への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

懐かしい福塩線(1970年代後半)

2024年03月15日 | 古い写真

物置から出てきた古い写真を見ていました。

奥さん  「どこの駅?

への次郎 「福山駅だよ、福塩線のホーム。後ろは福山城

 

写真からは読み取ませんが、電車の前面に付いている行先板に「福山⇔府中」と書いてあります。

 

1970年代前半、福塩線の電車に乗って高校に通っていました。でもこの電車、乗った記憶がありません。調べたら、この電車が走っていたのは、1977年からのわずか3年間でした。

 

奥さん  「じゃ、通学時に乗っていた電車は?

への次郎 「こっち

奥さん  「わっ! きれいなブルーだね

 

3年間乗ったので、雑誌の表紙を見ただけで、撮影場所も分かりました。横尾駅のすぐ南にある踏切を通過する福山行ですね。

 

この電車、戦前に製造されたもの。車内はふんだんに木が使われていて、床、壁、座席の枠などが木製でした。ときどき床に、ワックスが塗り直されていましたが、その時の臭い、いまでも思い出せます。

 

への次郎 「帰るとき時々、気動車に乗っていたよ

奥さん  「えっ!? ここ、電化されてるじゃない

 

当時、一日2本、午前中と夕方に福山発の気動車があったんです(オレンジ線と黄線)。

帰宅時によく乗ったのは、17:53発の気動車(黄線)。実はこの気動車、遠く三次駅から福山駅に走って来て、福山駅から三次駅に引き返し、そこから広島駅まで行っていました。

 

への次郎 「この気動車に付いていた行先板、うちにあるよ

奥さん  「えっ!?

への次郎 「ほらね。三次から福山に来て、引き返して広島に行く

 

この気動車、中学校の同級生が何人か乗っていました。みなさん、どうしているのかなぁ。