妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(40)トイレットペーパー

2011-10-03 00:31:51 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 現在 要介護5で老健に入所中です。

特養のデイサービスを利用してた時の日記です。

平成17年6月7日(金)

最近はカバンいじりの他に、トイレットペーパーいじりが加わった。

50cm位に切っては折りたたみます。

何回も何回も、切って、たたんで積み重ねます。

 

仕事を頼んでみました。

『洗濯物を干して。。。!』 と頼むと半分も干さず、

洗濯機に残したままです。

また、乾かないうちに取り込んだりします。

 

施設からの便り

本日は午前中おやつ作りを、お手伝いしてくださったため、

午後から入浴しました。

また、洗濯物たたみ(バスタオル・タオル類)をとても上手に

たたんで下さいました。

 

本日も3時になり時計を気にされ「帰ろう・・・。」と言ってました。

 

反省

洗濯物を一度に全部運べば全部干すが半分だけ持ってきて

干すと、そこで動作は終わるので残りがまだあるのを忘れている。

カバンいじりや、トイレットペーパーいじりは目の前に

対象物があるから動作が連続する。

いつまでも続く。

 

この頃 「もう1時!」。 「あら2時!!」。 「3時だから帰らなくちゃ!!!」。

と時計を気にしていた。

アルツハイマーの初期は時に対する見当識障害が、まず始めに

見られるとあるが、妻の場合は時計の針と実際の時刻の

感覚に差が無いようだ。

妻には時に対する見当識障害は無いのか??