思いつくままに書くブログ

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新門司→大阪南港 名門大洋フェリー新造船 フェリーきょうと乗船記 船内探検~出航

2021-12-28 06:17:14 | 2021年の旅行記(国内)
いよいよ船内へ踏み込みます。12月16日に就航して4航海目、新品臭がいいですね。



「ご案内いたします」
ここで予約記録を見せて鍵を受け取ります。部屋は1フロア上とのことですが、鍵がシリンダーキーのままなのはちょっと残念だな。他社はカードキーだったり予約時のQRコードが鍵代わりになったりしているのに。



まず変わった点はココ、階段の幅は倍に拡がりました。基本設計は既存船の「フェリーおおさかⅡ」「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」と同じですが使い勝手よく改良は加わっているとのこと(そりゃあそうか)。今夜の寝床はA127号室。



部屋の造りは一緒ですね、備品もティッシュに消臭スプレー、ポット、茶セット。勿論全室禁煙で卓上に「他社ではありますが火災で船乗り仲間を亡くすという痛ましいことがありました」とある。これは商船三井フェリーのさんふらわあだいせつの火災事故で、原因は冷蔵トラックの保冷機の断線短絡によるもので、そばの車には未申告の小型ガスボンベが大量に積まれていて引火したとなっていて、決して客の不始末や寝たばこではないですが船員1人が逃げ遅れたのは事実です。もっともここの会社も事故するときはやらかしますので。2018年にフェリーふくおかⅡでブイに接触してスクリュー一部破損して、結局は一晩停泊して動くスクリューのみで引き返し、客には運賃の全額返還と見舞金15,000円を支払ったと。



寝巻は浴衣でしたがガウンに変わりました。



阪九フェリーですとタオル入れる巾着ありますがここにはありません。名入れタオルが設置。そして空調は個別で冷房にも暖房にも可能。テレビは設置している向きがちょっとね、寝ながら見づらい。それでは船内を探検に。



まずこれがデッキプラン、2~3階が乗用車甲板、4~5階がトラック甲板。積載量は従来型がトラック146台、乗用車105台に対しトラック162台、乗用車140台。勿論これは予約状況でいくらでも変わります。トラック多くなってドライバーズルーム足りなくなると私の部屋タイプ(ツーリストS)が宛がわれるそうです。6階はドライバーズルームと2等寝台、7階は一部の2等寝台と1等個室、8階が特等室と言えばわかりやすいでしょうか。ドライバー区画にも専用のサロンと風呂があります。食堂までは設けなかったみたい。



お風呂は従来だとロビー階の右舷に男湯、左舷に女湯だったのですが、フェリーきょうとでは1フロア上の左舷側に並びで設置となりました。あとで入りましょう。



混雑モニターがあり定員16人に対し7人利用。いまはコロナ対策でロッカーを半分に間引いているので、定員ベースで32名入れますね。倍以上の広さになったと聞いております。



展望ロビーを占拠して酒盛りしている人はおらずよかった。でもあとから必ずでますよ。持ち込みの弁当や寿司にビールとかで。



そばのテレビコーナーは誰もおらず…、ロビー階のテレビコーナーは大盛況でNHK映っていましたがM-1はジジババには不人気なのかな。興味ある層は個室なら部屋テレビで見てそうだ。



うえー、レストラン大行列だね。



自販機はジュース類は市価。



ビール類はちょっと高い程度。アサヒ以外は売店で扱っています。サッポロやキリン、オリオンもありましたが沖縄以外で飲むオリオンは味違うんだよなあ。売店は客多かったので写真なし。



営業時間一覧となります。出航5分前になりましたのでデッキに出ましょう。





今かいまかと待ち構えている人普段よりずっと多いですね。作業員が入ってきてブリッジからの放送に従って作業開始。車両甲板の扉を閉じて舫を解きます。





最初は巻き取り速度速すぎて怒鳴り声が聞こえた。見ているほうとしてもロープの先が撥ねて作業員に当たったら労災レベルで、ゆっくり巻き取ればいいんです。





なので次の巻き取りはゆっくりめで、定刻より2分ほど遅れて新門司港を出航。



何度体験しようがこの瞬間って寂しい気持ちになりますね。いつもなら入浴~食事なんですがあまり遅くなっては食べるもの無くなっても困るので先に食事にしますが落ち着いたかな?



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