毎年この連休は、やれ年賀状の準備、それ大掃除前の掃除・整理整頓など、
あわただしくてクリスマス気分には、ほど遠い。
例年はこの時期にとりかかる年賀状が、デザイン案の検討から印刷まで3日から5日
かかっていたが、今回は例年の基本デザインをベースに写真をチョイスするシンプルな
工程に割り切ったため、2~3時間で完成。それでも撮りためた写真からBest Shootを
チョイスしたり、ロゴや書体の微妙な位置関係のバランスを決めるのには、なかなかの
労がかかった。
悲しいのは、今回作成の年賀状にはHelloがいないこと。ハローのいる年賀状も
検討したが、さんざん悩んでやめることに。
2012年からCHAOが主役の年賀状。ハローがいないのはさみしいけど、我ながらなかなか
いい出来栄え。
※ひざ上Shoot。年賀状はこんなブサショットではありません。あしからず。。
「真冬並み」などと予報されるほど急に冷え込んだり、はたまた9月中旬の気候と
ばかりに小春(秋?)日和のような陽差しが戻って汗ばんだり、寒暖の差が激しかった
「秋」らしからぬこの季節も、気付けば今や12月。春夏秋冬、季節の変わり目ごとに
寝床を変えてきて、今期で6回目の四季を迎えるCHAOにも、ちょっとした変化が。
チャオにとって皮膚炎、好酸球菌はアレルギー、いわば持病のようなもの。
だったらその都度病院で強いステロイドをもらって治療をするよりも、自然治癒を待つ
ほうがいいかもしれないと対処療法も試してみたため、それだけエリザベスカラーをした
生活も長くなってしまった。
例年この季節になると、チャオは布団の間に潜って暖をとっていたが、今期は布団に
潜らなくなった。もしかしたらカラーが邪魔で潜る気がなってしまったのかもしれない。
カラーをしていなくても、寝床・居場所は布団の上。
そんなチャオ、自分の寝場所を決める時に、左右の手でかわるがわる布団を押す仕草を
するようになった。猫を飼っている飼主等、猫通から聞くに、これは、赤ちゃん猫が母親の
ミルクを飲むときに母親のお腹を押す仕草の名残と聞いたことがある。
猫がする、有名で愛らしいこの仕草をほとんどしたことがなかったチャオは、食後の居床、
昼寝場所、休憩場所、寝床を布団の上に求める度に見せるようになった。
この仕草は、生後早くに親猫と離れて、親猫との生活がほとんどないためチャオの記憶
にはないものと諦めていたが、ひょんなきっかけから封印開封。5歳の今になって、生後
間もない頃の習性がよみがえった様子。嬉しいのは、チャオにも母乳を飲んだ記憶が
潜在的にあるかもしれないこと。
今やすっかり自身を猫だと思っていない風なフシがある、内弁慶で箱入り娘的に育った、
いわゆる「(人工)ミルク飲み猫」「室内飼い猫」も、どうやらDNAは普遍。この輩は猫である。