への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

迷走台風10号 消滅するようです

2024年08月31日 | 雑記

勢力が非常に大きな台風10号が本州を直撃する予報が出ていました。

 

8月23日(金)の予想進路です(ウェザーニュースより)。

東海地方直撃が予想されていました。しかし、

 

 

8月28日(水)の予報では、

大きく九州方面に外れます。でも、急切り返しで、やはり東海地方にやってくる予想。で、

 

台風対策に着手しました。まず、

ヨシズを巻いて軒下に倒し、庭のを擁壁の陰に隠しました。水・食料は、日頃から災害に備え、十分確保しています。

 

 

8月30日(金)の予想では、

ん? 暴風圏がなくなっている!

 

でも、の心配は大いにあるというので、庭に水路を作りました。

これで万全だ

 

 

8月31日(土)の予想では、

月曜日には熱帯低気圧になり、消滅するそうです。

 

 

各地に被害をもたらした台風10号、当初の予想とは異なり、西に大きく外れましたが、それでも最後は東海地方に姿を現すようです。

ほんとうに困った台風だった

                                        


半世紀前の葛飾堀切菖蒲園

2024年08月29日 | 古い写真

もう半世紀も前、大学進学のために上京し、葛飾区堀切に住みました。最寄りの駅は、京成電鉄堀切菖蒲園駅

 

当時、駅の名前から、近くに菖蒲園があるんだろうとは思っていました。しかし、行ったことがあったのかどうか、記憶がはっきりしませんでした。

 

この夏、古い写真を整理していたら、その菖蒲園の写真が出てきました。

 

 

そうそう、こんな感じだった

この光景は、覚えています。「菖蒲まつり」の時期には、駅から誘導するように、道に提灯が吊り下げられていました。

 

正面突き当りに「堀切菖蒲園」と書かれた看板が写っています。

入口の近くです。菖蒲の時期には、道路の両側にお店が出ていたんですね。

 

当時は、入口に大きな太い門柱が立っていました。

これは、おそらく冬に行った時の写真でしょう。奥に雪つりが見えます。

 

「菖蒲まつり」の時期の園内の光景です。

 

半世紀前の堀切菖蒲園の写真、これを見ると何度か行っているようですね。でも、これを見ても、行った記憶がどうしてもよみがえりませんでした。

 

おそらく菖蒲園の近くに住んでいるということで、そんなに気もないのに、行ってみたんだと思います。

今はどうなっているのかなぁ・・・

                                          


秋ジャガの種芋を買いました

2024年08月27日 | 菜園

ホームセンターのコメリにやって来ました。

実はこの時期、買わなきゃいけないものがあって。秋ジャガ種芋

店内に入ってみると、

 

ありました。たくさん置かれた乾燥ネギ玉ねぎの球根の手前に。

でも、ニシユタカ1種類だけ。しかも、

 

1キロ、748円? ちと、高いなぁ

手に取ってブツブツ言っていたら、その奥にお値打ち品を発見!

 

1キロ未満ということで、398円で売っていました。

数えたら、種芋が8個。植えるところが狭いので、これで十分です。

 

でも、買ったわいいが、困ったことが。

 

小学校の社会科で習ったように、ジャガイモは冷涼な気候を好みます。調べたら、生育期間の平均気温が20~15度。植え付けてから収穫まで、90日を要します。しかも秋植えは、霜が降るまでに収穫しなければいけません。逆算すると、植え付けは9月上旬まで。

 

この猛暑に、残暑予報だからなぁ・・・

 

でも、植え付け時期は守らないと。ということで、土の準備を始めました。

                                         


いい取引ができました

2024年08月25日 | 雑記

への次郎 「値崩してる!

奥さん  「じゃ、買ったら

 

 

頻繁に使っていた広角ズームレンズ、5月から調子が悪くなっていました。

 

おそらく、ここの金属部品。カメラ本体と接するここがおかしくなったんだと思います。

だましだまし使いながら、通販サイトをチェックしていたら、ついに値崩れ発生!  

 

ほら、2か月間、56100円で推移していたのが、先週末に崩れ始め、最後は45364円に。

20%超の値崩れです。奥さんの同意もあり、即購入することになりました。

 

 

通販サイトで買ったズームレンズ(OM SYSTEM M.ZUIKO DEGITAL ED 9-18mm Ⅱ)、昨日、届きました。

 

左が新モデル、右が不調になった旧モデル。

社名がオリンパスから、OMデジタルソリューションズに替わりました。

 

早速、カメラ本体に装着。

への次郎 「よく似合うね

奥さん  「上品だわ

 

 

このあと、試しにパシャパシャ撮っていたら、急に最新の価格が気になってきました。

 

で、サイトを開いたら、

への次郎 「元に戻ってる!

奥さん  「いい時に買ったね

 

底値はわずか3日間だけでした。いいタイミングで、買い物ができました。

                                           


寅さん第9作ロケ地  多治見

2024年08月23日 | 寅さん

ひと月近く続く猛暑日。外出を控え、家にこもっています。

 

数日前、こもりながら寅さん第9作柴又慕情』(1972年夏公開)を観ました。

吉永小百合さんがマドンナを演じた作品です。

 

映画の最後のほうで、吉永小百合さん演じる歌子が陶芸家のところに嫁ぎ、夫と窯場で働いている場面が映し出されました。

 

松竹の公式サイトでは、この場面の撮影地は愛知県春日井市高蔵寺町とされています。しかし、ちびとらさんたち先達によって、この場面は岐阜県多治見市で撮影されたことが明らかにされています。ただし詳しい住所は伏せられています。おそらく個人宅が特定されないように、配慮したのでしょう。

 

 

多治見で撮影された場面を観ていたら、珍しい陶器が映っていました。

 

ここからが多治見で撮影された場面です。

袋を抱えた歌子が近所のおじさんに挨拶したあと、こちらにやって来ます。

 

歌子は作業場にいるのところに入って来ます。

珍しい陶器とは、円の中の陶器です。

 

次の場面です。夫が手元で徳利を作っています。左側には、完成した徳利。

 

再び作業をしている夫を見つめる歌子。右上には、あの珍しい陶器。

このあと、夫の作業が一段落します。

 

作業場から出てきた夫は後ろで、歌子が持ってきたアイスを食べながら一休みします。

歌子は庭で乾かしていた陶器を運ぶ手伝いを始めます。歌子が運んでいるのは、あの珍しい陶器です。

 

何度も出てきたこの珍しい陶器、調べたら燗瓶(かんぴん)というもの。徳利の一種の酒器で、お酒を入れて直火でお酒を温めるものだそうです。

 

 

多治見の焼き物について調べてみました。

焼き物の主な産地は、多治見に4か所あります。市之倉高田(たかた)、滝呂、それに「平成の大合併」によって編入された笠原です。

明治時代以降、陶器産業の近代化と大量生産のために、製品ごとの産地分業化を進め、産業の効率化を図ったそうです。その結果、市之倉は高田は酒徳利滝呂は洋食器笠原はモザイクタイルが中心に生産されるようになったようです。

燗瓶を含む徳利類は、おもに高田で生産されていたんですね。その理由は、高田で採れる土(青土 あおと)にありました。焼きあがると、保水性がよくなるのだそうです。

 

 

1分に満たないこの短い場面、高田で撮影されたかどうかは分かりません。でも仮に、高田で撮影されていたとしたら、山田洋次監督は、高田と徳利の関係を知っていたのではないでしょうか。そんな感じがしてきました。