goo blog サービス終了のお知らせ 

響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

On A Sunday Morning

2008-04-09 | ギターや弦楽器
夫は最近ベースと格闘している。というのもドラムおじさんN氏もいるRIVERSというバンドでベースを担当しているからだ。

ところがである。少し前に新調したのが、よせばいいのに5弦のベース。途中から「わからん!」と1弦外していた。ところがとある日曜の朝のこと……
「ついに5弦張ったの?」
とヒビキに言われているではないか!
いったいヒビキはどうしてそんなところを見ているんだろう。
「そうなんだよ。ライブが近いからさ、そろそろ」
と夫は答えている。

と、クリークのような間があって。

「パパ、パパのアラームが鳴ってるよ」
「え? ほんと? 最近耳悪いのかなおれ」
そう言われてみれば隣の部屋からかすかに……。

世界音楽紀行というゴンチチのギターな夜

2007-12-07 | ギターや弦楽器

「GONTITI世界音楽紀行」という、
NHKの「世界音楽遺産」という番組でも紹介された
カナダのエリック・モングレイン、
ベトナムのキム・シンといった独自の奏法のギタリストらが
世界各地から4組集まり、
さらにゴンチチが進行役を務める催しが
@横浜みなとみらいホールでおこなれ、
ヒビキと親バカ母でGO!


横浜みなとみらいホールって初めて行ったのですが
たいへんにハイテクなホールでした。
PAというか音場支援というか、
2階の奥というかなり取り柄のない席だったのだが
ヒビキも「音いいねえ」と即座に言うくらい、
ギターのアタックがきれいに再現されていた。

曲間には川のせせらぎや鳥の声が流れるのだが
「森の中にいるみたいだねえ」とヒビキが言うのは、
これは言語的な反応ではなくて、
どうもかなり高度な「サラウンド」な音響効果で
やってるからなのである。

しかもライブ中継レベルの質の高い映像が
舞台上のスクリーンに大きく映し出されていて、
どんな奥の席でも手元ばっちりというしかけ。
これなら確かにどこに座っても問題ないか、
と思われるし、ほんとにライブなんだろうか、
「もしかして番組?」という気がするくらい
のものであった。

その他の出演者はフランスの
Les Pommes de ma Doucheという
「ジャンゴの伝統を受け継いでいる」と言われれば
ほんとにねえ、というグループ。アコーディオンがよかった!

それからTcheka(チェカ)というギタリストはアフリカから。
「パーカッシブにギターをあやつる」と言われれば
たしかにその通り。
そのほかカナダのエリック氏も、いずれも
さかのぼれば押尾コータローさんの仲間というような、
奏法が目立った。
エリック氏は、大正琴のようにギターを置きで
左右の手でタッピングと倍音使いまくりの
不思議な奏法もあり、
「あれ、何やってんの?」とヒビキ、
どこから音がでてるのか、不思議に思ったらしい。

とはいえ音楽的には結構ばらばらなものを聞くのと
舞台チェンジにやたらと時間がかかるのがみそで、
親バカ母、最後の頃にはすっかり眠くなってしまった。
するとヒビキ、
「あともう少しだから、おきなよ」
と起こしてくれました。
やれやれ。

いずれにしてもギターを楽しむいい機会であるうえ
パーカッション楽器との相性が抜群なものも多かったので
ヒビキ、大いに楽しんだようだ。


次なる弦楽器はウクレレだい!

2007-11-13 | ギターや弦楽器
これも単なる偶然なんだけれども、
琴とほぼ同時に始まったのがこの「ウクレレ」。


このウクレレはそもそも、
ヒビキがまだ1歳ぐらいの時に
親バカ・ギター・父が、いつかギターを弾くヒビキのために
というコドモだしで、購入したものなんである。

1歳ごろのヒビキが、
ギターの穴を指さして、おぼえたての「すぴーか」
という語を発したのも記憶に新しい気がするが、
んま、あれから早5年も経っているんですねえ。

でそろそろちょうどいいんじゃ、
と親バカ父が(掃除してたついでに)出してきたのが
この丸い穴あなが目印の「オベーション」。
ストラップもかけたら、あらまほんとにちょうどいい。

で、何弾く? というところが
こいつは音楽コドモであるがゆえ──

ワイハ?
違います。六歳にはぜんぜん、
そういう音楽的ルーツがないもん。

なんとサッポロビール「ヱビスビール」CMソング
アントン・カラス「第三の男」でありました。
大好きな電車の山手線・恵比寿 発車ベルソングでもあるしね。

親バカ母、ヒビキのアイデアにへえと思いながら、
例によってぐぐってみたところ、
アントーン・カラスが弾いたのは「チター」なんですね。
ついでに、チターといえばビートルズのジョージ・ハリソン。
ね、あの音色ですよ。やっぱり。

ちなみにチターとは、ギリシャ語のキターラ(Kithara)
に由来し、ギターとも同じ語源なのだそう。

いやなかなか素敵にギター初体験を飾ってくれた
ヒビキのアイデアじゃあありませんか、
それもこれも音楽したいという動機の成せるワザ!
と、親バカ母、最近すっかりさぼっている「ほめる」を
このときぞ、とばかりに浴びせまくるのでありまして。


親バカ父も、ヒビキ持ち方がいいよ、と大喜び。
「かっこいいなあ、パパに似てるよ」って……そうかい?