平凡な父のHitori言

平凡なサラリーマンのありふれた道程の記録

野球選手にファッションセンスが必要か?

2006年05月09日 21時58分20秒 | 野球
 新庄選手がまたまたお騒がせしているようだ。「オシャレで見た目も良くて、カッコ良くて。そうじゃないと若い子は見に来ない」、「もう野球だけじゃ、これからはダメです」とテレビで発言したと言う。そんな行動に、野球界の経営者、一部の選手も賛同しているらしい。もう野球というスポーツはショーになってしまうのか。これからプロ野球を目指す選手には野球センスと同時にファッションセンスを求めるというのだろうか。プロの選手は球場入りするときにスタイリスト、ヘアデザイナーなどを連れて入れと言うのだろうか。芸能人化するスポーツ選手が多いことは確かだが、それは現役を引退してからのことであり、ファッションセンスを発揮するのは普段着のときでいいんじゃないの。客が呼べればいいだけの一部の経営者たちが新庄選手のファンサービスに賛同しているらしいが、プロ野球選手を目指す子供達のことを考えてみるといい。有名高校、有名大学、プロチームのユニフォームを夢見て、練習に明け暮れ、能力、技を磨いているというのに、見た目が大事だ、ファッションセンスがいるだというんじゃ、やってられないよね。ファンのためにやっていると言うが、野球ファンのためでなく、新庄選手の行動を面白がっているファンのためだけのような気がするが、野球を愛するファンはどんな気持ちだろう。
 グランド上のプレーでファンを魅了できないとしたら、日本のプロ野球は終わりかもしれない。また、貴重な日本文化の一つが絶滅の危機に瀕している。ファッションセンスを持ったプロ野球選手はいてもいいが、プロ野球選手にファションセンスを求めることは理解できないね。