ヘルシーカフェのら

ヘルシーな料理と多目的スペースのあるコミカフェ「ヘルシーカフェのら」で起きている日々の出来事をお伝えします。

双葉町のみなさんの作品展

2011-12-30 15:25:48 | のらの日常

今年はとても大変な年でした。きっと私が死ぬまで忘れられません。

3月11日以降なんだか落ち着きません。

ボランティアすぐに何かしなければ、と思ったけれど、私にできるのは募金をすること、物を買いだめしないこと、節電をすることぐらいでした。

それでも被災された皆さんの支援は長い時間が必要だと思っていました。

また、単発ではなく、継続的にとも。

のらができることは新聞のエコバッグを作りながらおしゃべりならできるなぁ、と思いました。

埼玉県加須市の元騎西高校に双葉町の皆さんがスーパーアリーナから避難されたのを機に私たちも行動を起こすことにしました。ささやかなことでしたが、エコバッグを作り、お茶を飲みます。エコバッグだけではなく、エコバケツも作りたい、との要望を受けて、それも作ってみました。

クッキープロジェクトやコープのイベントではそれぞれ100個(合計200ですか。すごい)も作って柏餅を入れて差し上げたり、福玉(福島と埼玉がつながった)袋として販売をして、その売り上げを寄付したり・・・

12月13日、14日、双葉町の皆さんの作品展がありました。その中にエコバッグやエコバケツも出展もされていました。

 

 

 

 

私はそんな作品を見せていただいて、こちらが元気をいただきました。

「来年また来ます」と言ったら、毎回参加してくれているきょうこさんが「来年ってすごーく遠いような気がするのよ。来月って言ってくださいよ」と言われてしまいました。

まだまだ、まだまだ、大変なことが続く暮らしだと思います。

それでも小さな交流をさせていただければと思っています。

窓口になってくださった双葉町役場の熊さんをはじめ、参加いただいた皆様、

エコバッグやエコバケツに一緒に行ってくださった皆さん―宮崎さん、蛭田さん、浜本さん、西川さん、はるいさんゆっけさん、小澤さん、森口さん、たちばなさん、若尾さん、川田さん―感謝します。

 

来年もぜひよろしくお願いします。

 

新井純子


韓国からお客様です

2011-12-28 12:29:15 | のらの日常

ヘルシーカフェのらには通常のお客様のほかに、実に様々な組織から、個人の皆さんがヘルシーカフェの展開していることに興味を持っていただき、訪問してくださいます。

12月13日は韓国両性平等教育振興院(KIGEPE)の方がお見えになりました。

埼玉県嵐山にある国立女性教育会館(NWEC)からの紹介です。


KIGEPEは、韓国にあるNWECに似たような組織です。
公務員の研修や女性の起業、農山村女性のエンパワーメントなど大変幅広い教育・研修事業を展開しているのだそうです。


食や健康にも大変関心をもっていらっしゃるため、食事がある居心地良い場をつくりながら、
0歳児を持つ女性たちの交流を促進するさまざまなプログラムを展開されているのらの事業、取組にとても興味を持っていたと、後日ヌエックの職員の方から知らせをいただきました。

私自身も自分が話をして、初めて「あぁ、私たちってそういうことをしていたんだ」という発見があります。

やっぱり外との交流は大事なんだと思うのでした。

それにしても、今年もたくさんの方々にヘルシーカフェのらのことをお伝えしてきた、と思っています。

来年も目標に向って進めるようにしたいものです。


近所の方を含めての交流会

2011-12-27 20:39:04 | のらの日常

昨日はヘルシーカフェのらの大掃除をしました。

その後、エビス生ビールをいただきました。

三浦の手料理もいただきました。

幸せでした。

あっという間の1年でした。

昨年も大掃除しましたねぇ、なんて話しました。

2周年のお祝いの蘭もいただきました。

高橋さん、ありがとうございます。身が引き締まります。

2年前にもたくさんの方々から花をいただいたことを思い出します。

 

その後、私はのらうら(大家さんの実家でも新たなことが始まりました)の「ババラボ」桑原さんとちょっとミーティングしました。

ご近所だからできるミーティングです。

近いっていいですね。

つくづくと思います。

大掃除の前22日には、ヘルシーカフェのらに協力いただいている皆様、及びご近所の方々を交えて交流会をしました。

鹿手袋の由来や、この界隈が大洪水に見舞われた時の話や、大家さんの実家がまだ薪の風呂だった話なんかで盛り上がりました。

そんな話をもっと、もっと聞きたいと思いました。

来年もこんなことができるように、スタッフ一同がんばっていきます。

交流会の料理です。

サトイモのマッシュとインゲンのたまねぎドレシング和え

 

ずいき、きゅうり、しゃけ、卵がのったご飯

向こう側にちょっと見えるのは、さいたま市特産くわいです。

 

クッキーも国産小麦を使っておいしいです。

緑米のパンも同じく国産小麦を使用しています。

年が明けてお店で見かけたらぜひ食べてみてください。

三浦さん、長谷川さん、いつもおいしいものをありがとう。

新井 純子


大掃除しています

2011-12-26 14:43:39 | のらの日常

1年間あっという間に過ぎてしまいました。

毎日ばたばたと過ぎました。

何をしていたのかよくわからないほどでした。

3月11日があって、日本はどんなことになるのかなぁ、と不安がいっぱいでした。いまだに大変です。これからもさらに大変なことが出てくるでしょう。

でも、こんなかわいらしいあかちゃっと過ごせるのらは幸せです。

明日からお休みに入りますが、ブログはこの1年を総括していきたいと思います。

 

 


パパスクール第5回目の講師でママたちとワークショップしてきました

2011-12-22 13:10:19 | 講師など

さいたま市マッチングファンド事業「さいたまパパ・スクール2期」第5回目の講師で参加してきました。

メインのパパたちは料理実習。その裏でママたちとは私と一緒にワークショップ。子どもたちはタンポポさんの保育です。それぞれ3様の時間を過ごすというものでした。

そういえば昔そんな企画立てたことあります。「パパと遊ぼう、ママは遊ぼう」。

パパは子どもと遊ぶ、ママはひとりの時間を過ごす、という企画でした。実施はできなかったけど・・・。

ママたちは13人が参加くださいました。

パパたちからのアンケートを参考にして「パパにやってもらいたい育児や家事」「パパに手出ししてほしくない育児や家事」ということで話し合いしました。

私は女性で母ですが、「papa zoo」というパパたちのMLに参加していて、時にお酒も一緒に飲んだり、以前はイベントも一緒に実施していた経緯があって、若いパパたちともよく話していました。パパたちの事情もわかるなぁ、です。

私はママたちの味方ではあります。女性たちを応援しています。もちろん自分の環境も変えたいとおもいながら活動や仕事をしてきたようにおもいます。

ただ、ほんとうにパパたちも気の毒です。彼らの個人の努力だけでは解決できない様々なことが見えるのです。育児や家事に参加したい、妻とも仲良くしたい、妻の役に立ちたい、そんなこともおもっています。

双方とも基本は優しく、おもいやって日常を過ごしているようっですが、時に爆発する、ということでしょうか。

もちろんそうでない男性もいます。その男性はとてもわかりやすいので、はっきりとダメ出しが出せます。妻たちがちょっといらいらするのは、「手伝ってくれてはいるが、その手伝い方に問題あり」。あるいは「そもそも手伝いって何よ。子育てはもっと主体的にでしょ」、ということのようにも思えます。

それでも、私が時代は変わったと思うのは、このような場所にパパたちが来てくれる、ということです。

料理だって作るよ、うんちのおむつ替えだって平気だよ、という男性が増えているということです。

 

まだまだ地域活動、家庭生活の部分ではこころもとないところはあるにしても、希望がみえます。

でもきっと主体的に子育てや家事をしている男性はこのようなところに参加できずにいるのかもしれないので、私が勝手にジャッジしてはいけないことですね。

さいたま市もどんどんかわるのでははないのかなぁ、と、年の終わりのワークショップに思うのです。

来年は、また新たなことが始まりそうでうれしくなるのでした。

 

そうそう、本日ワークショップに参加してくれたママが友だちを連れてランチしに来てくれています。

これもうれしいぃ。

スタッフのパパです

 

参加するパパとパパ。パパが荷物を持って、まずはママを会場へ

 

私がいなくてもグループごとにおしゃべりに花が咲く

 

パパ料理研究家の滝村雅晴さんと

 

パパたちが作った料理をごちそうになりました。

おかずが4品(お結びもごま油がちょっと塗ってあってひと工夫)もあって、バランスもよかったのです。

ご馳走様でした。

新井純子