闘い好き

キキは誰もが認める暴れ者です
塀の上を歩いているせいもあるでしょうし，元々の性格も当然あるでしょうね

ジェンダーフリーが進みつつある世の中に配慮しつつも，”男の子っぽい”と評されるようなものは大抵キキの好みです
自動車
電車
昆虫
恐竜
ヒーロー
などなど

中でも今はやはりＷですね
でも，ほかのものも決して興味を失ったのではなさそうです

さて，ミ～が人形にタオルを掛けて
「ねんねん」
「ぽんぽん」
とか言いながら遊んでいるのと違い，キキの人形遊びは
「ドカバキ」
「マキシマムドライブ」
「ボカ～ン」
「しんだ」
という過程をたどる『闘いごっこ』です

負けた方の人形は実際にバラバラになってしまいます

私の母などは「やめさせた方がいい」と言いますが，別に危険な遊びとは思っていませんからそのままにさせています

それではマズいのかな

身体が勝手に

キキは２度目の作業療法を受けてきました

今日も初回と大差ないメニューだったらしいですが，作業療法士から言われたのは
「キキくんは無駄な動きが多いようですね」
「キキくんは考えるより先に身体が動いてしまうようですね」
「考えてから行動できるようになれば落ち着きも増すのでは」
ということ

はぁ
つまりそういうことなんですね

不思議と怪我はおろか転倒さえもあまりしたことのないキキですが，脱兎の如き動きを見せるのは確かで，あれでよく転んだりぶつかったりしないものだと感心するくらいです
しかし，こうもはっきりと「頭より先に身体が動く」と言われてしまうと，笑ってばかりもいられません

作業療法は次回から『考えて動くための作業』へと移っていくとのことですが，相変わらず作業中は何を目的にしているのか判らず，今後ともそうなのかちょっと気になるところです

一応キキには
「キキがみんなと一緒に頑張れるようにする勉強をしに行く」
と伝えてありますが，５歳児に対しては，あまり勉強色・治療色が前面に出ない方がいいのかもしれず，元々，遊んでいるように感じさせる療法計画なのかもしれませんね

次回に注目したいところです

及第か

今日は進級式でした

１２月２２日生まれのキキは，生後４か月に達していないとの理由で４月１日から入園できなかったため，０歳児での入園式には参加していませんが，１～４歳児での進級式には参加しています
余談ですが，同じ１２月生まれでも初旬が誕生日のミ～は何故から４月１日から入園できました

さて，キキの５回目の進級式ですが，非常に危惧して迎えました
先月末の記事を御覧いただければ判るとおり，キキの精神状態は最悪レベルを脱したとは思えません

しかもキキは言ってみれば”逆人見知り”
見知らぬ人が大勢押し掛けたのを見れば嬉々として大興奮しかねません

実際一昨年の進級式では，本来生年月日順に並ぶはずなのに，キキは先頭に並ばされ，式の間中ずっと保育士から手を握られている始末

何故かって
もちろんキキが式の場を駆け去ったりしないようにです

去年の進級式では，本来生年月日順に並ぶはずなのに，キキは面倒見の良い同級生の子に挟まれ式の間何度か落ち着かない様子を見せるに止まっていました

ここ半月というものキキの精神状態が悪いのは保育園も十二分に承知していて，今日も十中八九一昨年同様の措置となるものと思っていました

進級式前の様子を妻から聞いたところ
「見たことのない人がいっぱいて嬉しくて部屋にも入れないではしゃいでいた」
とのこと

はぁぁぁぁぁ～～～

入場してきたキキの順番は完全に生年月日順
式の最中もクラスの後ろに保育士がついているだけで，特別”キキシフト”が組まれているようでもありませんでした

キキは式の間時々イスの下を覗き込んでいましたが，急に立ったり，ましてや駆け去ったりはしないようです

結局，さして目立った奇行もなく式は終了
ビシッとイスに姿勢良く座っていることはなかったですが，まぁ同級生並みという意味では及第点だったかもしれません

ちなみに，キキの一つ下のクラスの子が
イスからずり落ちたり
立ち歩いたり
寝転んだり
大声をあげたり
奇行性を発揮していました

私もその子の親になった気分でハラハラハラハラしながら見ていました