響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

バイオリン弓、張りすぎ注意報

2010-10-27 | バイオリン・レッスン
急に寒くなってきました。
と、(まあこういう日に限って)バイオリンレッスンだったりするわけですが、今の季節、乾燥が始まるので、弓は張りすぎないのが肝要なのだそう。

さて、今日もヒビキ、すばらしい集中力を見せて、またまた質の高いレッスンに。

特に曲(クラシックのレッスンでは、練習曲と、発表会に弾くようないわゆる「曲」の二種類があるのであります)は、今ヴィヴァルディのコンチェルト(を鈴木バイオリン化したもの)なので、指導の要は「テンションを上げる」「現代すぎないように」といったところになる。

ラ ラ ラ ラ ラソファミファーレー
4 4 4 4 888 84  4 分音符

のようなフレーズでは、
ララララのひとつひとつがテンション高く、しかし「音楽が流れ」ているところにヒビキくんが乗るように。

8分音符の連なりは、サッと弾かずに、これもひとつひとつがテンション高く。クレッシェンドもつくけれども、テンションをあげていくことが、必ずしも音量を上げていくこととは限らない。

……そんなの具体的にどう弾けばいいの? とクラシックイタチが途方に暮れていると、先生の後に続いて、ヒビキ、かなり忠実に再現する。不思議なことなり。

ヴィヴァルディのコンチェルトってこういう曲だったんだ。。。

と、泪に涙、うろこも落ちる、昨今のバイオリンレッスンなのでございます。

それからすごかったのが、バイオリンというもの名手でも音ははずすという教え。

(たぶんトロンボーンもマトリョミンもそうだと思うよ)

そうだよね。物理的に。それがいかにパーフェクトであっても、それじゃあ機械だもの。はずしても上手い人はそれとわからないくらいにサッと直す。その「気づき」の速さがうまさなのだそうだ。プロはリカバーでございますよ、本当に。こういった奥義はしかし、そう簡単に手に入るものではないに違いありません。

しかもきょうは演奏旅行のおみやげまでいただいてしまった。。こんなことでよいのか、親。ヒビキくん、しっかり励んでくれたまえよ!


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