信楽へ

2017-07-31 16:45:00 | 旅行
運転免許証を返上した父がドライブに行きたいと言うので、この三日間運転手をしてきた。
国道をルンランランと走る予定が、カーナビも無く、頼りの父の頭の中の地図も日々変わり行く道や街の姿に目眩しされて、いつしか峠越えルートを走っていた。まあ、大した峠ではないけれど、近所の普段お買い物に行くくらいにしか運転をしていないので、七曲り峠は少しドキドキする。

父が20年ほど前に、今は亡き母と一緒におうどんを食べたというお店を見つけて炙り地鶏つけ麺を。
特別大きな狸が目印の澤善





女将お手製の地鶏味噌を入れると2度美味しいというつけ麺。



美味しかった💖

お土産にたぬき味噌
生姜入りと青唐辛子入り



新発売したばかりのトマト味噌、ピーマン味噌、玉味噌(玉ねぎ味噌)の試食もした。
パスタにも合いそう。

お腹が落ち着いたところで、狸を買いにへちもんへ……





我が家には、母が送ってくれた子ダヌキ二匹と親父狸がいるけれど、母さん狸、つまり私の狸がいないので、今回は母さん狸を買いたかったのだ。

それで、出自を同じくするために、へちもんへやって来た。

私とは大違いなグラマラスな母さん狸を買った。他にも食器やらスイカの蚊遣りなども買ったけれど、宅配を頼んだので、後日写真をUPするつもり。

帰りはスイスイ予定の道を帰りホテルに戻り、ひと休みしてから夕食の為に部屋を出ると、
エレベーター付近にお相撲さんがワラワラと。
エレベーターに一緒に乗って一言二言父が言葉を交わす。
なんと33年ぶりにこの地で夏場所巡業だそうで!



聞くと、このホテルに力士が40人宿泊だとのこと。なんと心強いことか。

お相撲さんの姿って、不思議なんだけれど、おめでたい㊗️って感じがする。
90歳の父が、その存在がおめでたい㊗️と思うように。

関西の「梅の花」は美味しい。
「風待草」
というメニューに、単品で鮎の塩焼きを追加。









鮎の塩焼きは絶対食べたい!

あげ湯葉に麩の田楽







箸置き

牛肉豆腐、デザートの抹茶アイスの写真は撮り忘れた。



すっかり暗くなって、琵琶湖は見えない



京都から新幹線に乗り、先程帰宅したが、猫の熱烈大歓迎を受けて、3日分の洗濯を今終えたところだ。


「良心 」善良な人は自分が完全に正しいとは思わない

2017-07-22 23:31:57 | 日記
ミステリー小説を読み始めたのをきっかけにディケンズの作品を読んだ。
そうして、ふとあることに思い至った。
私には、登場人物の中のある種の人達を理解できない。その心や行動を理解できない。想像できない。
物語はそのようなキャラクターがいるからこそ引き込まれて読み進むわけなのに。
悪人の心がわからないなんて、あまりにも当たり前のことだから、わからないことに疑問も持たなかった。
「良心の欠片も無い」
とはよく言うけれど、
本当に良心が無い人の精神状態を想像してみたことがなかった。
こいつには良心というものがないのか!と、憤慨はするけれど、何故そんなことができるのか想像しないで読んでいる。そんな性格なのか、不幸な生い立ちからなのか、だけど誰にでも、どんな悪人にも、どこかに「良心」はあるだろうに……と。
はじめに良心ありきだからわからない。

そんなことをふと思ったところで、

マーサ スタウト著

「良心をもたない人たち」

と、いう本に偶然出逢った。
書店でそのタイトルが目に飛び込んできた時、これだ!と、感じた。
これは第六感?
(良心は第七感となるようだ)

サイコパス に良心はない。
全く良心がない状態を、良心の欠片くらいは持つ者が想像するのはとても難しいようだ。
良心がないことに本人が不自由とか不便とかを感じることはない。
巻き込まれた人が被害者であり心を病んだりする。
良心がないことは障害か?病気か?治療が必要なのは良心のない人か、良心のない人に傷付けられた人なのか?
良心がない人が成功したり強いことがままあるのは何故か?
そもそも良心は何のためにあるのか?

道徳と科学

自分の行動は真に良心によるものなのか、それとも世間体を気にするがためか?

「良心」という大きな壁にぶつかっていた私にまさしくこれ!という内容だ。

世間を騒がせる人の言動や、私の生活を脅かす近しい人を見る目が変わる。
小説もまた一層面白く読める。
つまり、そうなんだ、文学の世界では当たり前に表現されていたし、それは現実の世界でそうだからなんだ。
全く、いかに愚かな感覚で読書していたことかと落ち込む。
まぁ、乙女チックだったというか。

著者がこの「良心のない人たち」のことを研究するきっかけになったのは、9.11同時多発テロだった。

恐ろしいのは人類の4パーセントにあたる人が、この「良心」をもたないということ。
25人に1人。

一見、魅力的だが、うそをついて人をあやつり、空涙をながして同情をひき、追いつめられると逆ギレする。
(帯より……。)

あゝ寒かった‼️これぞアイスショー

2017-07-15 22:10:58 | 日記
2週間前にギターサークルの部内コンサートがあった。
10日には友人のキルト展に行った。



毎年恒例の行事、日記には書き続けたかったのだけれど、つい書きそびれて日が過ぎてしまった。

今日は2年ぶりのプリンスワールドアイスショー⛸



お帰りなさい小塚崇彦君!をはじめ、
織田くん、樹君、荒川静香さん、安藤美姫ちゃん、本田武史さん、本田姉妹、村上佳菜子ちゃん、新葉ちゃん。
あの誰かさんやら、もひとりの誰かさんやらはいなかったけれど(いたらチケット取れないわ)
年々クオリティが上がっていくプリンス達と豪華なゲストスケーターで素晴らしいショーだった。

今回ベンツに乗るのはミキティ。似合ってました。



今回はふれあいタイムは離れたところから見守った。前回、エキサイティングシートであまりにも良い思いをしてしまい、宇野君と握手したりできたからもうおばさん充分でして……



それでも崇ちゃんが来るのを待ってみた。でも反対側でとっつかまって、樹君が二周してる間にもまだ来ないので諦めた。




まりんちゃん、ミキティ、静香さん



いつになく男性客が多いと感じる。まりんちゃん効果かな。

私の席より少し斜め後方に、数人の外国の方がいて、なんとなく普通の客ではないオーラがあるなぁと思っていたら、ミキティのスペインのお友達で、リンクから「オラ!」って。ハビは来てないのかな。

とても良い席で、まあ、東伏見はどこでも良い席だけど、素晴らしい滑りを目の前で観られて夢のようだった。

アイスショーは、本来寒い所で観るものだよなぁ。
寒くもない遠い席から双眼鏡で追うのではなくて、スケーターと一緒に滑ったり跳ねたり、スピンしたりしてるみたいに感じて風になっていた。
エキサイティングシートの人達はダウンを羽織ってらした。私は6列目だったけれど、席に毛布も敷いて座っていた。それでもすっかり冷え切って、公演後外に出たら暑さが有り難かった。



帰り道、4月に出来たばかりなのにとても繁盛しているイタ飯屋さんに行った。



弾きこもり、食べこもりの色褪せた生活に光が射したような、そんな一日だった。




誇り

2017-07-08 22:53:37 | 日記
誰の心にも
「誇り」
というものがあることを誰もが想像したら
この世界も変わるだろうに
罵ったり、嘲ったりするのは、例のあの方だけじゃない

人は手間暇かけて、手塩にかけて、いったい何を育てているものやら