アルツハイマー病の妻は 現在 要介護5で全介助 老健に入所中です
言葉はしゃべれません。食事は全介助です。
10月31日の施設での出来事
オニギリを右手に持って ごく自然に食べてるスナップ写真。
普段は 両手は強ばっているのに ぎこちなさなど全然みられない写真。
5~6年前の写真ではないかと、一瞬目を疑った。
私は アルツハイマー病は確実に進行は するが決して治らない
病気だと理解しています。(見かけは改善したかのように見えることはある)
今回の出来事はどうみても歩行は出来た、食事の介助など無かった
3~4年前の動作です。
もしかして、この様な動作は出来るのにやる気が無かったのか?
と疑いたくなったが、いや、絶対にありえないことです。
しかし、今年の春頃のことです。
妻は この2年間会話は出来ず、言葉は全然しゃべれません。
私が、居室で衣類の交換をしているところに車椅子で
職員さんが連れてきてくださいました。
私は床に座していたので妻と目線が合った。
子一時間食事介助の後だったのに、この日はじめて
私を見たかのような、どうして私がここに居るのかとびっくりした眼差しで。
はっきりと大きな声で 「 どうしたの? 」 と声を発した。
アルツハイマー病で脳のどこかの機能が損なわれて言葉を失った。
と思っていたのだが。
この件も私は奇跡が起きた。失われた機能が復活したと喜びましたが
このとき限りの出来事だった。
オニギリの件も今回限りの奇跡だと思いますが。
また、何かのかたちで奇跡が起きることを願ってます。