響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

邦楽、琴のお稽古、今回も意外な展開

2007-11-29 | 邦楽(伝統芸能)
邦楽のお稽古、とはいえ
毎度どうも粛々とした雰囲気にならないのが
区立中学の音楽室を借りて行われる、
火曜恒例の邦楽レッスンである。


邦楽の堂々とした楽器を日本のこどもたちが囲むと、
なんとなく「わらべ」という言葉が
脳裏に浮き沈みしてしまい、
どことなくほほえましい感じもある。

と、そこへ今シリーズ初登場の先生がお見えになった。
「Karrといいます」とおっしゃるその方は
どこから見ても外国人である。琴歴30年という。
日本語は流ちょうで、コドモ指導力もあり。
ところが途中でわかったことには、
Karrではなくて「KATO」なのだそう。
KATOと言えば、ピンクパンサーでは拳闘家であるからして
……などと親バカ母がおもっている間に
本日の課題曲「さざえさん」をすらすらと
進めていったのだった。

今回の曲、難関は、左手の指2本で弦を押して
半音を作るというもの。
コドモにはすごく押しにくいようだ。

押しているヒビキ↓


それから今回、突如音名で歌うという
指示があったのだが、
「二四四四四四四五六五四四」
と、なんと「漢数字」で歌うのである。

「漢数字」などとわざわざ言うこころは、
「はち」なんかは「は」になったりするからだ。
「ろごよんよん」「ろろろは、ななろご」
などと言う。
でもそれはなぜかわりと自然と歌えたりするのが
意外や意外であった。

おとなの発表会、プログラムに書いておいたぞよ。

2007-11-28 | ブラスと笛
ヒビキのやつ、いったいどういう了見か
プログラムにいろいろ落書きするクセが
いつの間にかついている。

先日の原朋直先生クラス発表会のプログラムも
いつの間にかゲットして、
よく見たらいろいろ書いてあった。


「ぎんざで」というのは素敵な感じ。
ほんとは新橋だけど、帰りは銀座廻りだったしね。


クラス発表会が行われたのは確かに6階。
よく気がついたねえ。


白抜き部にご注目。
パパのとこにはちゃんと「うた」と書いてあるのだ。


東京駅は、小学校とほとんど同じ描き方で
いけるんですねえ。
時計がちょっとムンクしてます。

ヒビキ、お絵かきしながらぼおっといるようで、
案外よく演奏を憶えているからあなどれない。
最後の原先生の演奏では、またしても拒否の脱走を
ところどころはかっておったが、あとは大丈夫。

しかし管楽器にはヒビキ、いまいち
モチベーションが上がらないのだよ。

「原朋直先生クラス発表会」高見の見参

2007-11-27 | ブラスと笛
はらとも、はらとも、アドリブ、アドリブ~
とヒビキがちゃかすレッスンは、そもそも
「おとなを、休む日」のこの取材から始まった。

その後、体験レッスンを経て、
親バカ父が、レッスンに入会。
その時点で、一年後にこの日が来ることは、
わかっていたのである。

その日、とは「おとなの発表会」、
すなわち原朋直先生がこれぞと思う
若手のジャズミュージシャンをバックに
レッスン生一堂が、いったいどれだけ
アンサンブルできるようになったのよ、
というのをぶつけてみる機会であり、
すなわち日頃のレッスン成果をまじお互いへ向けて
発表しあい、ついでに成果に差があった場合は
「クラス替えしま~す」という機会でもあるのである。
きびしー。

いったい、おとなにとって、
これほど厳しい発表会があるだろうか、
いやない。

なにしろですね。
出演者は15名。とはいえ、あれほど緊張した大人を
いちどにたくさん見る機会というのは滅多にない。

そこは大人、緊張のしかたはまちまちだが、
もれなく緊張していることは、よくわかる。

そういう日を迎えるだろうということは
さすが(のんきな)親バカ父もわかっていたとみえて、
付け焼き刃の練習だ!

親バカただいま練習中(当日午前)↓


当日は原先生が司会に立ち、プログラムが進むにしたがい
「緊張から解放される人が増えてきました」
とはいえ、親バカ父の出番は13番目。
12番目の演奏はなにひとつ憶えていないのだそう。

親バカただいま待機中(12番目の演奏中)↓


演奏は1曲。バックはピアノ、ドラム、ウッドベース。
親バカ父の選曲は、TOKUさんも歌っていたよね、
あの「Another You」。
さかのぼってはチェット・ベイカー、
とくれば……

はい、ついに本番中。突然「歌」で勝負だ↓


そのあとフリューゲルも吹きましたけどね。
演し物としては面白かったけど、
レッスン成果としてはいかがなものか。

ただレッスン生同士、高いレベルで評価しあっていて、
そのあと原先生の音色博覧会のような演奏披露があり、
もうどこまでも軽々と演奏しつづけていきそうだったが
とにかくもう生徒さんたちが
「出番が終わるまでは話すことはない」という風情だったのに
終わったら終わったで
「録音を聴いてみるまでは話すことはない」
という感じで、もう大人は一度緊張したら
そのお返しもたいへんなものである。
というわけで、せっかくの原先生の演奏も、
とりたててアンコールという雰囲気にはならず、
早々にお開きに。

これが毎年かい、と思うと
たいへんな大人たちなのであった。

でも、みなさんもれなく、感じのいい演奏でした。
特に後半に演奏がよくなってくる方が多かった。
ぜんぜん吹けないのをいいことに、
いやほんと、親バカ母とヒビキは気楽な見学でした。

ゴンサロ・ルバルカバを知らないなんて

2007-11-26 | ピアノ
クローズネスclosenessという
リーダーアルバムでも知られ
(1曲目がとにかく印象的)、
キース・ジャレットのトリオメンバーである
チャーリー・ヘーデンが見出した
キューバのピアニスト
(ニューヨークで演奏してもらうだけで一苦労)
ゴンサロ・ルバルカバは、
とにかくデビューしたてのころからジャズ界随一
と誉れが高かったので、有名なのかと思っていたら
世間的にはさほど有名ではないらしい。

たまたまこのブログをお読みになった方、
ぜひ聴いてみてくださいね。
親バカ母がリコメンドとかそういうレベルではなく
その素晴らしさは明々白々たる事実。

逆に親バカ母のレベルでは、
世界三大珍獣のひとつに、オカピ
ジャイアントパンダと並んでコビトカバ
というのがいる。上野動物園にいる。
この珍獣をどうしても思いださせてしまうのが
ルバルカバだ。
なんらかの奇跡によって発見された宝石。

でもってこの人類至宝のピアニスト、
ゴンサロ・ルバルカバが来日中なのである。
そこで先週、ヒビキも連れて
すみだトリフォニーホールへGO!
残念ながらヒビキ、「むずかしい」という理由で
拒否の入眠してたけど、
1曲目を憶えてくれただけでも、よかったよ。
会場はレベルの高い客層で、
残念なことに空席のめだつなか、
しんのある、いい拍手を送っていました。

で、演奏は?
親バカ母のごときでは形容不可能。
われはジャズファン、ピアノファンという方、
ぜひご一聴ください。

カラスを呼ぶ男

2007-11-24 | ドラム・パーカッション
先日、アントーン・カラスの話が出たところで
カラス、と書いて自分でもあれっと思ってしまったが
これは「俺らはドラマー」のカラス
じゃなくて「嵐」ならぬ、鳥のカラス。
カラスですよ、濡れ羽色の。

ある日、ヒビキが自転車のカゴで
(まだ幼児用の前かごに乗って移動しているのである)

「ぼくね、カラスを呼べるんだよ」
というから
「やってみせて~」
と言ったところ、
えっ?と、道行く誰1人カラスとしか思えないような声で
ヒビキは啼いたのである。

ちなみに親バカ母、スズメだったら
ちと心得がある。というわけでやめればいーのに
ちょっとやったら、
おう、それならばとばかり、
ヒビキはカラスをどんどんやり始めたのである。

これがねえ、
ほんとみるからに道行く雰囲気がざわつくのである。
カラスが至近で啼いている、ということに
人はかなり敏感に反応するのだ。
(きっとヒッチコックのせいに違いない)


そしてそれは、人だけではない。
つい最近、めずらしく昼間ふたりでベランダで
おやつを食べていたら、
通りの向こうの電柱の横ゲタに、
カラスが一匹とまっていたのである。
ヒビキが、「くカぁ~、カァー、くわっカ~」
とやり始めると、そのカラスの首が伸び縮み、
回転し、ぴょんぴょんとび、明らかに
落ち着かな気に、声のするほうを探している。

あれよ、あれよという間に他のカラスもやってきて
同じように見回すが、そこはカラス同士、
キャラの違いというもんもあって、
おびえてすぐ飛び立ってしまうものもあれば、
じっくり腰を据えて、声の主を見極めようとする奴もいる。

そしてカラスはスズメより賢いためか、
注意力もかなり長続きする。
もちろん多少応えて啼き返したりもする。

なんかカラスの臨時集会みたいになっても
近所めーわくで困るなあと思って
そのへんでやめといたんだが、
ヒビキが啼きやめると、
鳥たちはさっと、四方へ飛び去っていった。

ヒビキ、最近、この音、特にパーカスの分解能が
とっても細かいことになっている。
かっこうの音源が、大瀧詠一、ナイヤガラカレンダーより
12月「ジングルベル」の変奏曲である。
ブヴワ~ん、という効果音とか、
あれにはストリングスも入っているし
とにかく音の玉手箱なので、これを
いちいち再現しちゃうのである。

邦楽の合いの手なんかも、親バカ母が調子にのって
ちゃっきりいれようもんなら、
そこじゃない、
と指揮されます。

しかしまたこの邦楽の合いの手っていうのが
仙波師匠の教え
「いちばん難しいパーカッションは、
相手がいい演奏をして必要がないときは叩かないこと」
のごとく、間として残しておくとこが、
絶妙に「粋」がかかっていて、至難の業だったりする。

あー、もー、奥が深すぎるので、このへんにて。

清志郎復活のアラート

2007-11-23 | 響けブログについて
先日、忌野清志郎が闘病休業から復帰するとの
アナウンスメントを出した。
親バカ母、ひっそりアラートかけてたのだ。
ほっとするとともに、大丈夫かなあと思う。

親バカ母にとって清志郎とは、
特に彼単独の音楽活動を追いかけているのではなく、
いいなと思った音楽の先々に、そこに清志郎がいる
のである。
復帰祝いは例によってHOSONOさんの
「HIS」改めによる「SHIAWASE HAPPY」だい!
この邦楽具合が、まさにマイテイスト(ってか!)

ところでこのアラートであるが
親バカ母はGoogleのサービス(もちろん無料)を
利用しているが、ほかに
待っている記事を自動的にとってくる
という使い方ができるツールに、
RSSという技術がある。

RSSの使い方は一般的には
マイページのようなものを持って、
ウェブ上のそのページへ行くと、
自分が登録したホームページやブログの
新着記事がリストされており、
クリックで当該のページへジャンプする。

親バカ母も利用してはいるが、
そのマイページへ行くのが案外面倒で、
だったら楽天のショップなんかが送ってくる、
ウィークリーの販促メールなんかのほうが
うっかり読んでしまう。

そこで突如話は具体的なのだが、
響けブログもアラートを出してみようかと思う。

アラートというちゃんとした技術ではなくて
更新したら「更新しました」というメールを、
URLとともに送るだけである。
あるいは頻度高く更新しているときは、
一週間に一度ぐらい、まとめて送る。

試してみようか、という方は
rue@famipro.comまで。

杉山さんの指揮がいい!

2007-11-21 | 出演!
自由演奏会に参加したヒビキ、
途中から「ずるいよ~」と言い出したことがあって
実はこれは前回参加したときも言っていたなあ
と親バカ母は思いだした。

何かというと、プレゼントの抽選会
なのである。

そしてなんといってもヒビキがほしいのは、
杉山さんの指揮棒なのである。
(もちろん当たりません、1/700だもの)

オカピといい、杉山さんといい、
ヒビキってほんとに指揮が好きなのねえ。

だいたい自由演奏会横浜大会というのは、
年に一回、杉山氏の安否を気遣う
というような趣がなくもない。
杉山氏、スリムなことに変わりはないが、
最近は見たところとてもお元気そうである。

なぜ今日、みんなが集まっているのか、
ああ、ひとりひとり勝手に楽しめばいいんだな、
音楽的に合っていることが正しい、ほかにルールなし、
なんとか曲になったじゃん、
いやあもうちょっと練習せんとだめだな、
おれってけっこううまいじゃん、

というようなことを感じる場であるということは
杉山さんが出てきていろいろな話をすることで
不思議と根付いていくのである。

ただ今回思ったのは、
いつまでもあると思うな親と金で、
いや、小学生の学芸会だってそうであるとおり
(たまたまヒビキは自由演奏会日pmが学芸会日amだった)
同じ自由演奏会はもう二度と来ない。
メンバーだってかなり入れ替わっていく。

自由演奏会ってそういうなんとも部活・サークルな、
アンチ同窓会な、若気の至りな、
そしてピュアな催しなんだよなあ、
と改めて感じもしたのだった。

自由演奏会はさすが"一期一会"ネットワーク。

2007-11-20 | 出演!
「お、ヒビキくん」
自由演奏会という、なんせ千人近い
巨大アンサンブルの時間差攻撃を最小限にくいとめ、
北に弱気な演奏があれば、さっとカツを入れてやり、
南にへくったメロがあれば、明るい音色で気分を戻してやり、
いつも“音楽のきんちゃく袋”のヒモを
ぎゅっとしめてくれてるドラムのお兄さんが、
ヒビキを見るなり、そう言った。

なんとこの響けブログをみてくれているのだそうだ。
自由演奏会やズーラシアンブラスで
検索にかかったりということらしい。
どうもありがとうございます。

「叩いていいよ」
とおにいさんがドラムセットを貸してくれたのに、
ヒビキ、こーゆーときはすごく尻込みする。
なんだっていーからずばずば叩けばいーのに、
と親バカたちはややイライラしはじめる。



そのあとも大学生かもしれない、打楽器かオケのおにいさんが
ヒビキが赤い持参たいこでロールをやっているのを見て
一緒に遊びに行こう、とドラムセットを叩かせてくれたのに、
またしても尻込み!
それじゃ、ドラムセットが叩けるように見えないよ。

さて本番が始まって中盤に中休みがあって
カスタム・ブラス・カルテットという
日本のブラス界を代表する面々によるステージが
あったのだが、ここでまた、
今度はズーラシアンブラスに遭遇!

「ズーラシアンブラスの楽譜から演奏します」
と、千の風になってが演奏されたのだ。
(千の風のことをぜんぜん知らない親バカ母だが、
演奏を聴くのはこれで二度目、目黒に横浜だ。)

いやあ、ズーラシアンブラス、
ブラス界ではすっかり有名です。

ところでカスタムブラスカルテットのテューバは
東京交響楽団の方で、
なるほどやはりホッキョクグマ的(すなわちテューバ的)
体格と風情である。
ところが、指揮で提唱者の杉山淳さんは
親バカ母にはどうしてもトロンボーンに見えてしまうのだが、
杉山さんもチューバなんである。
ええ? あの体型で? ということが
プログラムにさえ書いてあったので、やはり
ブラス界のナゾのひとつとされているようだ(!)

しかし響けブログのようなナノメディアも、
一期一会だよなあ。
これからもどうぞよろしく。

<自由演奏会2007横浜会場 演奏曲目一覧>
コンサートマーチ「ブロックM」
第一組曲
星条旗よ永遠なれ
オーメンズ・オブ・ラブ
宝島
風になりたい

自由演奏会2007@横浜へGO! パート1

2007-11-19 | 出演!
先週土曜は恒例の自由演奏会横浜会場に
ヒビキ、親バカたちでGO!



2004年に最年少記録を更新して参加した、
3歳のヒビキであったが、今年ははや6歳!

2004年の横浜文化体育館を憶えているのか
いないのか、ヒビキ、
「あ、自由演奏会ね」
といって自分でスティックやパーカッションを
リュックに詰めて、
会場へ入ってもゆうゆうと準備を始めるという、
すっかり生意気な小学生になっていた。

ところが……、
実はヒビキ、行きの「湘南新宿ライン」で
リュックを網棚へ忘れて来ちゃったのだ!
気がついた関内の駅で、まずは探してもらう。

駅員さん「中身はなんですか?」
親バカ母「あの……コドモのものです」
ヒビキ 「スティックとか」
親バカ母「たいこです、たいこ」



運良く横浜駅で、「中身」情報として
「太鼓、マラカス」
と記録されているリュックがみつかり、
急遽、横浜へ戻って受け取り、また関内へ。

楽器が戻ってきてからヒビキ、
「マラカスじゃないよねえ、シェイカーだよ」

そうこうやってる間に、
すっかりリハは流してしまったのだった。

しかし先に着いていた親バカ父の話では、
今回は、わりときっちりとしたリハで
演奏もかなり譜面通り。
とりこぼれ、出遅れ、さきっぱしりの演奏も少ない雰囲気で
だいたい全体数が700とかいったあたり。

またヒビキが持参した太鼓は、
これは沖縄のお祭りで使う、胴が赤いやつで、
以前親バカたちが沖縄へ行った折に
ヒビキにとゲットしてきたものだ。

ちなみにこれのしっかり胴がある大太鼓を
ドラムセットのようにして並べておいて叩くのが
沖縄出身の元祖キッズドラマーこと
現在は日野カルのドラマーである和丸くんである。

何が言いたいかというと、
こいつは音がよく通る。

案の定、ヒビキ、
音楽的には間違っていないが、
譜面上には存在しないオカズなんかを入れるので
親バカ母、本番はひやひやであった。

そういうことか、とわかると
途中からヒビキ、
そういうおかずは横の椅子の座面を叩いてくれるようになり、
なかなかグッドアイデア。

本番になってからかきあつめてきた譜面を横目でみながら、
(というかパーカッションの楽譜はそれほど変化がなく
いくつかのパターンの入れ替わりと、長い休符の組み合わせ。)
ヒビキ、自信を持って叩いていたのが印象的。
本番なんか、いつでも来いという頼もしさ
だったのだが……。(つづく)

そういうタイミングで、鞴座東京ライブ

2007-11-18 | ライブハウスへ行こう!
金子鉄心さんのサイトが出来たということを
書いた途端に、「鞴座(ふいござ)」のライブ情報が
掲載されていたので、転載。
2008/3/8(土)渋谷アピアにて。

ところでこのほど、親バカ母は
細野晴臣&THE WORLD SHYNESSと、
金子鉄心「鞴座」の共通点を見つけてしまった。
──アコーディオンである。

アコーディオンといえば、先日
楽器フェア@横浜パシフィコで、
電子化されたアコーディオンってのも展示されてましたよ。
ひょっとして、ちょっとブーム?

たとえば小松亮太さんでバンドネオンが流行るとか、
KOBAさんでアコーディオンが流行るといった、
ピアニカとか、ウクレレとか、そういうのとも
実は根は同じなのかもしれないですが、
なんとなく巷でこの楽器が流行り出す、
ということがありますよね。

カホンなんかがそうだし、
あとパーカッションなんかも小さな楽器も
いろいろ流行りがあるように思う。

アコーディオンなんか割とでかいけど、
最近は小さいので中国製なんていうのが
とても手に入りやすくて、楽しいですよ。

ちなみに親バカ父の口癖は、
「楽器は安い」
そのこころは、あれだけ遊べて楽しいのだから
「絶対、元がとれる」

しあわせだ、ハッピーだ*。金子鉄心さんがホームページOPEN

2007-11-15 | コレクション
ヒビキ、今日はバイオリンを練習しながら
ふと
「琴ってかんたんじゃない?」

そうねえ、楽器にはいろいろあってさ、
とっつきが簡単な楽器とそうでないのがあるよね。

とっつき簡単そうで、あとで血豆が出るようなのも
あるんだよねえ、きっと。

というわけでそのバイオリンレッスンを明日に控え
今日は比較的平穏無事な夕べなのだった。

そんな折りにこそ、イーリアンパイプ奏者
と巷で思われていたり、おかげ様ブラザーズの
サックス奏者、とメディアに思われていたり、
はたまたふえの先生(これはけっこういいセン!?)、
はたまた、おーいいったいあなたは何の奏者なの
というんであきらめて時には「笛一般」とか
書かれていたりもする、

正体は「笛の精」こと、
金子鉄心さんがホームページを開設されたのだそうだ。

レッツアクセス!
[金子鉄心のパイパーな日常]
http://home2.netpalace.jp/tessin/


これまでまとめて金子鉄心さんのスケジュールが
確認できなかった
(本人が当日か前日に知らせてくれるまで
わからなかった)
という全国の方々に朗報でございます。
いやほんと、
鉄心さんのライブは行ったほうがいいです。

ーーーーーーーーーーーーーー
*ところで、しあわせだ、ハッピーだは、
現在ウチブームの
細野晴臣&THE WORLD SHYNESS
『FLYING SAUCER 1947』

SHIAWASE HAPPY(歌詞=忌野清志郎)
これももうボーリングのストライク!みたいな
快感が走りますのでね、こちらもぜひご一聴のほど。

邦楽のめんふは縦書きだった。

2007-11-14 | ドラム・パーカッション
今日は音楽プロジェクトここふたの
こども邦楽お稽古の第三回目。
第二回目はバイオリンとかぶって行かれなかったのだ。

前回はなにやったのかなあ、と思いながら
出席してみると、今日はなんと
さっと譜面が配られて、次々と曲を弾くのだった。
うわあーこれってさ、
考えてみるとピアノとかより進みが早い。早すぎる。
琴ってもしかして、万人が弾けるようたくまれたものなのか?

でもってとにかくめんふというのが、
これが「和」であり「邦」であるからして
縦書きなんである。



これが譜面といわれてもねえ、さっぱりわからない。
そこを自力で、なんとかするところが
ヒビキ、えらい。と親バカ母は大喜び。

ところが奏法もツメの弾く方向も間違っていて
これをまず軌道修正。


とはいえ依然どうやって譜面を見るのか
親バカ母にはよくわからなかったのだが、
実はヒビキもよくわかっていなかったらしい。
「つぎは、ほたるいきますよ」と先生が言って曲が変わると、
ヒビキが「ちょっとママ」と言う。何かと思ったら
「ほたるという曲を知らないから歌って」
というのである。

とすると、ヒビキ、譜面を読んでいるようで、
実は、半ば曲を知っているから弾けていたのである。

ところが親バカ母もほたるとあらためて言われると、
めんふもなしにほ、ほ、ほーたるこい
が先なのか、あっちのみーずが が先なのか
ぐちゃぐちゃになってきてしまった。

そこでヒビキにきっとこの数字が弦の名前だから
ちょっと弾いてみてよ、と頼んだところ、
やっぱり暗礁に乗り上げてしまった。

と、ヒビキ、
「二行目は伴奏だよ」と看破。
──なぬー!?
「あ、じゃいいんだ、わかった」
──えっ?
というわけでヒビキ的にはあっさり解決!

あとでわかったのだが、音階が
ドレミソラしかない、すなわち5であるからして、
5、10がオクターブなんである。

うーんほんとは数学に向いてる言語だったりして。

コドモたちは意外とさくさくと、
いい音出して弾いていましたが、
親バカ母にはちょっとカルチャーショック。。。

次なる弦楽器はウクレレだい!

2007-11-13 | ギターや弦楽器
これも単なる偶然なんだけれども、
琴とほぼ同時に始まったのがこの「ウクレレ」。


このウクレレはそもそも、
ヒビキがまだ1歳ぐらいの時に
親バカ・ギター・父が、いつかギターを弾くヒビキのために
というコドモだしで、購入したものなんである。

1歳ごろのヒビキが、
ギターの穴を指さして、おぼえたての「すぴーか」
という語を発したのも記憶に新しい気がするが、
んま、あれから早5年も経っているんですねえ。

でそろそろちょうどいいんじゃ、
と親バカ父が(掃除してたついでに)出してきたのが
この丸い穴あなが目印の「オベーション」。
ストラップもかけたら、あらまほんとにちょうどいい。

で、何弾く? というところが
こいつは音楽コドモであるがゆえ──

ワイハ?
違います。六歳にはぜんぜん、
そういう音楽的ルーツがないもん。

なんとサッポロビール「ヱビスビール」CMソング
アントン・カラス「第三の男」でありました。
大好きな電車の山手線・恵比寿 発車ベルソングでもあるしね。

親バカ母、ヒビキのアイデアにへえと思いながら、
例によってぐぐってみたところ、
アントーン・カラスが弾いたのは「チター」なんですね。
ついでに、チターといえばビートルズのジョージ・ハリソン。
ね、あの音色ですよ。やっぱり。

ちなみにチターとは、ギリシャ語のキターラ(Kithara)
に由来し、ギターとも同じ語源なのだそう。

いやなかなか素敵にギター初体験を飾ってくれた
ヒビキのアイデアじゃあありませんか、
それもこれも音楽したいという動機の成せるワザ!
と、親バカ母、最近すっかりさぼっている「ほめる」を
このときぞ、とばかりに浴びせまくるのでありまして。


親バカ父も、ヒビキ持ち方がいいよ、と大喜び。
「かっこいいなあ、パパに似てるよ」って……そうかい?


楽器フェア2007つづき──ドラム・パラダイスのここち

2007-11-12 | ドラム・パーカッション
その後約1時間炸裂していたらしい。
ローランド、ヤマハのブースに、試奏できる
サイレントというか防音の練習用ドラムセットがあったらしく
それらにかかりきりになっていたようだ。
ドラムセットで叩ける機会はやはり限られるので、
やってみたかったことが溜まっていたのだろう。





特に、白龍館でみたポンタさんのダブルペダル。
これはその少し以前から、ポンタさんの
『翼をください』から始まる記念アルバムで
自分が「これはできない」と言っていたのが、
ダブルペダルだったのである。

やってみたい、やってみたい、やってみたい
と思っていたのであろう。

アドレナリンでまくりの、気分はマイステージ。
親バカ父が言うには、毎回10分ぐらい叩き続けていると
演奏が落ち着いてくるのだそうだ。



たぶん最初はやってみたいことが多くて
いろいろ盛り込んでるだけで、
音楽とかリズムにはなっていない。
それが一通りやれるとすっと音楽へ戻れるのだろう。



そうするといいノリになってくるので、
楽器店のスタッフの方々も
椅子が高いとか、なんだーかんだで
いろいろとサポートしてくれたのだそうだ。

このようにして休みなく叩き、会場を回りまくり
いつまでもいたい! と絶叫しながらの雰囲気だが
親も最終的には綱付けてひっぱるようにして、
中華街で飲茶のお食事へGO!
その道々も歌いまくり、リズム出しまくりの道中。
続いての横浜自由演奏会が思いやられる。

親バカ母、ゴハンを待つ間、となりの店で
マトリョーシカ中国製「パンダ」バージョンをゲット!
というのも新作サイト『週刊リョーシカ!』
の大事な資料になりそうだからだ。
ふしぎ科学「量子」のサイト『週刊リョーシカ!』
よかったらご覧ください。

というわけで話は目まぐるしいが、
翌日目覚めてみるとヒビキ、38度台の発熱。
やれやれ、これがほんとのオーバーラン。
予定のズーラシアンブラス園内演奏会はあきらめて
自宅でバイオリンを練習してあとは静かに
……と言いたいところですが
そもそも闘病態度が非常に優秀なヒビキ、
横になりながらも、
どど、っつ、たー とリズムを刻みながら
何度もネムリに落ちていきました。

「楽器フェア2007」見参!

2007-11-11 | ドラム・パーカッション
ウィーンのアンサンブル、琴演奏体験、茂山狂言と
立て続け、怒濤の音楽ウィークのしめくくりは、
11/3、以前から親バカ父より
「楽器がいっぱいあって、試奏もできる」と聞いて
念願だった楽器フェア@横浜パシフィコへGO!

出かける時に、何かもってくものは? と訊くと
ヒビキ迷わず「スティック!」



ところが会場へついたらいきなり下りエスカレータ上で
反対から上ってくる仙波師匠に遭遇!!!
(前回大泉学園でお会いしたときよりさらに
お元気そうでなによりでした)

こんな偶然もあるんですねえ。
のっけからこの調子でぶっとばしたもので、
ヒビキまじ、振り切れました。

大太鼓、スネア、鍵盤、木琴、ラテンパーカッション、
サイレントバイオリン、サイレントチェロ、
シンバル、トランペットと、さまざまな楽器を徘徊。



弾きまくり、叩きまくりと炸裂し
アドレナリンでまくり。





親バカ母、疲れちまったので、お茶でもして
一服がてら退散しようと思ったところ、
ヒビキ、親の寡黙な気配を辛くも察して
「僕はまだ帰らない」とがんばるうえ、
それなら「明日も来る」というので、
(もう、何やってんだよ、早く会場へ戻ろうぜ
ということなんである)
ここは同類の親バカ父にまかせて、
親バカ母は横浜のクィーンことQueen's Squareで
1人でお茶して待つことにしたのだった……。
(つづく)