西村ヒロのハ―モニカと佐々木章のギター。
屋外で壁など無く、後ろは植栽と池という環境の中、まったくのナマ音での演奏。
お客さんの間を歩いたが、数メートル離れるとギターが聴こえづらく、背を向けられている章くんにはハーモニカがまったく聴こえなかったとか。
たぶんそうだろうと、分かり易く身体でリズムを刻んではいたが......。
ギターのサウンドホールの向きで音量が極端に変わるのが興味深かった。
子供たちも楽しんでくれたようだ。
終わって散策していると、浅瀬で小魚を手で取ったりザリガニを釣る少年たちがいた。
地元の方々に親しまれ共生している有栖川宮記念公園、そうあるべく運営されている管理スタッフの方々......愛すべき場所です。
五月はいろいろとイベントやライブが多かった(.....まだ26日の有栖川宮記念公園での屋外ライブが残っているが)。
普段やらない米津玄師やユーミンの曲などのお題もあって新鮮ではあった。
5/20 土曜日に行われた ”Tap Chap,Harp Ⅳ” は タップダンス&とジャズバンドでの ライブも新たな課題の一つだった。
少し前からランニング・タップという走るモードのフレーズをやり始めたものの、これまでの歩くモードからちょいとハードルが上がり、このライブで初のお披露目だったからだ。
第一部の最初に、タップの先生でもある粟村マサル氏と二人だけでタップを踏んだり、第二部の曲中でも。
イベント会場は先に別イベントが入っていて搬入、サウンドチェックは僅か30分。
セッティングして音響バランスを確認して終わり。
その前にスタジオを借りてゲネプロを行ったがダンスのウォーミングアップもソコソコに本番突入。
おまけにTake The A-train に使うクロマチックを忘れてブルースハープで演奏することに.....不慣れでテーマのメロがヨレちまった。
自主練を重ねたこともあり本番ではタップの演目をなんとかクリアした途端に解放されて演奏がいつも以上に楽しくなりテンションも上昇。
バンド・メンバーも煽ったりで粟村氏もグングン上昇し、これまで見た中では最長時間をバシバシと踊っていた。
横で見ていて「え〜っ、大丈夫?まだイクの」てなかんじだったけど、ハーモニカで煽った自分も居た。
いつもながらステージでハーモニカとタップを使いわけるのは忙しいけど、非常に面白いイベント・ライブになった。
たくさんのお客さんが集まってくださり、ステージに近い場所で熱心に観覧。第二部は照明トラブルでステージが薄暗かったが前列の皆さんがスマホのライトで足元を照らしてくださるという微笑ましいアクシデントもあった。
タップダンス:粟村マサル
ハーモニカ、ボーカル、タップダンス:西村ヒロ
ピアノ:加藤エレナ
ウッドベース:程嶋日奈子
ドラム:井上尚彦
場所 東京倶楽部 目黒店