チラリズム。

CHAO、太陽の光を求めて、ベランダ側の窓際へ。昼寝、ならぬ朝寝。

チャオにはレースのカーテンの遮りすら不要。より暖を求めて。

この後、日の光が陰ると、布団の中へ。

東京では桜の開花宣言が聞かれるも、まだまだ寒い、今日この頃。

Fifth Birthday。

ベランダのダンボール内に置き去りにされていた、目も開いていなかった捨て猫が、

5回目の誕生日。記念に僕らは、逗子のイタリアン「ウーナジョルナータ」の塩ケーキ、

カポナータの入ったパウンドケーキでお祝い。お皿にはBirthdayCardと、Helloの

遺影を華やかに彩っている、実家横須賀の植物、ユキヤナギ、菜の花にも似たかぶの花、

ラッパ水仙のうち、ユキヤナギをお皿に添えて。

CHAOはいつものドライフードごはんにウェットフード「まぐろ＆かつお＋ささみ入り」の

大奮発。ウェットフードはシーチキンの缶詰めに似た においがするため、がっつきが

すごい。食欲も倍増。

いつもは食後すぐに寝てしまうCHAO、この日は祝宴が終わるまで寝ずに、

ずっといっしょに記念日を楽しんでいるようでした。

ハロ日記。

1996年、初春。Hello生後6ヶ月、初めて迎える うららかな春の陽気、警察犬候補の

お友達のところへ、ごあいさつ。

まだ躾や災害救助犬の訓練を受け始めの頃、やんちゃの盛り。この写真を撮った後、

あまりに しつこく まとわりつくハローに黒ラブ先輩、ハローの耳をガブリ。初の洗礼を

受け、犬社会のしきたりを学ぶ。

この、耳に切れ目の入ってしまった傷は、生涯HelloのID（identfication）となり、

他のわんこの手本、立派な犬の証、我々の誇りとなるのでした。

若いハロー。からだがプリプリです。

探検中。

飾らないぬいぐるみをしまっておく籠から鏡台、箪笥へ登り、ついにはワードローブの

ドアの上まで。登ったはいいが、降りられないで、オタオタ。抱っこして降ろしてあげる始末。

断捨離でぬいぐるみ籠を鏡台横に置いたことで家のレイアウトが変わったため、

ドア上部まで階段形式に登るという、CHAOにとって新たな試みに挑戦。

やれやれ、世話が焼ける。

祈り。

さまざまなものごとが、いろいろないみで、もとどおりよりももっと、しあわせになりますように。