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ロケットを飛ばすのと菌根菌を人工栽培するのとどちらが難しいか

2015-07-24 00:25:19 | 日記
 ロケットで人工衛星を打ち上げて軌道に載せたりすることが出来るようになった現在にあって、人間は今だ目の前で現象が発生して現物を手に取ることが出来るにもかかわらず、マツタケやタマゴタケ等の菌根菌と呼ばれるタイプのキノコを栽培して子実体を得ることに成功していない。ホンシメジはタカラバイオが成功させたが、デンプンを分解する菌根菌としては特殊な能力が存在したために可能であったことであり、例外的なものである。他にもトリュフを栽培したという報告もある。しかし、基本的に今でも菌根菌は栽培できないものが大多数である。私はロケットを飛ばすより菌根菌の栽培技術を確立する方が易しい事のように思えるのだが、見た感じの話であって、これだけ時間をかけて何千人もの科学技術者が試験をした結果が今の様であるからして、半導体の製造よりは難易度が高い可能性が高い。

 まず、菌糸を培地で増殖させることに成功していないものが大多数であり、もし増えたとしても、そのまま子実体に出来るものはほとんどなく、菌糸を宿主となる樹木に定着させることに成功しているものもほとんどない。その原因は生命機構の複雑さもさることながら、成長速度の問題で実験期間が長期化し、試行できる事象が少なくなるからである。また、産業的に成功したものが少ないために資金があまり手に入らず、規模や人手が足りない。

 自分はマツタケやチタケを人工栽培したいと小学生程度の大昔から心の片隅で考え続けているのだが、いまだに多くの人にとって出来ないままであるのが夢があるようにも思えるし手が届かない証のようにも思える。菌が宿主の樹木の根に侵入する段階が芽生えた直後のような幼木のときで、子実体が発生するのが成木になった段階であって、その時間が長すぎて誰も実験に成功していないとか、そんな理由がありそうなのだが私には方法が不明プログラムのレビューを設計書やプログラムに反映させる仕事でも、周囲の熟練者は何も見なくても始めてきたところで前任者が勝手に置いたファイルの居場所を知っているような職場で仕事しているので足を引っ張らないようにするためにそれどころではない。何かあって暇を出されたら、試しに取り木のときに菌に規制させる方法を試してみようかと思っている。




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