6月に入った平日、北アルプスの残雪を見るために長野県にやって来ました。白馬村、仁科三湖周辺で北アルプスを見ていたら、お昼をとっくに過ぎてしまいました。
「お腹がすいたなぁ」
●遅い昼食
長野県といえば、そば。そう思って運転していたら、沿道にそば屋さんを発見して即イン。店内に入って分かりました。そこは長野県内でそば屋のチェーン店を展開している小木曽製粉所の大町店でした。
そばは、温かいのと冷たいのがありました。ざるそばは二八そばで、並・中・大の3種類。中は並の1.5倍、大は並の2.0倍。びっくりしたのは、3種類のどれを選んでも、同一価格の550円! で、大ざるそばに、天ぷらかき揚げを2種類注文。
天ぷらは、左が紅ショウガ・人参・玉ねぎのかき揚げ、右が緑の豆・コーン・玉ねぎのかき揚げ。色取りが絶妙です。さっそくそばに汁を少しつけ、一口すすって、またびっくり。
「うまい!」
チェーン店といって、馬鹿にできませんよ、皆さん。 帰ってHPを見たら、自社製粉のそば粉を使って、三立て(挽き立て、打ち立て、茹で立て)にこだわっているとか。そば好きのへの次郎は、このお店を「安い、早い、うまい」そば屋さんと認定します!
●大王わさび農場
小木曽製粉所のそば、けっこうでした。ただ、かき揚げを2つも食べたので、口の中が油っこくなって。このまま高速を走るわけにはいきません。で、安曇野インター手前にある大王わさび農場に寄って、何か冷たいものを買うことにしました。
買ったのは、本わさびソフトクリーム。わさび田の近くにあったベンチに座って、いただきました。「うぉ、かすかにわさびの味」
ところが口の中がまだ、すっきりしません。そこで売店にもどって、黒部ダムの破砕帯の湧水を使ったハサイダーというサイダーを買って、ごっくん。
「おっ、甘さひかえめの爽やかな味」。口の中がやっと、おさまりました。
せっかく寄ったので、わさび田と水車を見に行きました。黒いネットの下では、わさびの葉が茂っていました。流水に洗われて、涼しそう。
左上に水車。川の水量が多いです。
わさび田と水車を見て、駐車場に出てくると、遠くの麦畑が目に入りました。近づいて見ると、麦が黄金色に輝いていて、収穫まじかのようでした。まさに麦秋。遠出の最後に信州の初夏のいい光景を見ることができました。
「満足、満足」
(逆光でうまく撮れなかったので、2年前の写真を載せました。左の一番高い雪山が常念岳)