6月に入った平日、長野県に北アルプスを見に行ってきました。その帰り道、池田町にある道の駅「池田」に寄りました(2021/6/1)。
●道の駅「池田」
駐車場に入ると、奥に薄緑色の大きな切妻屋根をもった建物がデーンと構えていました。軒下には「池田町ハーブセンター」の看板。さっそく店内に。
入ってすぐのところに野菜販売コーナー、その向こうが町内を中心とした特産品や地酒・ワイン、さらにハーブを使った各種製品が置いてありました。「レストランがないんだなぁ」と思って店の外に出たら、この棟の隣りに同じ色の屋根をもった建物がありました。そこがカフェ&レストラン「野のかおり」でした。
駐車場から道路の向こうを見たら、公園のようなものがありました。行ってみたら、そこはハーブ園。ハーブ以外にたくさんの花も植えてあって。写真の右上には、ハーブ園に隣接した畑があり、ラベンダーが植わっていました。うちではすでに満開のラベンダーも、ここでは全く咲いていませんでした。花が咲いたら摘み取り体験ができるようです。
ハーブ園の向こう隅に、濃い茶色の屋根のあずまやのようなものが。
「何だろう?」
行ってみると、ハーブ入り足湯。ただ現在は、新型コロナの感染防止のために使えませんでした。足湯の向こうは、ナチュラルマルシェ・ソヨソヨ。ここは日常の中にハーブのある暮らしを提案しているお店で、各種のハーブ製品やハーブの苗・種を販売していました。
「ハーブづくしだなぁ」
そう思って、道の駅でもらったチラシを読んでガッテン!池田町は1980年代から、町を挙げてハーブづくりに力を入れているそうです。つまり、町おこしの一環として取り組んでいるんですね、ハーブに。
●大雪渓酒造
道の駅を出発してすぐのところに、軒下に薄茶色の杉玉をつるした立派な古民家がありました。
「もしや」と思って、急停車したら、やはり酒蔵でした。建物の中に入ってみると、非常に多くの種類のお酒が並べてありましたが、すべて「大雪渓」というラベルが貼ってあって。
「道の駅で売っていた地酒だ!」
予備知識がなく、迷った挙句、レジ近くにあった4号瓶を買いました。
●この日、買ったもの
左は池田町の製麺所で作られた「池田めん」。稲庭うどんのような細麺ですが、つるつるはしていません。冷やしてざるうどんにしていただきました。リーズナブルで味もまずまず。ただ乾麺が一部くっついていたので、ほぐして茹でました。
真ん中は大雪渓酒造の「蔵出し原酒大雪渓」。封を開けて香りをかぐと、かすかに清酒の香り。口にふくむと、とろっとした濃厚感。飲み干すと原酒らしい喉越し感がありました。
右は北安曇野郡小谷(おたり)村で作った「野菜しょうゆ漬け」。5種類の野菜とシソの実が入っていました。