はぶR-Zのページ  ~ダイエット版~

ダイエットブログとして、2013年12月、激復活です!

「第9地区」 

2010-08-17 22:35:16 | 映画のお話
かなり期待してまして。
個人的にハードルは高かったのですが、なかなかに楽しむことができました☆

エイリアン(通称エビ)が衰弱した難民という設定がおもしろい。
このエビちゃん、プレデターとバルタン星人を足したようなルックスで、ちょいとばかしグロキモイ。不潔だし。
でも難民キャンプに素直に住んでいる事から分かるように、人間に対して超攻撃的なわけではない。
普通に通訳なしで言葉もしゃべるし、ちょっとコミカル。
人間側は、まるでゴキブリを相手にするようにエビちゃんを差別する。
場所が南アだけに、アパルトヘイト的な空気。

で、さらに人間側に都合のいいキャンプにエビちゃんを移動させようとする人間と、実は武器を隠し持ち、故郷の星に帰ろうとするエビちゃんの間にイザコザが起こり。。なんやかんやと物語はイッキに進みます。

前半は「グローバーフィールド」のようなドキュメンタリータッチ。展開が早いので飽きません。
後半はうって変って「インデペンデンスディ」+「トランスフォーマー」的なアクションです。
主人公がまたいいのです。
超ヒーローじゃなくって。
エゴ丸出し、自分さえよければそれでいい!みたいな。
途中エビちゃんの液体をあび、半エビと化すのですが、それでも自分が助かる事しか考えていないのです。
こんな主人公ですから、徐々にエビちゃん側に同情していってしまいます。
エビちゃん側の主人公はけっこうイイ奴なんです。

ラストはちょいとショッキング。
一瞬「マジで?」と目を疑って巻き戻してしまいましたよ。

明らかに続編がありそうです。それも3年後。
エビちゃんが3年後に戻ってくるって言ってるんだもん。

ちょいとばかし(かなり?)グロいシーンはありますが、見ごたえのある作品でしたよ~♪







超スーパーB級魂! N!