転落

今月からベッドで寝ることになった兄妹

ベッドで寝たのは旅行に行ったときくらいで
旅行先のベッドは結構幅広ですよね

そういうわけで
本格的なシングルベッドに寝始めると

落ちる

落ちる

落ちる

一晩で数回落っこちているらしく

朝に申告があります

まぁ
慣れるしかないですな

 

氷菓

年間を通して
最も売れているアイスは
ガリガリ君
らしいですね

我が家も例外ではありません
年間を通して常備されています
でも，さすがに週１～２本

夏真っ盛り
当然のように毎日毎日毎日毎日毎日

しかもガリガリ君って
味の種類は驚く程豊富なのですが
キキが好むのは
せいぜい数種類

ソーダ
キウイ
梨
ぶどう
コーラ
といったところでしょうか

よく飽きないものです

第一
店によって置いてある種類は違いますし
どこも大体２～３種類しか置いてありません

買い物に行くと
「この店には○○味があるんだ」
なんてキキは言いますが

それを覚えて一体何をしたいんだ

 

新しい趣味

ミ～は12月生まれです
だから誕生日から既に６か月

それなのに
「ミ～の誕生祝いを買ってあげる」
という祖父母にノコノコついて行き
ビーズアートセット
を買ってもらいました

それ以来
ミ～はビーズアートに夢中
とまではいえないにしても
だいぶ好きなようです

やはり女の子なんですね
作るものは
蝶
花
ハート
など

しばらく栽培が趣味だったことは記事にしましたが
やっと
過剰な水やり
や
ガン見
から解放されたハーブ達
すくすく生長しています

ちなみにビーズアートセットで最初に何かを作ったのはキキでした

キキは相変わらず

覚えだけは早くて
とてもとても意外ですがミ～よりも手先が器用

なので作品を作るのは早かったです

でも二つ作ったところで
もう飽きたそうです

キキの特質とはいえ呆れてしまいます
まったくもって
熱しやすく冷めやすい人ですなぁ

 

お世話

二年生になったミ～
新一年生も入学し少しはおねえさんぶりを発揮してもらいたいところ

でも勿論
家の中ではいつまで経っても最年少

女の子だからなのか
人形遊び
特に着せ替えが大好きなミ～

キキがいないので独りでいるときは，何かしゃべりながら延々とお世話をしています

そんなミ～は
ここのところ栽培キットに夢中です

毎朝起きると覗き込み
「葉っぱが出た」
とか喜びます

「これは子葉だ」
とかミ～には理解不能なキキの説明は無視

キット付属のジョウロで水やりをします

学校から帰ってきてからも覗き込みます
「ちょっと大きくなった」
「すっげ～気のせいだって」
キキの発言は無視します

せっせと世話をして生長を楽しみにするのはいいことですが
ミ～が育てているのはラディッシュです

もし食べられるくらい大きくなったら
「ダメ～～～～～」

という光景が今から目に浮かびます

 

興が乗って

キキと映画に行きました

以前にも連れて行ったところ，とても喜んでいたことを記事にしましたが，今回は続編ということで
テルマエ・ロマエⅡ
を選びました

事前にネットで席を確保しておいたのですが，今朝の時点でもはや10数席しか残っておらず，最後列を取りました

ただしキキは
映画館に向かう途中時間がないというのに消去し
端末でチケットと引き換えたあとも消去し
映写室に入る前にトイレを済ませようと外で待たせておいたら結局消去しました
何という気の散り様

鑑賞中も
「席を蹴らないでください」
と突然キキの右斜め前の人が叫んだり
あまり面白かったのか姿勢が崩れて私とは逆隣の人に倒れ込んだり
最後列だからいいものの立ち上がったり
甚だ他人の迷惑でした

映画館を出てから昼食を摂るためにココスに入りましたが，
ステーキを頼んだキキ
「お～すげ～」
一緒に出てきた焼き締め用のペレットで大はしゃぎ

「お父さん，これ焼けなくなったんだけど」
と言うので，ペレットのお代わりをもらいました

「また焼けなくなったんだけど」
と言う頃にはどうにか食べ終わっていました
滞在は70分

私は別にキキと出掛けてこうなるのは普通ですから何ともないですが，キキではない４年生男子はもう少し連れ歩くのが楽なのでしょうなぁ

 

挑発

４年生になったばかりのキキ
今日は同級生に石を投げたとか

友人と学校で遊んでいたキキに
「早く帰れ」
というようなことを言った者がいて
キキがムカついて罵詈雑言に及んだところで
「石でも投げてみろよ」
というようなことを言った者がいて
石を投げた

というのがキキ自身の説明です

石を投げたことを職員室に報告した者がいたせいで，即刻捕まったキキは一方的に石を投げたことの説諭を受けたらしいです

「明日今日あったことの初めから終わりを説明しなさい」
とだけ伝えたのですが

さて，学校はどう出ますかね

 

五十歩百歩

夕方に小学校から電話

なんでも
小学生らしき二人組が走行中の自動車に向かって雪玉を投げ付けていた
という通報があり
伝えられた服の特徴からキキと友人ではないか
とのこと

確かに服の特徴はキキ
目撃されたという行動もキキならやりかねない種類

帰宅したキキに訊くと
まず
「その二人はオレ達に間違いない」
と言い
「でもオレは雪を１回投げただけで車には投げてない」
と言います
「車に投げたのではなく，友達が投げたのがカーブして当たった」
とも言い
「友達は150発投げた」
と言うではありませんか

キキの場合
実数の10倍以上の数を挙げる常習犯なので
たぶん
150≒15
かな

いろいろ訊いていくうちに
キキの投げた雪は少しずつ増えましたが，それでも５発どまり
終始一貫して
「車に雪をぶつけたのはオレではなく友達だ」
という主張でしたが
「どっちがぶつけたかはどうでも良くて，一緒にしでかしたということが重要だ」
と断言した上で
「月曜日先生に呼び出されるはずだから，開口一番『オレ達二人でやった』と言え」
と伝えました

 

お達し

先日
キキが同級生と一緒に登校していて
ミ～がそれに巻き込まれている
ということを記事にしました

今日聞いたところによると
「あまり早く学校に来てはダメ」
校門で待つ児童に教頭が呼び掛けたらしいです

しかも保護者向けにも
「早く登校させないように」
という注意があったとのこと

実は
私の通った小学校はキキ達の通っている小学校です

父子同じ学校に通っているわけですが
学校の対応は全然違います

第二次ベビーブームに生まれ
児童数が校史上最高となった時代に通った私
１クラス45人が３クラス
当然１人１人への目配りなど希薄な時代のこと
「早く登校するな」
なぁんてことを言われたこともなく
そもそも校門から学校に入ることは稀で
その辺の隙間や
甚だしい場合ガードレールを乗り越えたりフェンスをよじ登ったりして校庭に"侵入"していました
今こんな荒業はあり得ませんね

一方ミ～たちは１クラス22人が２クラス
現在最も多い３年生でさえ
１クラス36人が２クラスです

何事も大過なく
お行儀良く
近隣から苦情が出ないように

そんな学校運営に即日阻まれるわけですね

 

同行登校

この２週間というもの
キキは同級生と一緒に登校しています

ある朝
「キキくんは御在宅ですか」
という変に丁寧なあいさつと共に同級生の子が現れ，それ以来なわけですが

後刻キキに訊いてみました
「一緒に行くことにしたのか」
「そういうことになったみたい」
「自分のことなのに何で他人事なんだ」
「順番にむかえに行くらしい」
「だから，『らしい』って何だよ」
という感じ

次の日もキキを迎えに来ました
「順番じゃないのか」
「オレは月金らしい」
「それは順番っていうのか」

空けて月曜日
キキは食事や支度に手間取っていました

そうしたらしびれを切らしたのか，キキは迎えに来られてしまい
「なんで来るんだよ」
逆ギレしながら家を出て行ったそうです

さらに今週
「来る時間が７時20分になったらしい」
とキキが言うとおり，彼は７時20分に迎えに来ました

登校しても実は校門が開いていない時間です
ミ～も加えた３人で，校門が開くまでジッと待っているらしいですよ

この寒空で

 

こだわりの逸品

地底の森ミュージアムで
はにわ作り教室
を開催していたのでキキと行ってきました

ミ～は
「はにわってなに」
みたいな反応だったため，祖父母に預けておきました

キキが学校で作っている粘土細工を見ている限り
形のある代物は難しいだろうな
という気持ちで臨んでいます

しかも３時間以上かかるという長さにも不安はありました

実際始まってみると
キキの興味は最後まで切れることなく
最終的には誰が見ても
はにわ
に見える代物に仕上がりました

ただし，これにはいろいろとからくりがあって

粘土の厚さの基準となる木の板を渡されたキキは
徹頭徹尾この基準を守ろうとして粘土の厚さにこだわり

粘土の継ぎ目の消し方の説明を受けたキキは
徹頭徹尾この消し方にこだわり

腕を付ける高さの説明を受けたキキは
徹頭徹尾この高さに達しない限り腕を付けようとはせず

結局独り大幅に作業が遅れることに

キキのＰＤＤ的性質がモロに発現したのでしょうか
周囲の作業進行に全く影響されませんでした

キキだけではないにしろ
講師やボランティア
教室の時間制限が迫ったために仕方なく介入した私
といった大人達の手を借りて
キキの大作は完成しました

でも
同じテーブルの人達は
かなり優しい人柄で，キキに話し掛けたりアドバイスをしてくれてましたし
何より，キキの"几帳面さ"に驚いていました

この
こだわりの逸品
は，12月13日から展示されるようです

 

今頃の興味

９時過ぎにメールが来て
キキがやらかしたとのこと

何をやらかしたか？
マンションの部屋を出てすぐの外廊下に消火器があるのですが，そこの扉を開けたところ大音量で警報が鳴り始めたので，慌てて閉めた
ということらしいのですが
「気になったんだって」
と悪びれた様子はなし

「気になった」というのはキキの常套句です
別に嘘だとか言い訳だとは思いません
本当に正真正銘「気になった」のは間違いないでしょうからね

「気になった」ことをなおざりにできない
は，キキの最強の特性です

だから
やらかした理由を問題にしても全く無意味
せいぜい
「気になったことでも，他人の迷惑になるかどうか考えてからやれ」
と言うくらい
まぁ，いつも言っていますけどね

帰宅してからキキと話しました
「どうして気になったのや」
「何て書いてあるかわかんねぇから開けてみたんだ」
「消火器くらい読めるだろうが」
「消火までしか読めねぇって」

う～ん
今回は何となく嘘っぽい気もします
学校などで消火器を見ているはずだし，今日開けた扉には覗き窓があって消火器が見えているのですから

それより何より
マンションに住むようになって１年10か月も経つというのに
「気になった」
のが今日かよ

それはおかしくないか

 

係決め

新学期になり
キキのクラスでは新しい係を決めることになりました

一番人気があったのは
テレビ係
何をする役目なのでしょうね

まぁ，それはともかく，キキも名乗り出たテレビ係については，ジャンケンで就任者を選ぶことに
見事勝ち残ったキキでしたが
相方がどうも反りが合わないと感じている子だったらしく
「オレこいつとだとケンカするから」
ということで，別な係になろうとしたとのこと

無事，集会係（これも何をする係でしょう）と交換したキキ
それで問題は収まったかというと，実はそうではありませんでした

キキは自発的に学校での出来事を話すことは稀有です
今日も帰宅してから何も語らなかったとのこと
ただ，担任教諭からは電話があったらしく
私が今日あったことについて聞いていると
「どうしてオレは係を取りかえたんだ」
とキレ始め
「ケンカするかもしれなくても変えなければ良かった」
と号泣

挙句
「明日元に戻してもらう」
とブチ切れました

おいおいおいおい
「一度決まった秩序を乱すんじゃない」
と言ってはおきましたが

 

上手に書きたい

自分がいつ勉強したのかという記憶がおぼろげだったため
３年生がローマ字を勉強する
ということを知らなかった私
キキが学校で習ってきたという話を聞いて驚きました

そうして書いたローマ字を珍しく母親に見せに来たそうです

でも何故か
自分の名
友達の名
担任教諭の名
という３つが書いてあり，家族の名前はありません

まぁ
苗字が同じ
とか
平仮名にするとキキとミ～の本名は２文字かぶっている
とかいう理由で練習のためには，かえってふさわしい選び方のなのかもしれません

ただキキがつぶやいたという一言は相当衝撃的
「オレは，ひらがなカタカナを勉強しなかったから，ローマ字くらいはちゃんと書きたいんだ」
ということで，必死で綺麗に書いていたらしいのです

確かにそうでした
キキは学校で平仮名片仮名を勉強する時期を無為に過ごしてしまったため，字が綺麗に書けません
だから逆に漢字は比較的まともな字形です

拙字の理由はキキも自覚していたのですね

正しい書き方を知っていれば
やがて上手に書けるようになる
それは実体験として知っているよ
お父さんも字が下手くそで恥ずかしい思いをし続けたのだから

 

別行動

平日
子ども達の朝食が終わるのは7:15前後
登校のため家を出るのは7:40前後

その間は何をしているかというと
ミ～の場合は
Ｅテレが多いようです

キキの場合は日によって違うらしく
読書
マンガ
レゴブロック
と多様ですが
やり残しの宿題
という日もあるらしいですよ

また，我が家にはＴＶが２台あるので，キキもまたＴＶということがあるそうです
キキの場合は録画してあるアニメが主ですが

去年までは，キキが学校に行けば好きなことができるのでミ～は我慢していたらしいのですが
二人とも学校に行き始めると利害が衝突
親に調停できるはずもないので当然喧嘩に発展
というのが夏休み前くらいまでの常態だったのですが
最近はすっかり別行動が定着したようです

キキの特性は
他人への執着が少ない
ところにあります

いつも泣かされている割にお兄ちゃん子
というミ～が
兄離れできれば解決するのは目に見えていました

やっと
という思いですね

 

落ち着かない

一か月以上にわたった夏休み
基本的には学校に通っているときよりは楽に暮らしていたはず

キキは環境の変化に素早く適応できない人であるため
「夏休みの感覚を引きずるかもしれませんが…」
という趣旨のことを連絡帳に書いてやりました

本日担任教諭から
「やはりそうですね」
という内容の電話が

立ち歩いたり
近隣と揉めたり
勉強に身が入らない
ということはないようですが
「あーあ，もう帰りてぇなぁ」
という発言が一時限目にあったとのこと

う～ん
個人的にはその程度の発言を気にする必要などないと思いますが
学校運営としては看過できないのでしょうね

通常一週間というキキの環境適応期間
来週からは何とかなるかな