もんじろうのページ

釣りと旅行が好きな個人投資家「もんじろう」が不定期に更新するBLOG。

肝心な所が抜けているから…

2005-07-13 20:56:38 | 国際関係
町村外相は、米兵が沖縄に駐留しているから日本の平和が保たれているという主旨の発言をしたようだ。ある意味当たっているのだが、米軍駐留に伴う不の遺産が大きすぎることについて、外相は理解していない。私は、世界でもトップレベルの艦艇や新鋭航空機を保有する日本は、わざわざ米軍に駐留してもらう必要はないと考えている。米軍に支払っているお金を、全て日本の軍隊(自衛隊)の装備に充当すればよい。米軍は、日本領内の飛行空域を著しく勝手に制限しているので、とっとと米軍を追い出して、制限を取っ払っうべきである。
話しを元に戻そう。米兵が犯した犯罪の被害者達にとっては、本日の町村外相の発言は受け入れ難いと思う。外相は、心の底から日本国民の事を大事に思うのなら、米軍が引き起こした事件・事故は、日本が全て捜査できるように、条約や制度を改めるべきだ。捜査結果と裁判結果のみ米軍に伝えるように制度を変えるべきだ。なぜだって?基地外(日本の領土)で発生した事件なんだから、当たり前でしょう。奴らを裁く「裁判権」は日本にあるけど、肝心な捜査が日本主導で出来ないんだよ。裁判に持ち込むには「起訴」しないといけない。「起訴」するためには、警察が「捜査」しなきゃならんのよ。この「捜査」に関する記述が、日米地位協定ではあいまいなんだよ。
「日本国内の捜査は、全て日本側が実施し、米軍はこれに無条件で協力する。」
「米兵が日本国内で法を犯したら、日本の警察が米兵を逮捕・拘留・尋問し、日本側の了解が得られるまでは、米側の関係者は接見できない。」
外相は、本当に被害者の側(日本国民の代表として)に立って仕事しているのなら、任期中に地位協定を書き換えてくれないかな。口だけじゃなく、行動で示してよね、お願いだから。

参考記事
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1278713/detail?rd


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