今年はとても大変な年でした。きっと私が死ぬまで忘れられません。
3月11日以降なんだか落ち着きません。
ボランティアすぐに何かしなければ、と思ったけれど、私にできるのは募金をすること、物を買いだめしないこと、節電をすることぐらいでした。
それでも被災された皆さんの支援は長い時間が必要だと思っていました。
また、単発ではなく、継続的にとも。
のらができることは新聞のエコバッグを作りながらおしゃべりならできるなぁ、と思いました。
埼玉県加須市の元騎西高校に双葉町の皆さんがスーパーアリーナから避難されたのを機に私たちも行動を起こすことにしました。ささやかなことでしたが、エコバッグを作り、お茶を飲みます。エコバッグだけではなく、エコバケツも作りたい、との要望を受けて、それも作ってみました。
クッキープロジェクトやコープのイベントではそれぞれ100個(合計200ですか。すごい)も作って柏餅を入れて差し上げたり、福玉(福島と埼玉がつながった)袋として販売をして、その売り上げを寄付したり・・・
12月13日、14日、双葉町の皆さんの作品展がありました。その中にエコバッグやエコバケツも出展もされていました。
私はそんな作品を見せていただいて、こちらが元気をいただきました。
「来年また来ます」と言ったら、毎回参加してくれているきょうこさんが「来年ってすごーく遠いような気がするのよ。来月って言ってくださいよ」と言われてしまいました。
まだまだ、まだまだ、大変なことが続く暮らしだと思います。
それでも小さな交流をさせていただければと思っています。
窓口になってくださった双葉町役場の熊さんをはじめ、参加いただいた皆様、
エコバッグやエコバケツに一緒に行ってくださった皆さん―宮崎さん、蛭田さん、浜本さん、西川さん、はるいさんゆっけさん、小澤さん、森口さん、たちばなさん、若尾さん、川田さん―感謝します。
来年もぜひよろしくお願いします。
新井純子