妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

味噌汁の味付け「うん!良い味だ!!」

2011-10-25 00:08:42 | 日記

アルツハイマー病の妻 現在 要介護5で老健に入所中です

6年前は 要介護2で 特養のデイを利用してました

その時の連絡帳から

平成17年7月4日(月)デイ休み

一日の大半は、カバンいじりに熱中してました。

カバンの中身を、出したり、入れたり、数10回繰り返します。

PM3:00頃、カバンを持って玄関まで来たので

「今日は休みだよ・・・」と言うと

「行かなくてもいいや!」と言ったので、

ベニマルに直行しました。

 

店内では、品物を選ぶより、カバンが気になって

少し歩いては、カバンを開けたり閉めたりで、

自分は何も選ばなかったです。

 

味噌汁つくりは、私が作って仕上げの味噌入れを

頼みました。

 

経験からか、適量を入れ自ら味見をして

「うん。いい味だ。」と、全部自分が作ったかの様な、

とても満足した表情を見せました。

 

施設からの便り

 

本人が行きたいと言う欲求がある時に、出かけたり、

味噌汁など、本人が出来ることをやって頂くという

旦那様の介護への取り組み、

我々も感心するほどすごいと思います。

 

本人も、とても気分が良く最後に感謝の気持を伝えると

更に、満足感が味わえるのではなかったかと思います。

 

反省

 

味噌汁の味付け

私も「これは美味い!いいあじだ!」

一言誉めてやったら、なおいっそう嬉しかったのに

と反省しました。

認知症介護の基本は本人が安心してもらう事となってます。