ジャマイカの気候と音楽がリンクしているからだろう、その昔は夏になるとレゲエ・コンサートが催されていたような。
レゲエ・ミュージックそのものが涼を感じさせるのか、上記の理由で刷り込まれたのかわからないが暑い時期にリンクしやすい。
ちなみに、子ども時代は夏といえばハワイアンが定番で日本全国の店舗やアーケード街では必ず流れていた。
アーケード街に並ぶ店舗から流れ出るクーラーの冷気やデパート内の涼しさとハワイアン・ミュージックのリバーブたっぷりのスティール・ギターがヒヤ〜ンとスライドした音色を昭和のガキは徹頭徹尾刷り込まれたものだ。
その頃の一般庶民のガキの家にはクーラーなんぞ無く、涼と言えば扇風機とカキ氷くらいで、そこへ店舗の冷ヤ〜ンとハワイアンのヒヤ〜ンの両方で来られるとあっという間に陥落。
今でもスティール・ギターの入ったハワイアンを聴くとパブロフの犬状態だ。
そういえば近年のハワイアンと言えばウクレレがその代表のようなイメージでヒヤ〜ンからポロンポロンになって「ハワイの文化」やダンスにも流派があって「手の動きによる意味」などをTVで解説したりしている。
ダンスもしなやかで、しっかり音楽にのってグルーヴしているが、その昔のスティール・ギターと共に腰をくねらせていたカルチャー教室からここぞとばかり出てきたようなオバチャマたちのそれは何だったのだろう。硬い体の腰をくねらせていたけれど、今思えば捻りというかキレが足りず振り付け然としてスウィングしていないのが原因だろう、子ども心にも何が良いのかさっぱりわからなかった.....あれはきっと日本に合わせて変化した「踊り」だったんだろう。ひょっとして何々流とか、何々会みたいなものがあるんだろうか?
さてさて、ともあれ夏はレゲエということで少しスウィングした曲を作ってみた。
途中で大きなハーモニカ/12穴のMarine Band/Low C でフレーズを重ねたりしているけどスマホのスピーカーだと認識しづらいので出来ればイヤホン(ヘッドホン)か外部スピーカーで聴いてください。
.....レゲエということで、それっぽいキャスケットを被ってみた。
Swingin’ Reggae
https://youtu.be/qYWpaKECgBg