踏み出し

今日もキキと自転車の練習をしました

走っている限り，まぁ倒れなくはなったキキ
でも肝心なことがまだできません

よくTVや漫画なんかで自転車の練習をしていて，補助者がこっそり手を離しているのに運転者が倒れず走っている画が表れて
「乗れた」
なぁんていうのを見かけますね

でも本当に大事なのは実はそっちではないです
一番難しいと私が感じているのは
停まった状態から走り出すこと
です

キキにはまだできません
これができないと実際には自転車に乗ってどこへも出掛けられませんよね

だって
出発から終点まで一度も停まらずに走ることなんてレースにでも出場していない限りあり得ないですから

倒れず乗れても
ブレーキをかけて停まれても
停まったままの状態をキープできても
独りで走り出すことができなければ…

今日も30分くらい練習しました
キキのような人物にとって，それだけの時間一つのことに取り組めるだけでも確かに素晴らしいのですが，結局今日も目立った成功はないまま練習を終えました

前途多難
まだ続くようです

 

勝手に下校

土曜日はスイミングの日
そして天気さえ良ければキキの訓練の日です

今日は天気も良く比較的温暖でしたね
ということで，スイミングが終わってからキキが通う予定の小学校まで行きました
先週も行ったのですが，自転車ででした
先週の反省もあった今日は徒歩で行くことに

小学校の校門の前でキキに訊きます
「ここから公文に行ってごらん」
「おお～」
前に立って歩き出します
ちゃんと公文に着きました

「ここから児童館に行ってごらん」
「おお～」
こわごわ歩き出します

途中に信号付きの交差点があるので
「どうなったら渡っていいのか，自分で考えて渡りなさい」
と言い付けて黙って見ていました
キキは他の歩行者の動きを眺めながら渡っていました

何となく景色を覚えているらしく，一応児童館に着きました

今日の下校訓練は終わり

あと１か月
何とか間に合うかなぁ

 

押しのける

今日キキは保育園登園直後からサッカーをしていたらしいです

以前勘違い（ルール無理解）から揉め事を起こした競技ではありますが
「キーパーはやらない」
と決心したお陰で，ここのところ楽しく遊んでいるようです

さて，保育園には０～５歳児までが共存しています
登園直後から外遊びをしているのは２～５歳児ですが，５歳児男子の場合は活動範囲が広く，大体園庭全域を駆け回っているようになっています

今日も２歳児５～６人が『ボール遊び』をしていました
キキ達は３人から始まったサッカーを徐々に仲間を増やしながら続け，他の年齢児，特に”競合”していた２歳児を隅へと追いやりながら陣地を拡げていったようです

今回はキキに限った話ではなかったわけですが
お兄ちゃんなんだから，小さい子を押しのけるって

と思いますよね，普通

 

字で激突!!

キキと激しくやり合ってしまいました

基本的に私はあまり怒らないのですが，今日はちょっと我慢できなかった感じです

公文の宿題をしていたのですが，意外と進んでいるキキは，『カタカナの書き取り』でした
ちなみにミ～は『ひらがな４文字の言葉』

さて，キキは読めるのに，見たとおりに字を再現できません
ヤ
と書くはずのところを
カ
のような字を書くので
「ヤは，左から右に傾けて縦棒を書くんだろ」
と注意してばかりでした

でも，一向に直りません
何度目かに，まずキキが爆発
「簡単な漢字だったら書けるんだ」

はぁ
とは思いましたが
「じゃあ，何でもいいから書いてみろ」
と言っても何も書けません

「ヤなんて書けなくたっていいだろうが」
と言うので
「小学校で字の練習なんて，あっという間に終わって，あとは置いて行かれるだけだぞ」
と返しました

もの凄く膨れていました
その後はもう，カエルかハムスターのような顔をして取り組んでいたキキ

でも，今日でちゃんと”ヤ”が書けるようになりました

 

角を曲がる

土曜日はスイミングの日です
例によってキキを独行させ，私は20分遅れで出発

独りで漕ぎ出すことはできないままですが，まぁ一応乗れるようになったので，帰りは自転車に乗らせようと，腰を曲げ曲げキキの自転車を押してスイミングスクールへ

帰り道は下り坂が多いため
「ちょっと停まんないって」
「少しずつ，ずっとブレーキをかけてろって」
なんて調子で下っていきましたが，曲がり角に来たため
「キキ，そこの角を左だぞ」
と声掛けすると
「分かってるって」
と言いながらハンドルを切りました

が…
別に猛スピードで突っ込んだわけでもないのに，キキの乗った自転車は角を曲がり切れず，あえなく左斜め前方の電柱へ向かって行きました

道路から起き上がったキキが一言
「自転車が左になんて曲がれるわけねぇだろが」

って，おいおい

 

眠れぬ昼

キキ達の入学準備も佳境に入ってきました
もちろん，一番進めるべきは我が家での準備ですが，保育園での準備も結構大変なようです

以前にも記事にしましたが，キキのクラスは保育園で昼寝をしていません
その関係で，キキの”昼寝無し生活”を退行させないために，休日もミ～は寝せつつもキキは起こしておく苦労をしています

まぁ，それはともかく，２時間弱にも及ぶ昼寝時間中，キキ達は
お絵描き
字の読み練習
字の書き練習
などをして過ごしているそうです

保育園の場合，教育機関ではないので，基本的に勉強をさせる場所ではないのですが
「保育所出身の子は読み書きができないまま小学校に来る」
と小学校が苦情を言うそうですから，大変な世の中になったものですね

キキも
読むだけなら漢字仮名交じり文でもルビさえあれば平気だし，ひらがなカタカナ文はスラスラです
書く方は，カタカナは苦手ですが，ひらがなは書けます

今後
時計の読み方
簡単な計算
も始めるそうですが，いやはや，楽じゃないですねぇ

 

ブランコ

意外な程暖かかった午後

キキとミ～を連れて薬局へ行きました
私用に目薬と，二人用に好きなお菓子を買って退出

ミ～が
「お散歩はお店じゃないの」
と文句を付けます

実は
「お散歩に行きたい」
というミ～に対する措置として家を出た経緯がありました

仕方なく，いつもは行かない公園へ
キキは何故かブランコへ走って行き
ミ～は遊具も付いた滑り台へ

キキ６歳１か月半
ブランコは独りで漕げません
だから，今日も
「お父さん，押してよ」
と言われたのですが
「漕ぎ方を教えてあげるから，自分で動かしてみなさい」
と，実演して見せました

ということを，実にもう２年も繰り返してきたのですが，一向にできないまま来ました

ところが
「おおっ」
グングン高くなっていく
という程ではないですが，尻すぼみに停まっていくわけでもなく，微妙に勢いが付いていく感じではありませんか

「スゴイスゴイ，その調子でもっと頑張れ」
「おっしゃ～」
掛け声は勇ましいですが，なかなかスピードは出ません

でも
何と30分近く停まらないで漕ぎ続けたキキ

そんなにブランコばかりで楽しかったのでしょうかね

 

ボール遊び

朝方は結構な雪でしたが，屋根や塀の上からは，もう消えてしまった感じですね

午後から，キキを連れて児童館に行きました

先週記事にした問答相手の職員は今日はいなくて，児童館の建物に入るなり
「もしかしてキキくん」
と言われてしまったキキ

何故か既に”衆知の人”らしいです

雪で足下が悪いせいか，今日は来ている子が少なく，屋内遊技場も空いていました
「キキくん，こっちで遊ぼうよ」
指導員に誘われるまま遊技場に行くキキ
「ボール遊びしようか」
と言われ，素直に頷くキキ

大人しいのは，この辺まででした
最初は指導員と二人でしたが，そのうち３年生の子が２人来て，一緒にサッカーのような遊びを始めたキキ
何度も書いているとおり，キキは年上好きです
指導員が，キキは保育園児であることを告げているせいもあって，大いに手加減しボールを譲ってくれているのをいいことに，キキはかなりやりたい放題でした

30分ちょっと経った頃，そんなキキに苛立っているような感じが見えてきましたが，うまく指導員が休憩にしてくれたので，キキを連れて児童館を辞しました

ある意味結構危なかったかも

でも，慣らしておかないと，４月以降大変ですしね

 

スイスイ

今日もキキと二人で自転車の練習をしました

最近は，棒を持ってキキの後を付いていく旅が多かったのですが，だいぶ手を離しても倒れないようになったので，今日は家の前を何回も往復して独りで乗れるようになるまで続けるつもりでした

でも，手を離した初回から
「お」
私が手を離したと知っているにもかかわらず，キキは倒れないで走って行きます

ただ，ビビリ屋なために，さほどスピードは出せず，そのせいで失速して倒れてしまいましたが
「少しくらい速く走っても危なくないから」
とか
「とにかく真っ直ぐ走らないと」
とか声を掛けましたが，速くは走れないし，ハンドルを保持する力か気持ちがなくてグニャグニャ曲がってばかりです

それでも，一応は独りで漕げるようになったので，次の段階です
「さあ，今度は停まっているところから独りで漕いでみよう」
と，停まった状態からの漕ぎ出し方を教えてやらせたのですが，これが全くできません

両足の爪先が地面に着くので，そんなに身体に合っていないとも思えないのですが，私が手を離すと，停まったまま自転車にまたがっていることすらできません
ムムムムム

一難去ってまた一難

 

児童館へ

スイミングが終わって，キキと二人で歩いて児童館へ行きました

何故か？

児童館の利用登録申請書を出した際に，キキがリハビリを受けたり，発達支援センターで相談を受けたりしていること，それからキキの行動様式について書きました

後で
「そんなこと聞いてない」
ということになるのは，お互いつまらないですからね

ところが，児童館側からは
「これを書いてくれ」
と，キキの”扱い方”についての書類を書くように言われました

今日はその書類を出しに行ったのです
キキは児童館の遊具で遊ばせておきました

結構理解の有りそうな館長はいません
書類を渡すと，記入欄を点検し始めて
「主治医の記載がない」
「主治医は，いませんから」
「児童相談所の記載がない」
「相談したことないですから」
「でも，発達支援センターに行ったんじゃ？」
「児童相談所ではないですよね？」
「はあ」

やはり，根本的な勘違いがあるようです

キキは診断を受けたこともないし，ましてや判定を受けたり，手帳を交付されたりしている人ではありません

だから主治医もいないし
児童相談所に行ったこともありません

微妙な，非常に微妙な領域を綱渡りしている
そう
『塀の上の人』
です

実際記入している最中の話ですが，明確な発達障害児に対応するための書類では，キキの微妙さを表すのが難しかったのも確か

いろいろな意味で
困った人
なのですねぇ

 

メダルをGet !!

インフルエンザ罹患３日目
熱は昨日から平熱となっているキキ＆ミ～は，連れられて一番近くの生協へ行きました

「好きなお菓子を３個まで買っていいよ」
と言われ，おのおの散っていくと
「おおおおおおおおおおおおお」
キキの雄叫びが

何と，超絶大人気沸騰枯渇中のオーメダルが何となく売っていたようでした

ガチャポンはいつも品切れ中で，おもちゃ屋は『オーズグッズは抽選で販売します』なんて張り紙がしてある昨今です
決して小さくない奇跡

「３つだよ」
ラムネ菓子におまけが付いている，いわゆる食玩です
でも，実態は
オーメダルが主
ラムネ１個がおまけ

そんな”お菓子”を３個買おうとしたキキ
「……」
発言を覆すわけにもいかず，３個買ったそうです

まあ，とにかく良かったね，キキ

 

ホントにか！？

昨日は大いに焦った次第ですが，さて，今日はどうだったでしょう

ミ～は，タミフルを飲んでいるせいか，せいぜい微熱程度しか出なかったようです
キキは，「予防にタミフルは渡せない」と言われたために，一晩”放置”しましたが，微熱さえ出ていません

ってことは，キキはインフルエンザになんか罹っていないんじゃ
とも思いますが，いずれ濃厚接触のキキが，外界，ましてや保育園に行くことなどできませんから，明日も当然在宅です

普段から元気いっぱいで，ケンカばかりしている二人
熱があるとテンションが上がり，さらに元気になります

結局，平時病時に関係なく
二人が静かになることはないのですね

はぁぁ～