本も読むけど、実は映画も好き。
映画は私より好き、という人はたくさんいると思いますが・・・
でも、なんだか店の皿洗いをしていると、ゆっくり映画もみにいけません。
私は家で映画を見るというよりも映画館とか試写室が好きです。
なぜかと言えば集中できるからです。
ただそれだけの理由です。
もちろん大画面も音量もいいのですが。
岩波ホールの映画の試写はわりといきます。
たまに、映画の紹介なんていうのもしたりします。
ほんのたまにです。
本日紹介する映画は6月1日より岩波ホールで始まります。
羽田澄子演出長編ドキュメンタリー映画です。
「そしてAKIKOは・・・~あるダンサーの肖像~」です。
日本モダンダンスの第一人者のアキコ・カンダ。
ダンスに生きる姿をその長編ドキュメンタリー「AKIKOはあるダンサーの肖像」を1985年に羽田監督はとっています。
その後もアキコさんは毎年のように新作を発表して、活躍を続けていました。
アキコさんが年齢を重ねて、肉体の衰えに直面するなか、どのようなダンスを生み出していくのか。
身体芸術の極みであるダンスにおいて、どのような可能性を見せてくれるか。
その行き着く先を記録したい。羽田監督はそう考えた。
しかし、アキコさんはすでに癌に侵されていて・・・
アキサさんの住まいとダンススタジオは私の家の近くの氷川参道沿いにあります。
見慣れた氷川参道が画面に映し出されます。
羽田監督自身も高齢という年代に入られました。
でも、精力的にすばらしい仕事を続けています。
私とはステージは全く違いますが、こういった先輩女性たちの仕事ぶりを見せていただくのは幸せなことです。
ぜひ、ご覧ください。
神保町は近いです。
チラシはのらにもおいています。
いつも思います。
近くにすばらしい方々が住んでいると。
アキコさんのような世界的に有名な人でなくても、大きな事業を成し遂げた人でなくても、です。
私はのら周辺で、たくさんのすてきな方々に出会っていて嬉しいです。