のら「春のバザール」が終わりました

昨日はヘルシーカフェのらの春のバザールがありました。
春なのに冬のような寒さでした。
それにもかかわらず、ご近所の方々を含めて多くの方に参加していただきました。

「買うのもいいけれど、売る人になりたい」。
「いいお店ですね。私もこんなお店作りたかった。娘がイタリアに行っているけど帰ってきたら、連れてくるわ」。といった方々。
広場ワークショップに参加した方々がご家族でおいでくださったり。
まだ、この店ができる前の芝生の頃にガーデンパーティを実施し、そこに参加してくださった若い女性たちも来てくれました。
あれこれ話がつきませんでした。

今回は、一回目に比べて出展してくださる方も多く、その方々との交流もできてよかったのです。
それにしても、ほんとうに様々な方々が、様々なことをされているなぁ、というのが実感でした。

出展者の方々は寒い中、外での販売お疲れ様でした。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
また、お店に来ていただきました皆様、またすぐにお目にかかりたいです。

場所があるからつながる・広がる

3月26日（金）午後から夜にかけて、ヘルシーカフェのらで私は5人の女性たちと話しました。

夕方までの3人は、それぞれのら広場でのイベント関連で打ち合わせにいらした方々です。夜の二人はのら広場において、現在1年をかけて実施している「食の学校」に参加いただいているお二人でした。

年齢は30代。
自分のやりたいことを形にしている（形にしたい）女性たちです。
どの方の話も刺激的なのです。
わくわくと心が弾む感じがしました。

私自身年齢を重ねるにしたがって、付き合う方々の年齢も幅が広がる感じがしていました。
専業主婦で幼い子どもを育てている頃は、同じような環境で同じような年齢のママたちだけの交友関係でした。
それが、市民活動をはじめたり、公民館で働くようになって、私より若いママたちや、先輩の活動女性たちともしりあいになりました。
そうでした、男性活動家もいらっしゃいました。
講座の講師（大学の先生、専門家）や新聞記者という方々とも出会いました。

さらに、団塊世代の男性たちと2年ばかり仕事をさせていただきましたので、その年齢層の方々の様子も教えていただきました。
我が家には若者がいますから、その周辺の若者たちとも話す機会がありました。

私は「大体の年齢層と出会っている」と思っていました。
でも、シングルであるいはシングルでなくても仕事をしている女性たちの、それも30代の女性たちとはおしゃべりする機会が少なかったなぁ、とはたと気がつきました。

それぞれ自分の人生を形作っていくような方々ばかりで、言葉を変えれば「自分のやりたいことを行動に変えていく人たち」で、それが私にとって「刺激的だった」ということです。

マスメディアが報道する単一な情報や「あるべき論」とは違って、この場所で知り合う方々は多種多様でした。
実は、もともとどの人も多種多様でとても個性的なのですが、個人をひとくくりにしているところが今の日本にはあります。と私は感じます。

4月から私はヘルシーカフェのらで、このような刺激的な日々を過ごすのかと思うとくらくらしてきます。

場所があるって、いいなぁ、と思います。
様々なかたがたの「自分のこと」を伺いたいのです。
ヘルシーカフェのらでお待ちしています。

写真は、外の木の陰が漆喰の壁に映し出されて静かで美しい広場のひととき

のら「春のバザール」

「ヘルシーカフェのら」もあっという間に4ヶ月がたちました。
早かったようであり、長かったようであり。でも確実にいえることは、この4ヶ月、様々なことがあったということです。

さて、冬に始まったのらですが、外は春色に変わってきました。
春のバザールを開催します。
すでにカレンダーでは紹介していますが、12月に実施した時よりもたくさんの方に出展していただけるようです。

手作りの石鹸、こども服、ビーズのアクセサリー、さおり織りのショールなどのほかに、もちろん野菜やお菓子、小物などがあります。
さらに、クイックマッサージをしてくださる方も参加です。

11時から4時まで。
日中の食事は通常の食事の提供はできませんがバザールスペシャルの食事があります。

また、夜の営業は平常どおりに営業をいたします。
ぜひ、遊びに来て下さい。

〒336-0031
埼玉県さいたま市南区鹿手袋7-3-2
電話番号 048-607-3007
営業日時 火〜日曜日　11時〜22時
　　　　　（ラストオーダー21時）
定休日　月曜日

本が好き！！！

幼い子どもを育てているころ、近所に料理作りの好き友人がいました。

当時、子育て中の女性たちとの「子どものこと」「夫のこと」「今晩のおかず」「人のうわさ」の話しかしていないことに、愕然としたことがあります。

でも、彼女は違っていました。
料理好きのほかに、本や映画や音楽なんていうのも好きでした。
私は彼女と話すのが好きでした。
彼女と話していると、なんだかうきうきしてきたし、自分でも何かができそうな気がしてくるのでした。
「その本貸して」「私もその映画観てくるよ」「いいよ、子ども預かるよ。ゆっくりしてきてね」ってな話もうれしかったなぁ。
そして、私たちは彼女の手作りのお菓子やご飯をいただきながら、まるで学生に戻ったように、「他の人の話ではない、また昔の私のことでない、今の私のことや私の未来や夢の話」なんてことを夢中になって話していたように思います。

そのときからすでに「コミレス構想」はあったのかもしれません。

おいしい食べ物と飲み物。
自分が楽しい会話。
本があって、音楽が流れている。
そんな空間がいつも暮らしの中にあることを夢に描いていました。

だからヘルシーカフェのらにも「本は置きたいなぁ」と思っていました。
そしたら、17日の夜、「本好き」の方々が一冊のお勧め本を持って集まってくださいました。

若いころ、影響を受けて何度も読んでしまう本。
自分が小さい頃から家にあって、それを今また自分が子どもに読み聞かせている本（論語です）。
そして、雑誌まで。
人との比較ではないから、また本を批評する場でもないから、自分のちょっとした本にまつわるおもいなどを、自己紹介を兼ねて参加してくださった11人が語ってくれました。

「この本が人の手を渡って旅に出る」
「子どもたちもいるから、どうやって本を並べる？」
「これからも続けたいよね」

わいわいがやがや、お酒を飲みながら、のらの料理をつまみながら。
楽しい時間でした。

4月以降も不定期でしょうが、このような集まりをしたいなぁ、と思うのでした。
また、その時はお知らせをいたしますので、自由に参加いただければ、それはまた新しい出会いがあって楽しい、と思いました。

卒業と入学

卒業と入学の時期です。
ヘルシーカフェのらでも、そういった集まりで利用してくださる方々がいらっしゃいます。
ありがとうございます。

昨晩、大宮駅からの帰り道、ある若いママたちの会合に出会いました。
オープンなので道路からも見えるのです。ちょうどその集団が帰るところで、ドアーが開いていて、道路とお店に半分ずつ人がいたと、いう状況です。
お店は洒落ていて、細い廊下の脇は水が流れていて・・・。

あらら、その一人が、その水路に落ちてしまいました。足だけではなく、カラダごと。
昨日は暖かい日でしたが、夜はまたコートが必要な気温に下がっていました。
つい、野次馬で私も見入ってしまいました。いやぁ、たいへんだなぁ、と思いましたが、人事で、笑いもこみ上げてきました。

さて、わが息子も大学を卒業します。
息子が高校を卒業するときに「あなたは高校卒業してめでたい。そして私もこれで母親業は終了で、私にとってもめでたいわ」なんてことを言った記憶があります。
さて、今回はといえば、息子はすっかり大人の仲間入りをするので、本当の意味で自分の人生を生きていくことになるのですから「めでたい」です。

私は、7年間2ヶ所でお世話なった行政の非常勤という仕事を卒業するので、私にとっても「めでたい」です。2年前は、まだ、やり残したことがあるような気がして、再度非常勤の今の仕事に就いたのですが、今は、なんだかさっぱりとしています。
やるだけのことはやらせていただいた。よく働いた、と思います。


新たなステージは「ヘルシーカフェのら」です。
この場所で、どんなことをやっていくのか、どんな出会いが待っているのか楽しみです。

さて、私が卒業製作という意味（勝手に私が卒業制作と言っていますが）で越谷ＮＰＯセンターさんと、市民記者の方々と一緒に作った冊子が完成しました。
埼玉コミュニティ・カフェガイドブック「見つけたよ！おいしくホッとにつながる幸せCafe♪」です。

ヘルシーカフェのらも取材を受けています。
お店でも閲覧できますので（本日の午後もって行きます）、手にとってごらん下さい。