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アレルギー体質の猫

2014-10-26 23:40:20 | 日記

受難の季節

 
朝、猫の遠吠えで目覚めた。
猫は毛を逆立て、壁を蹴って走っている。時々脚をプルプル痙攣させ、背中はヒクヒクと動く。
 
やれやれ、季節の変わり目のアレルギーだ。
拾った時からクシャミをして、結膜炎。
あぁ、この子はアレルギー体質だ……(u_u)
私自身と我が子でよくわかっているので直ぐに覚悟をして、医者からアレルギー体質用の餌を買っている。特別な餌とはいえ、缶詰めの餌に比べて割安だと思う。それでも年に二回は症状が出る。
マッサージするように身体を調べると凸凹している。毛皮だから見えないけれど蕁麻疹だ。
 
今朝も全身で私に「助けてくりょっ!」と訴えてきた。
 
動物病院に電話して薬だけもらいに行く。猫を病院に連れて行くのはさらにストレスをもたらすので可哀想だから。
 
もうすぐまる六年、私も投薬のプロになったし、猫も慣れてきた。
結膜炎の時は
「めめちゃん」
というと、ケージに飛び込んで観念のポーズでまぶたと眼球への塗り薬を受ける。
終わればケージから悠々と出る。「おしまい」がわかるのだ。
少し大変な飲み薬。
 
 
私は軍手を左手にはめ、大きめのスポイトに水を入れて丸薬を隠し持つ。どんなに隠れて準備をしても猫は異変に気付く。
私の表情をガン見して早々と察する。私は知らぬ顔で家事をしているふりをして猫に隙を与える。
そして、おもむろに近づき、左手でがっしりと捕まえ身体を固定して
「ごっくん!かいかい!ないない!」
と繰り返し言い聞かせる。
親指と人差し指でグワっと口をたてにこじ開け丸薬を投入、すかさずスポイトで水をチューッ!!鼻と口を抑えてごっくんと喉が鳴るのを確認してから「いいこいいこ!お終い!」と褒めてやる。猫はゲフゲフするも、終わったことを理解してケロっと毛繕いをする。
これに至るまでには猫にいつもしてやられていた。
猫はなんと、
「飲んだふり」をするのだ。
投入してちょっとの間は力で口を閉じさせておかないと、暫くして離れた所で「ぺっ!」と吐き出しているのだ。
タイミング、迅速性、絶対負けない!という信念が大切。
どれが足りなくても猫はケダモノの力で抵抗し、ケダモノの知恵で薬を吐き出す。
こちらの勢いさえ勝れば患畜は抵抗の途中で観念するし、やがてはその儀式が終わると身体が楽になることを覚えてか抵抗の力は弱くなってきた。
 
猫の蕁麻疹にもステロイドだ。
劇的に効く。それだけにさっさと治す必要がある。
 
娘もアトピーで耳の後ろが切れている。私は毎朝両手が蕁麻疹で腫れる。
 
大好きな秋なのに、受難の季節だ。
 
おやすみなさい、明日があるならまたね。
 
 
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ポスティング

2014-10-26 00:06:06 | 日記

寒暖の差が激しいので寒冷アレルギー患者は辛い日もあるけれど、残暑がだらだらもたれず、秋が長いのは嬉しい。

いよいよ芸術の秋。
芸術にはほど遠いけれど、私も生涯学習センターともいう公民館の文化祭で出番がある。
文化祭運営委員会に出席したり、当日スタッフや事前お手伝いなど沢山のサークルから数名ずつが何らかの作業を担当して文化祭の成功のために協力する。
事前のお手伝いでは、今年はチラシの「ポスティング」の係りとなった。近所を適当に廻ればいいや!と思っていた。高層マンションもあるし~*\(^o^)/*なんて呑気にかまえていたのだけれど、渡された大量のチラシには地図がついていた。地図には囲み線があり、そのエリアを廻ってくださいということだ。
ひぇー(O_O)
家から離れたエリアだった。
近所はお隣さんが担当されて、今日出会ったら「もう配っちゃったよん(^^)」ですって!
地図によると、あまり集合住宅がなさそう。戸建ての家が広いエリア内に点々としている。
「余ると思いますから、余ったチラシは返却してください」とのこと。
ならば、適当に配布して半分ほど返却してしまおうか……などと悪魔が囁くが、やはり、後ろめたいことはしないに限る。丁度息子が帰省したので、頼んでみたら、快く付き合ってくれた。
歩き回ること1時間半、まさかのチラシ足りません!のパターン。
「いつの地図や!」
畑の記号の所は住宅地になっておしゃれなお家が並ぶ。マンションもアパートも建っていた。が、道は直ぐに行き止まりになる。
アパートは階段だ。ジグザグに歩き徹底的にポスティングしていたら余るどころか足りなくなった。もうそれは知らん~
役目は果たした……ことにする。
お天気が良くて途中汗をかくほど。
 
ポスティングはなかなかに大変な作業だった。
一人ならめげていたかもしれない。不審がられるし。「チラシお断り」の文字があるとがっかりするし、犬が門番していると怖い。
地図がデタラメなので、配った場所をチェックもできない。やみくもではなく、やはりルートを考え、記憶を頼りに配る。
 
 
それでも終えてから息子とブラブラ歩いた時は風も涼しくなり楽しかった。
高い青空には秋のヒツジ雲。
地平線まで続いて夕陽に染まっていたオーストラリアのヒツジ雲の話をしながら帰宅した。
来年は違う係りにしたい(^^;;
 
当日のお仕事はバザーの店番だ。
 
お休みなさい、明日があるならまたね。
 
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