への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

ツチノコ、いそうでした 東白川

2023年09月10日 | 遠出

台風が去ったこの日、中央道中津川インターで下におりて下呂方面に走って行きました。

 

下呂の手前で、進路を西にとると、岐阜県東白川村です。ここは白川沿いの谷間の村。人口約2000人、白川茶東農桧の村です。

 

 

道の駅・東白川  

白川沿いの国道を進むと、やがて道の駅・東白川が見えてきました。

奥さん  「えっ!? 『つちのこ村』だって!

への次郎 「そうそう、ここはね、ツチノコがいるらしいよ

 

店内で白川茶、トマトの加工品など地元の産物を見て歩いていたら、

白川茶を一杯、ごちそうになりました。

 

小腹が空いていたので、お店でかわいいつちのこ焼きも買って、

イートコーナーで、いただきま~す。

 

お店で、ツチノコについて情報を仕入れていたら、この先にツチノコを紹介した施設があると聞いて出発。

 

川沿いをしばらく走ると、先の方に…

奥さん  「ほら! あそこじゃない?

への次郎 「ほんとだね、『つちのこ館』って書いてある

 

 

つちのこ館  

駐車場に車を止めて建物に入ると、

1階が地元の物産品の販売所、2階がつちのこ資料館でした。

 

入館料一人300円を払って2階に上がると、

壁に資料が貼ってあり、丁寧に読みながら先に進みました。

 

記述からわかったことは、

ツチノコは全国で目撃されているが、目撃例は東白川村が最も多い。

体長30~80㎝位、黒かっ色・こげ茶色、ビール瓶大の太さ、三角の頭。

一匹で行動、大食い、いびきをかく、ジャンプをする、動きが早い…。

村では毎年、ツチノコ捜索のイベント(「つちのこフェスタ」)をしている。

映像コーナーの奥に扉があって、そこを開けると、

 

ワーッ!!

目撃証言をもとにつくられたツチノコが4体! ギョッとして見ていたら、

 

手前のツチノコが電動仕掛けでビュ~ンと飛び出してきて、

 

びっくりして見ていたら、今度は奥の1体がス~ッと出てきてネズミをガブッ!

奥さん  「すっごくリアルだね

への次郎 「ん!! ここ、間違いなくいるね、ツチノコ!

 

駐車場に出てきたら、こんなものが!

奥さん  「えっ!? 生捕り100万円、亡骸50万円、写真20万円だって!

への次郎 「ここの人たちは、本気だ!!

 

 

親田地区  

高額の懸賞金に目がくらみ? 目撃情報が最も多い親田地区に入って行きました。

 

やがて集落が見えてきて、車を止めると、ここにも手配書!

への次郎 「立派だね、江戸時代の高札板のようだ

奥さん  「間違いない! いるよ、ここに

 

二人で手分けして、草むらや土手をしばらく見て回りましたが、

のどかな農村風景が広がっているだけで、ツチノコの痕跡はありませんでした。

諦めて、

 

さぁ、帰ろうか

来た道を引き返しました。

白川には、ぽつんぽつんと太公望が出ていて、落ち鮎を狙っていました。

落ち鮎のほうが、確実だね

 

 

家に帰って東白川村の公式ホームページを開いたら、平成2年の3例を最後にツチノコの目撃が、ぱったり途絶えていました。

懸賞金も積み重なり、今では130万円を超えたそうですよ。