デジカメ水没。
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こないだから冠水していた作業道路を、また見に行った。
水位はやや下がっていたが、依然として冠水。
ありゃまあ、とか思いながら現場に近づいて、水の深さを見ようと下向いた。
ポチャ。
水音がして慌てて音のほうを見た。
水面に、デジカメのストラップが浮いていた。
胸ポケットからデジカメが水に落ちたのだ。
ストラップをクリップでポッケに留めてたつもりだったのが、留まってなかったのだろう。
慌てながらも素早くサルベージして、速攻で電池とSDカードを抜いた。
落ちたとき、電源は入っていなかった。でも、水中からサルベージの瞬間、レンズのダストカバーが一瞬だけ、「ヴィ」とかいって、1ミリくらい動いた。
やべえ。仕事用のデジカメ沈めてまった。
うああああああ。
とりあえず事務所に戻って、電池とSDカードはエアブロー。
SDカードはわりと水に強いものが多いから、たぶんデータは無事だろう。
本体は、見ただけでもう、中まで水が入ってるっぽい。
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どうせもう保証も効かないやつだから、カバーを開けた。
カバーの裏には水滴。
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当然、本体にも水滴が付いている。
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背面カバーも外して、これはレンズの裏面のハーネス。
水付いてる。
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背面カバー、液晶ディスプレイの裏もビチョビチョ。
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ネジを外したりコネクタを抜いたりして分解できる範囲でバラバラにした。
基板や液晶パネルにも水が付いていたので、とりあえずはエアブローしてみた。
沈んだのが真水だったのは不幸中の幸いで、すぐ乾かせば腐食のリスクはかなり低減できるはずだ。
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小さいコンテナにまとめて、作業室の接着剤とか保管してる冷蔵庫に入れて、強制乾燥する。
このあとSDカードを読んでみたら、データはすべて無事だった。
まずはひとつ安心。
でも、午後の後半がこれでつぶれてしまった。
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この日の帰りは、道端の桜も哀愁を帯びて見えるブルーな気分。
翌日、冷蔵庫から出した部品を再び組上げた。
フィルムハーネスのコネクタや1ミリくらいの小さなビス多用のデジカメ組立ては、老眼オヤヂ殺しだ。
それでもなんとか組上げて、恐る恐る電源をONしてみたところ・・・。
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普通に作動した。
作業場のボール盤を映しているディスプレイ。
やーよかった。壊さずに済んだぞ。
ていうか現場記録用のカメラは防水にしてくんないかな会社。
読者諸兄も十分ご注意されたい。
なお、このブログはマニュアルでもなければ、裏技や改造のような行為を推奨するものでもない。「俺はこのときたまたまこうやったらこうなった」というだけの、単なる俺メモ的極私的記録なのだ。
したがって、読者がこのブログ内の記事を真似たりした結果、何処に如何なる損害が生じようと、当方は一切関知しない。
んなこと書くまでもないか。
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