もんじろうのページ

釣りと旅行が好きな個人投資家「もんじろう」が不定期に更新するBLOG。

脱出のための準備は保険みたいなものだ

2016-04-16 10:11:12 | その他

木曜日の朝6時から、金曜日の夕方6時まで不眠のままだったので、金曜の夜8時以降の記憶は無かった。早朝1時26分、目覚めた時には背中から突き上げられるような衝撃を感じ、照明が消えると同時に各階から悲鳴が聞こえた。大きな揺れが治まった時、絶対に生きのびてやるという強い意志が湧いてきた。今年の正月に買ったスマートフォンに、トーチ機能があったのを思い出し、早速スイッチオン。外は寒いから長袖のフリースを箪笥から探す。夜間でも目立つように明るい色を探す。フリースだけでは寒いので、薄手のダウンを羽織る。ズボンはジーンズをはいて、財布、腕時計をポケットに詰め込む。周りを照らすと物が散乱していた。電子レンジが棚から落ち、冷蔵庫の扉が外れ、お皿が割れて散乱している。足の踏み場も無い状態だったが、底の厚い履物を枕もとに置いていたので怪我をせずに済んだ。居間から台所へ抜ける扉には、先日の地震の際に仕込んでおいた留め具で開いたままだった。第一関門突破だ。玄関に辿り着いて頭の保護のためにSHOEIのヘルメットを着用。手にはRed Baronで買った愛用のグローブを着用、スニーカーに履き替えて玄関を出た。第二関門突破だ。駐輪場に向うと、愛車が横になっていた。横揺れに耐えられなかったようだ。13年付き合ったDS1100Cを起こした。外に逃げられたのは、箪笥が倒れないように準備していたこと、明かりを確保できたこと、靴があった事、出口を空けておいたこと、これらの準備という名の「保険」を自分が用意していたからだ。安全に外に出られて良かった。



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