年の瀬

今日で2010年も終わりですね

いつも騒ぎが発生している我が家
今日も結局は騒ぎが発生しています

慌ただしい年末を迎えていますが，この１年を振り返ってみると，いろいろ感慨もあります

例えば，去年の今頃は，キキの奇行が少々収まったようだと思っていて
「このまま数歩遅れても他の子のようになるかな」
なぁ～んてことも考えていました

結果は…
微妙も微妙ですね
ある程度追い付きつつある分野もあれば，表面上は何の進展もないように感じる分野もあります
それに加えて新しい問題も生じつつあったりします

一番私と妻を落ち込ませるのは
「この人，この調子で絶対学校でもやっちゃうな」
という行動が一向に収まらないこと

保育園の同級生も６歳にもなれば
「キキくんはどうして，朝の会の時いなくなったりするのかな？」
とか
「キキくんはどうして，給食の後にいなくなったりするのかな？」
と思っているはずです

これまでも書きましたが，キキ本人に訊くと，当然キキなりの理由はあります
勿論６歳児の理由としてはもはや通用しない理由でしたよね

３年連続で
年の瀬に思うことは大して変わらないです

この人，一体来年どうなってしまうんだろう

 

コア

今日はキキと二人で【ムービー大戦2010】を観に行きました

昨年の年末にも二人で映画に行きましたが，その時はコロナワールドでした
今回はMOVIX仙台です

初回の9:30からなので，９時過ぎに連絡通路からPart２へ突入(Part２の１階は開いていませんでした…)

一気にPart２の４階まで行き
「お父さんは券を買ってくるから」
とキキに言い残して列に並びましたが
「あれ」
いざ券を買って辺りを見回してもキキがいません

「……」
こんなのはニチジョーチャメシゴトです
別に慌てたり焦ったりはしません

４階と５階を一周ずつして，ついでにトイレで用を足して，４階の２周目に入ったところで捕獲
「何でいなくなるんだ」
「おとうさんをずっと探してたんだって」
また逆ギレかよ

そんなこんなで映画鑑賞が始まったわけですが，興味のあるコトには気がブレないキキ
別に立って歩いたり，奇声を上げることもなく，せいぜい前の席に寄りかかったり，座席に正座していた程度です
まぁ，相変わらず勝手に立てた自分の予想を普通の音量でしゃべることは止められないようですが

映画鑑賞も終わって
「ミ～ちゃんが泣いちゃうから，おみやげを買うんだ」
と言うもので，ミ～のために絵本を買い，もちろんキキの分も買わせられ
「電車と地下鉄のどっちで帰りたい？」
と訊いたところ
「電車」
というので，長町駅前まで歩き，昼食のためにサイゼリアへ

長町駅から電車→地下鉄と乗り継いで帰宅

徒歩場面では脇目もふらず歩いた場合の４，５倍()の時間をかけて寄り道満載だったキキ
でも，まぁ，楽しい１日だったね
お父さんも楽しかったよ

 

掘った芋いじるなぁ？②

「やる」
と本人が言うから買ってきた時計のワーク
１ヶ月以上本棚に放置されていました

ところが突然それを持って私のところへ来て
「時計の勉強する」
というではありませんか

自分で勉強をしたいと言うときはやらせることにしているので（皆さんそうですよね）
「いいよ」
と答えてワークを開きました

「短い針を先に読むんだよ」
と教えてから，１時の絵を見せて
「これは短い針がどこにある？」
「１」
「こうなっているときは”１時”なんだよ」
次に，２時の絵を見せました
「これは短い針がどこにある？」
「２」
「じゃ，何時？」
「２時」
「そうだね」
という具合に11時までは順調にいきました

短い針と長い針が12のところで重なっているのは何時ですか？
もちろんそれは12時ですが，絵で見ると，短い針は長い針に隠れて見にくい感じです
「これは？」
「12時」
「お，そうだね」

この後順番をメチャメチャにして再び12時について訊いてみましたが
「12時」
と答えました

11の次だから12と答えたのではなさそうですね

 

ちょっと雪遊び

昨日１日中降っていた雪は今朝もう降っていませんでしたね

日曜日はまずテレビ鑑賞から始まります
朝食を食べ終わった人から『ゴセイジャー』
続いて『オーズ』
そして『プリキュア』
これで９時になりますね

それから買い物に行きます
帰宅すると10時半くらいでした
それから昼食までの間，少し庭の雪でキキとミ～と遊びました

ミ～は砂の代わりに雪で型抜きをしたり平和な感じで
キキは両腕で雪を掻き集めて大玉を作っているつもりのようでした
私は二人から離れ，こっそりと雪玉を転がしながら雪だるまを作っていましたが，あっという間に見付かってしまい，３人で耳を付けたり，石の目を入れたりして，『くま』のようなものを作ってみました

ミ～は大喜びで
「これは雪のくまさんって名前だよ」
と言っていましたが，キキは
「そのままじゃねぇかよ」
とつぶやいていました

６歳児，４歳児に突っ込みを入れるの図

 

雪道

今日は一日中雪でしたね
まぁ，別に積もりませんでしたけれど

さて，先週は独りでスイミングに行き，充分な成果を上げてきたキキ
ただ，先週の土曜はちょっと寒いだけで条件的には良かったと思います
それと比べて，昼を過ぎてもなお雪が降り続く今日は…

「今日も独りで行ってみるか？」
「うん」
「じゃ，頑張ってみろよ」
「任せとけ～」
という感じでキキは雪の中毛糸の帽子をかぶって出掛けました

今日も後刻こっそりロッカー室へ行ってみると，バッグとコートとその他の服が３つのロッカー別々に入っていましたが，まぁ時間は間に合ったようだし，95点かな

進級試験には３ヶ月連続で落っこちたため，ちょっと不機嫌だった帰り道

朝から振っているためさすがに５㎝くらい積もった場所もありましたが，ブーツを履いている今日は果敢に突っ込んでいくキキ
「おりゃあああああ～～～」
と

脇目もふらず歩けば10分くらいの道のり
今日の帰りは35分もかかったね

でも頑張った
決まった時間まで行かなければいけないと解っていたし，別に決まった時間なんてない帰り道だとも知っていたんだものね

明日も雪が残っていたら，いっぱい遊ぼう

 

一周年

今日は12月22日ですね
そう，キキの６歳の誕生日でもあり，昨年の12月22日から始めたこのブログの開設一周年でもあります

お誕生会は既に先週終わっていますが，今日はたまたま保育園のクリスマス会だったらしく，誕生日という日にな組み合わせ
保育園からは
「キキくんが…」
という話は聞かされませんでしたが，まぁ，多少の立ち歩きや消去はあったのでは，と思っています

普通誕生日といえばケーキですね
でも
ミ～の誕生日の記事でも書きましたが，生クリームが食べられないキキ
ケーキというわけにはいきません

ということで，冬なのに31アイスクリームのアイスケーキとなりました
「これなら食べる」
といつになくはしゃいでいたキキ
一方でミ～は，一応食べていましたが
「あげる」
と結局は半分しか食べませんでした
ケーキと同じサイズのアイスは冬にキツかったかも

夕食後，キキが欲しいと言っていた『スーパーソニックランナー』を渡しました
「ぃやっほ～」
と言いながら組み立ててシールも上手に貼っていたけれど
キキとミ～が眠りの国に去った居間には，徹底的に分解されたスーパーソニックランナーが四散していました

いずれにしても，おめでとう，キキ

 

キーパー

先週の事件
ようやく謎が解けてきました

どうもキキは自ら進んで
「オレ，キーパーやる」
と言ったらしいのです

サッカーという競技の宿命として，ボールはキーパーの所へ蹴り込みます
「オレを狙って蹴ってくる」
というのも，ある意味当然のことではありませんか

結局それは
キキを狙って蹴られたボール
ではなく
狙ってボールを蹴る辺りにキキがいた
と評価せざるを得ません

結局キキは，キーパーって何なのか解らないまま志願し，キーパーの宿命としてボールの的になってしまっていたようです

う～ん
無知の者は火傷がひどいと言いますが，全くそういう思いを抱いてしまいます

でも，待てよ
ということは…

やっぱり，あの事件って
キキの逆ギレ
じゃないか～～～

またかよ

独り立ち

思えば今日のキキ
朝から違っていました

いつもならミ～を泣かせるだけの午前を過ごすはずの土曜
今日はお菓子を持ってきてあげたり，人形遊びに付き合ってあげたり

昼食が終わって冗談のつもりで
「今日は独りでスイミング行ってみる？」
と訊きました

「紐結べねえよ」
キキはスイミングパンツの紐を結べないのです
「家から履いていけばいいよ。お父さんが結んであげるから」
「じゃ，独りで行く」

「絶対付いてくるなよ。付いてきたらぶっ飛ばす」
精一杯強がってから出掛けていったキキ
私も敢えて後をつけませんでした

スイミングの授業が丁度始まる時刻にロッカー室へ行ってみました
ちゃんとロッカーに服が”丸めて”置いてありました
まあ90点

授業が終わってからもわざとロッカー室に行かず外で待っていました
キキはちゃんと頭を拭いて出てきました
いつもはビチャビチャの状態でした

何だ，やれば何でもできるんじゃないか，キキ

これからはこんな調子で独りで行かせてみましょうね

 

バケツ

今日キキは，みんなとサッカーをしていたそうです

しかし，ある子が立て続けに２度キキの顔面にボールをぶつけたため
「」
とばかりにキキは，わざわざ用具置き場に行ってバケツを掴んで引き返し，その子の頭をバケツで叩いたとのこと

「○○くんが，オレの顔をねらって蹴るからだ」
とキキは保育士に説明したらしいですが，何故そんなことになったのかは，キキに訊いても判らないので，実は相手の子の話次第なのですが，泣き出すと止まらなくなるタイプの子だったために，結局は判りません

まぁ，周囲にしてみれば
「キキくんは乱暴だ」
が固定観念で
「キキくんが悪いんだ」
が定説でしょう

大人の目からすれば，ほとんどは『勝手な理屈』にしか思えませんが，キキの行動は彼なりの理由があって起きています
衝動的に見える振る舞いも，考えあってのことなのです

担任の保育士は，一応理解してくれているようなので，一方的にキキを叱ったりはしなかったらしいですが
「今日ね，キキくんが○○くんをバケツでたたいんだよ」
トラブルの理由は述べず，あったことだけを他の子達が家庭で報告したりしていることでしょうから，何かある度に周囲の目が冷たくなっていくことを予想するしかありません

本当の原因には，皆さん興味ないですしね，実際

 

口に負傷

キキが口の中を切りました

何故？

キキはカラーペンの尻を噛んだまま歩いていたら，口の中に刺さったとのこと

は？

何やってるんだ，こいつ
とは思いませんでした

何故なら
「口に何かくわえたまま歩いたり走ったり寝ころんではいけない」
ということは口が酸っぱくなる程，耳にタコができる程言っています

だから，今日の話を聞いても
「やっぱりな…」
くらいにしか思いませんでした

実はキキがくわえていた物で口を怪我したはの２回目
以前には歯ブラシをくわえていて，歯ブラシの毛で口の中をザシュ～ッと
ナイロンの毛で怪我をするというのは考えただけで痛そうでしたが，やはりそのときも可哀相ではあっても意外な感じは微塵もしませんでした

予測できない行動を取るキキ
予測できる結果に至るキキ

いやはや……

 

発表会③

劇までは，どうにかしのいだキキでしたが，プログラムの最後は最上級生による終わりの言葉

ただ
「これで発表会を終わります」
と声を揃えるだけではなく，横２列に整列したまま，一人ずつ詩を暗唱することになっています

さてさて，どうなることやら

実際始まってみると
キキは始終手を動かしています

自分が暗唱している間は，あまり気が逸れないのでしょう，両手を組んでいるくらいでしたが，他の子が暗唱しているときなどは，一人だけモゾモゾモゾモゾと動いているのが明瞭に判ります

しかも，後半になってくると，何も入っていないはずのズボンのポケットを探るという怪挙に出てしまい
「あの子落ち着きがないなぁ」
と会場の全員が確信したことでしょうね

それでも，脚を動かさなかったので，その場にずっと留まっていました
それはある意味キキの成長なのでしょうが，本番のステージだったことを考えれば，普段はとっくの昔に”消去”してしまっているのは120％明らか

オープニング90点
劇70点
エンディング35点
平均65点

かなぁ

 

発表会②

キキは１回の例外を除き
”本番で帳尻を合わせる”
を繰り返してきた人です

今年の役は『火焔山の火の精』です
側転などをした上で，台詞もあるし，ナレーションまでしなければならないということになっていて，出ずっぱりですが，殺陣が中心の三蔵法師一行より厳しいかも…
と思っていました

役の決め方は，くじ引きだったそうです
「カッパがいい」
と，いつだったかキキが言っていたことも不安要素

さあ，キキの出番です
台詞も側転も，まぁまぁ及第点でした
相方が比較的相性の良い男の子だったのが幸いしたのでしょうね

ステージの張り出しに移動してのナレーションは，一部失語する場面がありました
後刻聞いてみると
「おじいちゃんが見えたから」
とのこと

う～む，さもありなん

でも，まぁ，60点くらいかなぁ，ナレーションは

クラス全体としても，なかなか良い仕上がりでした

 

発表会①

今日はキキにしてみれば最後の『発表会』でした

これまでの練習風景は，いつもの調子で
「キキくんは自分の出番以外はホールにいるのがやっと」
という趣旨の話を聞かされる毎日

ミ～でさえ
「おにいちゃんが後ろの方で遊んでた」
「おにいちゃんがステージのカーテンで遊んでた」
と教えてくれていました

さて…
オープニングから最上級生のキキは出番があります
ただ，３～５歳児全員による歌や開会の辞なので，最後尾向かって左端に配置されているキキは大して目立つこともなく，実際周りの子達と大差なくやり遂げているようでした
逆に，ミ～は最前列で恥ずかしいのか，ちょっと口の開きが足りない感じ

今年のプログラムは最後の方に兄妹の出番が集中するようになっていて，前半から中盤にかけては，ポカンとして観劇している状態でいられました

プログラムも残り３つ
ミ～の出番です
別に志願したわけではないというネズミ役
一応台詞もあって，少々早まった振る舞いなどはありましたが，まぁ，４歳なりたての子としては良かったように思います

さあ，キキの番
それは，明日。。。

 

良いのか悪いのか・・・

秋を過ぎた頃から，キキの関心を占めているもの
それは

です

10月に私が千葉に出張した時，乗換の時間が結構あったので，東京駅地下のテレ朝ショップに行き，オーズの小銭入れを買い，お土産としてキキにあげました
ちなみにミ～には，キティのボールペンです(こっちの方が高価です)

元々お金に関心があるようだったキキ
こどもチャレンジのエデュトイだった，しまじろうの財布に本物の小銭を入れて首から下げていました
それをこのお土産以来，本格的にお金に目覚め
「○円入ってるんだ」
と言って独り悦に入っています

ほんのわずか前まで小銭を見ても，それが何円硬貨であるか判らないでいましたが，今は
「これは10円」
「これは100円。ガンバライドが１回できるんだ」
「この500円があると，ほねほねザウルスのフィギュアも買えるよ」
などとすっかり判別が付くようになったどころか，『それで何が買えるか』が解ってしまったキキ

金銭感覚が付くのはいいことでしょうね
でも，何か違う感じもします

実際彼の言動を見ていると
キキは一番肝心な
「お金はどこから来るのか」
が身に付いていないまま，とにかく小銭入れの中身が増えることを切望しているようにしか思えません

ムムム

 

就学前検診

キキが進学予定の小学校へ行ってきました
理由は
就学前検診を受けるため
ですが，他の子達と違って，この人については不安が付きまといます

そもそも，キキが「塀の上を歩いている」ことに気付いた切っ掛けが３歳半検診でした
あれから２年半
同年代の子達が大勢集ってくる場所が初めて行く場所なのですから，キキにとって落ち着いていられるはずがないのです

さて
私が小学校６年生の時に手伝った就学前検診では，子ども達だけを引率していました
現在は，親がピッタリと付いて回る形式とのこと
このおかげで，懸念していたような事態が起きないまま無事検診は終わったそうです

でも
「気になることがあれば申し出てくれ」
と前置きされていたために，キキがＡＤＨＤ又はＰＤＤ或いは両方の疑いを掛けられていることを黙っているわけにもいかず
「実は…」
と独り（二人？）別室へ行って話をしなければなりませんでした

「そういう系の子は在校生に１人いる」
「対応できる職員を在校生と分け合うことになるだろうから，保育園時代のような対応は難しいかもしれない」
「キキくんは入学後しばらくは校内探検をするでしょうね」
との発言があったそうです

一般に流布している”発症率”からすれば，300人もいる在校生に１人しかいないというのは驚きでしたが，言葉の端々から察するに，どうも明確な症状が出ている子のようで，キキの如き微妙な感じではないみたいでした

入学予定者は70人
保育園時代の５倍以上

ムムム