目一杯の愛情を受けながら、人間とのかかわり方を
学び、その後訓練所に戻って本格的な訓練を受ける、
その非常に重要なプロセスである担い手、里親、
パピーウォーカーが少ない事が問題になっている。
パピーウォーカーになるには、☆室内飼育が可能
☆留守が少ない ☆月5千円以上の経済負担が可能
など、さまざまな条件がある。共働きや集合住宅暮らし
の家庭が増える中、こうした条件が障壁になっている
のか、担い手はなかなか増えないという。
国内で盲導犬を希望する視覚障害者は推計で約7,800人。これに対し、実際に持つこと
ができているのは約1,045人(昨年3月現在)にとどまっている。ある盲導犬訓練所で、
年間25頭前後の盲導犬を安定的に育成するには、育成過程でおおむね6~7割が
不向きと判断されるため、70頭前後の子犬をパピーウォーカーに預ける必要があるが、
昨年実際に預けることができたのは50頭余り。しかも、条件を緩和したり、一時的に
職員自身が預かったりした結果だった。(2月5日WEBニュースより抜粋)
本を読みました
本が嫌いだったのにそれだけは初めて自ら進んで
読破したくらい入り込んだかも
ずっと訓練所で育てらるんだと思ってたから
サーブを読んではじめてパピーウォーカーの助けがいるんだと知りましたね
余裕があれば自分もやってみたいのにな~
「盲導犬サーブ」のこと、調べてみました。
1977年(昭和52年)4月8日に生まれたサーブは、名古屋市の中部盲導犬協会で訓練を受けた後、岐阜県のマッサージ治療院を営む男性を主人とした。1982年(昭和57年)1月25日、岐阜県郡上郡美並村(現・郡上市)の国道156号での誘導中に、雪でスリップして突っ込んできた車から主人を庇って重傷を負い、その傷が原因で左前脚を切断。この事故がきっかけとなって「盲導犬は視覚障害者の身体の一部」であるとの認識が広がり、事故にあった盲導犬にも自賠責保険が支払われるように法律が改正された。
という、素晴らしいわんこです。世の中には人であれ、わんこであれ、素敵な先輩が数多くいるのですね。感動です。