「やはりなぁ」
あの「米発言」をした江藤拓前農水相のことです。
5月21日の「羽鳥慎一モーニングショー」。
自民党事情に詳しい政治ジャーナリスト田崎史郎さん、「(江藤拓前農水相は)備蓄米放出を全て自分がやったように言ってますが、石破さんが『放出しろ』と強く言って、しぶしぶ受け入れたのが実態」と発言。
目から鱗。
確かにこのお方、グダグダ云うだけで、米価を下げる意欲を全く感じることができませんでした。世間からは「無能大臣」の烙印を押される始末。
かたや小泉進次郎新農水相。
就任前の会見で、「ややもすると組織・団体にあまりにも気を使いすぎて、本来であればもっと消費者、生活者の目線でやってこなければいけなかった改革が遅れている。コメは象徴的な政策」と発言。
農家、JAなど農業関係者の利益を最優先にしてきた自民党国会議員とは思えない発言。至極まとも。
人気が先行し、政治力に大きな疑問符が付いていた小泉氏、仮にコメ問題の解決に成功したら、再び将来の総理候補として注目されるのではないでしょうか。
「夏までに成果を出せるのかな?」
失敗したら夏の参議院選挙、与党は敗北でしょう。「食い物の恨みは恐ろしい」。