもある欲求、典型的なのが儲け話と風俗といった内容を総当たり的に配信している感じがする。英語のスパムは「ビッグデータ」型で、つまり私個人をかなり絞り込んで、マーケティングされたメールが送られてくる。

英語のスパムにももちろんバイアグラやロシアの美女を紹介しますといったものが残存しているが、以前に比べるとずっと減っている。ビッグデータというのはこの場合、私のアクティビティである商品の購入履歴であるとか、何かへの登録とか、閲覧などの記録を解析しているだろうということだ。これらを取得していなければ、こういう絞り込んだスパムは打てないだろうと当然に考えられるわけである。



簡単に言えば、商売しようという相手は、私が「これこれに興味を持っているな」ということを察知している。この観点でいうと、日本語ではgoogle関連のサービスにいくつか、私の嗜好性を知っていると思われるものがある。特にAdSenseでナゾなのがあって「ピアノが弾けるようになりますよ」という宣伝をせっせとやるのだが……私はピアノを弾きますので、いま別に今急にレッスンが必要じゃないのですよ。だけれども、私とピアノというところは結びついていると評価でき、しかしながら一向に効果のない宣伝をし続けている。(上達するよと何度も言われるうちにその気になる、というジャンルでもないし。)もうひとつは、youtubeに出る広告ですね。以前はダイエット食品猛攻撃で、最近はヘアカラーの一点張り。これはアマゾンの履歴を盗られているかなあと感じます。

ところで、今書いたような私にはこういうスパムが来ますという話をすると、すなわち、私はウェブでいつもこういうコトしてます、と告白とほとんど同じ、ということに、もうみなさんお気づきですね。そう考えると、私に来る日本語のスパムの性能が悪いのは、もしかしたら私が日本語で行うウェブ上のアクティビティが少なく、やや情報不足なのかもしれない。購入履歴そのものは言語は関係ないかもしれないので、SNSへの投稿が少ないか、機械に理解できないのかも(笑)。

一方、英語のスパムというのは、これはもう狙い打ったように、最近多いのが「あなたはwritingに興味がありますね」というものだ。これはピアノと似たようなもので、さほどあるニーズではないし、スパムもかなり長文だったりする。同様に少し前まで多かったのが「日本で、managementのとてもいいpostがあるから紹介したい」というもの。managementのポストが総当たり的メールで送られてくるのはへんだという点では相当間が抜けているし、だからこそそんなわけがないだろう、という「読み」もコミなのかなんだか知らないが、でもまあ、最近は減ってきている。

私がwritingに興味があるってことを、いかに機械が知るのか? もちろん思い当たるところは重々あるのだが、今私が面白いと思っているのは、それがとてもSNS的だということだ。私たちは──たとえば中学〜大学生の頃──自分はこういうことに興味があるんだということを、一生懸命「表示」していたように思う。映画が好きなら映画に友達を誘ったり、本を貸したり、いかにもそれとわかるスポーツを暗示する服を着こなしたり……。そういった努力がいま、もしかしたらあまり機能しなくて、要するに「個性」というものが発揮しにくいとしたら、そういう「あなた」を商業的なしくみが拾い上げて、「あなたはこういう人でしょう」と「話しにきてくれる」。スパムは、そのような(友達にさえ近いような)環境の一部を構成しつつあるのではないか。

SNSにおいてみんながリアクションしてくれるように、機械がリアクションしてくれる。だけどおまえは機械だから、人がわざわざ機械にレスポンスしなくてもいい。これがスパムだから読まないが、SNSに投稿されてきたら、そうでもないかもしれない。実際SNSにはプロモーション投稿的なものが存在するが、このような広告ももしかしたらもっとヒト"然"とした、広告らしからぬもののほうが効くのかも知れぬ。


ワードローブと記憶について

2014-09-09 | コレクション


ユニクロのINESのコレクションが気に入って、毎回オトナ買いにいそしんでいるのだが、ま、デザインが気に入ったとかいうことは半分で、半分はこのユニクロのプロジェクトというビジネスの"つくり"につられたい、だまされたいという一心もあって、のことだ。

パンフレットなんかもとてもよくできていて、ユニクロが販促的に言いたいことを、INESさんにまったくINESさんふうに言ってもらっていて、これじゃああまりにもコピーすぎるじゃないか、と私は思うのだけれども、その中にキラリとファッションというもののエッセンスもある。

そのようなセールストークコピーの中で、エッセンスは「違和」を起こしている。だからすぐ見つかる。

それはINESの第二弾のカタログの最終見開きのユニクロのデザインディレクターとの会話ふうの短い文章なのだが、おふたりのワードローブについての理解の片鱗が露出しているのだ。キーワードのひとつは「古着」。古着は、現在のこのユニクロの販促にまったく関係ない(将来的にはあるかもしれないけど)。古着がなぜ出てこなければならなかったかというと、このコレクションをワードローブとしてとらえ、たくさん買えば「素敵な」着こなしが「楽に」決まる、ということが言いたいからだ。

この「古着」は微妙に記号じゃない。古着が例に出されることによって、ワードローブの大切さが「説明できる」という考えがものすごく高度だからだ。これがファッションのエッセンスであり、極めて貴重な情報だ。ただ一方で、大半の消費者には、「古着」のくだりはほとんど意味を持たないだろう。それを残したのは企業文化というべきである。

さて、ワードローブというコンセプトを、私ははるか昔、アンヌモネというアパレルから教わった。そのときに抱いた強い印象を今でも覚えている。理由は簡単だ、それはボキャブラリーのアナロジーだからだ。

ワードローブを持っている、その全体像を持っているということが、いかに毎日着る服というものに影響を与えるのかということが、このユニクロの対談のおかげか、ほんの少しわかりはじめているようだ。それは記憶に似ている(そりゃそうだ、ボキャブラリなんだから)。記憶を持っているからこそ、選んで、組み合わせることができるのだ(そのようにして文章をつくるのだ)。

ウェブの時代になって、記憶は変わった。しかしワードローブは頑強にデジタル化しない。ユニクロはオンラインで簡単に買えるが、いったん自分のワードローブに加わったものは、へたしたら仕舞い込んだが最後、さっぱり忘れてしまうかもしれない。しかもそいつは「検索」できない。あったはずなんだけど、買ったはずなんだけどといってもどうにもならない。

こうなると、ワードローブを「持っている」からといって、着たいと思ったときにすぐ着られるというわけではないことは、明白だ。速攻でアマゾンで注文してお急ぎ便で送ってもらったほうが速いかもしれないくらいだ。しかし、依然としてワードローブは、私たちにとって「重要」だ。私たちはワードローブという「記憶」から、着こなしを「引きだす」のだ。まずはワードローブがなければ選び、組み合わせるアイデアは浮かばない。

やれやれ。私がファッションについて「語る」なんて。いや、これ、ボキャブラリーの話なんですってば。

いまごろなんで、3つだけ感想。

2014-08-26 | コレクション


何年前なんですか「あまちゃん」が、ヒビキ'sマイブームというわけで、「マーメイドって何だか知ってる?」ときいたら、「海の要塞」とか言ってましたけど、そうなるとこっちも速攻で「アンデルセン」とか言ってしまいそうな。まあ、夏休みとあって一緒にみてしまったりしたあとには、会話がたいへんなテンポになったり、東北弁(にせもの)になったりしております。

いくらなんでもいまごろなんで、3つだけ感想。

1 東北弁(と十把一絡げですいません)興味深かったです。
2 最終回で、べんさんに松田龍平が「(手柄横取りしちゃ)だめですよ」というシーンで笑ってしまっているのをOKにしたのが、お二人の「役者冥利」を刻印しておりました。
3 脚本作者は、空洞としての「アイドル」を描いていて、作品のセンターにあるキーワードに、ここまで思い入れがないというのはすごい。(言い換えると作者は相当のアイドル嫌い?というか)

ぜんっぜんわかんないかもしれないっす。すいません。



スウェーデンな夜。

2014-03-21 | コレクション
スウェーデン大使館で、佐藤吉宗(ストックホルム商科大学、欧州日本研究所)という方の講演を聞いた。
とても好感の持てる講演で、
いや、講演というのは好感が持てればいいというわけじゃないのはもちろんなんだけど、
内容がよいという、そのよさのなかにも好感度を感じたのだ。
ご著書はこちら↓

スウェーデンは放射能汚染からどう社会を守っているのか
クリエーター情報なし
合同出版

ブログを書かない、暮らし。

2014-03-18 | コレクション
ヒーローを待っていても世界は変わらない
クリエーター情報なし
朝日新聞出版


ここ半年ぐらいのじぶんの暮らしのある部分が、
ここに凝縮されてる気がした。

なんて書くと、ずいぶんしらけちゃうかもしれないけど、
でもひさしぶりに一歩一歩歩くように読んで、
そう思ったのだ。

おすすめします。

ことばのおと

2014-01-27 | コレクション
大切な言葉のかげに
ことばの真実はぐうたらに寝そべっている
ってやんでぃ どうとでもなるさ

森にはいると(耳をすませよ!)
波のようなざわめきが
あ、どうも と鳥がいう

言葉を言った人のむこうに
むっくら だれかが起き上がる

わきあがるのを見たかい?

夕焼けは森羅万象にほほえむ

どこからきてどこへいくのか
それだけなのか(もしかして)
わたしたちが知りたいことは

うわさはひろまる
うそもひろまる
たいせつなことばはなかなかね。

ありがとう

スプートニクで帰還した動物たちを思いながら。

2013-07-05 | コレクション



空シリーズの最後は、夜の写真。

東京タワーのふもとに建てられた南極探検の犬たちの像が、
東京都のオリンピック誘致の花壇をつくるために
撤去・破棄されることになり、
いろんな方の尽力により東京・立川にある極地研究所に移されることになったそうだ。

人類初の人工衛星として知られるスプートニクは、
wikipediaによれば、1960年までに5号打ち上げられ、
その最後の宇宙船には犬2頭、ネズミ40匹、ラット2匹が搭乗していたという。
「宇宙船は翌日回収され、動物たちは全て無事帰還した。」

よかった、よかった。

みんなで夕焼けを見に行こう。

2013-07-04 | コレクション



近所の公園から見えた、西の空。
雲はさらに西へ向かって、出かけて行こうとしているかのよう。
オレンジ色の西の光へ向けた顔が、明るく照らされて……
というふうに、私には見える雲です。

早くも眠りに入ろうとするかのような木々は、
iPod Touchのラチチュードでは、真っ黒につぶれています。

描いたような空のいろ。

2013-07-03 | コレクション



油絵の具のキャンバスへの「のり」の感じを
活かしたというんですかね、ほんとうはただの空なんですが。
あるいは古いブラウン管風の色味といいますか。

こんな空が見えたので、シャッターを押しました。

6階に住んでいたころに比べると、2階の今は
それでなくても東京の、狭い狭い空ですが、
この小さな四角い水色の向こうから、
何かが突然舞い込んでくる、なんてこともあるんです。

バサバサ、バサッばさばさっ……。

そう、鳥です。カラス、鳩、すずめはもちろん、
川が近いので、セキレイや渡り鳥も。
実は昨日もカラスに追われて植木鉢の脇に舞い込んできた鳥が
よく見ると、まだくちばしの内側の赤い、ひなでした。

三鷹天命反転住宅建物見学会 その4

2013-06-26 | コレクション

お部屋のひとつは丸い! この部屋では黄色ですが、別の色の部屋もあるそう。
中に入ると、自分の声も、色も身体じゅうに回って、
声なんかはもう、宗教的とも言えるふしぎさ。
別の色だと、また別の色が回るのでしょうが、
黄色というのはなかなか小気味よかったです。。


こちらはバス・トイレ・洗面関係の一部屋。
このほかに和室、フラットな床の部屋があり、
台所を中心に4つの部屋が配置されています。


というわけで最後に建物の1階にある事務所に立ち寄ってから散会。
そこに小さな立体模型がありました。
ここにもいろんな傾斜がしくまれていますね。

なお、
この住宅は「泊まる」こともできます! 詳しくはこちら↓
三鷹天命反転住宅たてもの見学会 | 見学する tour
http://www.rdloftsmitaka.com/s_stay
ショートステイプログラムについて


1週間単位で、インターネット上で予約が可能。
ちなみに上記のウェブページに載っている写真は、1階の事務所ですねー。

上記ウェブページに
「荒川修作+マドリン・ギンズは、“この作品(住宅)は、人が住んで初めて完成する” と言います」
とありますが、これほどほんとに言うとおりな建築は初めてです。

一歩すすんで「住みたい」という方も!まずはSTAYしてみてはいかがでしょうか。

三鷹天命反転住宅建物見学会 その3

2013-06-24 | コレクション

見学会に一緒に参加したみなさんと(いちおうお顔はぼかしてあります)。
センターにいるのが案内をしてくださった美術の方なのだが、
実はこの家に住んでいる方でもあって、というところが
またとない、貴重な案内なのでありました。
この空間で撮影すると、非常に光に彩りがあって、
つまり、どうとってもマネキンのようにというか、ドラマのようにというか、
浮き上がって写るんですよねー。ふしぎ。


部屋の中心にあたるのがこのキッチン。
センターにある柱は構造柱ではなく水回りなんだそう。
手前にある黒いはちまきは、目隠しして室内を歩くという体験で使用したもの。

三鷹天命反転住宅建物見学会 その2

2013-06-23 | コレクション
今回イケヤケイジと参加したのは以下の見学会↓
三鷹天命反転住宅たてもの見学会 | 見学する tour
http://www.rdloftsmitaka.com/tour
コース2「建築する身体の見学会」


これから何回かに分けて、せっかくなんで、写真中心に記録しておきたいと思います。


この建物、三鷹の南にあたり、東八道路という道路に面していますが
駅からはちょっと遠い。建物の前がバス停なので、バスの便はよいです。
東八道路を走る機会があったら……たぶんすぐわかります。
なお、各戸にみなさんお住まいです。たぶん賃貸じゃないかと思いますが、
1階に荒川修作氏の東京オフィスがあるので、そこが管理室ということに
なるのではないでしょうか。


極楽鳥、じゃなかった極彩色であることは、とにかく徹底しています。
色があせないように、何か工夫しているんだろうか?


エレベータもこの通り、と言いたいところだが、中もじつは極彩色。
そして階段で上がっても階段が極彩色なのは当然として、
階段からふと敷地の外を眺めると、かなり隣家が接近していて、
それがその、ふつーーーーな住宅であるところが、
かえってすごくシュールであるような、
極彩色というものに対して、人間はわりと耐性があるというか、
案外簡単に受け入れるようだった。
どちらかといえば、隣りの家のほうが受け入れられないのだった。

三鷹天命反転住宅建物見学会へGO!

2013-06-22 | コレクション


あ、虹!(写真中央)
と見つけたのでしたが、その前にここは三鷹の南。
荒川修作氏の三鷹天命反転住宅という建物。
住宅の中を、建築についての説明を受けるというより、
目かくししたり、はだしになったりして、自分で体験して
建物の「使い途」を拓こうというワークショップ型の見学会に
参加してきました。以下がその外観↓



見学会の話はまた別途ということで、
とにかくこの不思議な建物の外に出たら、
郊外の風景のなかに、どんと虹がでていた、という次第。
道行く人々はほとんど気づいていませんでした。
少し落ち着いて、またパチリ。



写真のフォトフレーム、最初からこれがほしかったかも。

2013-06-19 | コレクション
FUJIFILM デジタルフォトフレーム 7インチ Wフレーム 2GB内臓メモリー F DP-H7V
クリエーター情報なし
富士フイルム


うーん、2GBが¥ 7,325 というのはいくらなんでも高すぎる。
とは思うんだけれども、こういうなんでもないものが、さらっと最初から出てきて、
いつもの現像屋さんの店先の、「アナログ」なフォトフレームと一緒に並んでて、
「そちらは、デジカメの画像を切り替えて表示できるんですよ」
「えっ、そーなの?」
なんて会話が進行すると、ふと日常生活の一部がデジタルになる、
デジタルサイネージみたいな近未来感がぐっと、現実になる。

そんなん希求するのは、ウィリアム・ギブソン世代ってだけなのかなあ。