ツーリングで食事が高いとか、29日は1000円スタートで混むとかお茶のみ話に花が咲き車談義のなかでお手伝いのエモリ君がマツダR360の話になり『VWビートルのようにリヤに縦置きされるエンジンは東洋工業の真骨頂ともいえる強制空冷V型2気筒OHV356㏄4サイクルで16ps/5300rpmの馬力と2.2㎏・m/4000rpmのトルクを発生し、当時としては異例の高回転型セッティングだった。さらに軽量化のために、ロッカーアームカバーやオイルパン、ダイナモドライブプーリー、クーリングファンなどにマグネシウム合金、シリンダーヘッド、クランクケースなどにはアルミ合金が奢られて潤滑系にはレーシングカー並みのドライサンプ方式が用いられていた』俺がほんとうにガキのころ親父が近所の名士のR360を整備してた。俺は今もVツイン、カエルの子はカエルとおもった。