昨日見学した大聖堂の尖り屋根が見える。











シドニーという街はクールな感じだ。
日本語が通じない、観光地ではないからかな。
みんながそうではないけれど、傾向として、シドニーのガイドは、此方の顔を見ることなく反応を感じようともせず、淡々と仕事をやっつけているみたい。
初めての土地にやって来た人、わからなくて当たり前の人に分かるようにガイドして欲しい。
そりゃあちょっと自力で歩き回れば分かるだろうが、時間が足りないし、また私のように高齢の父と一緒のものだっている。臨機応変、その旅人の欲することを察して知恵をかしてくれても良さそうなものなのに、決められた事しかやりません!とアピールしてくるのは如何なものか?
何というのかなぁ、主役は旅人ではなくてガイド?みたいな。
残念なことに、世界遺産認定ガイドの女性が特にそういうタイプだった。
朝一番の挨拶でそれは直ぐにわかった。
トレッキングコースがどれほどの難易度か分からないので尋ねたら
「どの程度?それはどういう意味ですかっ!」
「高齢の父がいるものですから」
「最後に階段が109段ありますっ!」
とても威圧的で、参加するな!と言われたように聞こえた。
物凄く気持ちが萎えた。どうしたらこんな嫌な言い方ができるのだろう??
ウルルでも若者に負けずに歩いていた父である。無理ではなかろうにと思ったが、
ブルーマウンテントレッキングコースを選んで半日この人と一緒にいることを想像するとうんざりして、
何と穏やかな父でさえ、
「あの人は、ちょっと、かなんなぁ…」
と言うものだから、そのガイドとは別行動ができるバスコースを選んだ。
此方のガイドは青木さんといって、まあまあ親切だった。
ちょっと忙しそうなのは感じたけれど、みんなよりゆっくりな私達親子の足元を気遣い、嫌な顔せずに、辛抱強く付き合ってくれたと思う。当たり前のことだけど。
もう少しリラックスしてくれない?と言いたくなる。
やはりリラックスして仕事するって大事なことだなぁ。
いらいらせかせかは、せっかく日常現実から飛び出してきた私の気持ちを萎えさせる。
数日のオーストラリア滞在で、もうこんな風にリラックスするのが当たり前になってきた。
JALパックの下請け現地ガイドであるからには、JALの看板を大切にして欲しい。
と、世間知らずの愚痴を連ねてみたが、
ウルルやケアンズとは全く別の空気の経済都市シドニー。
州を越えると法律も変わる。
なるほど人も変わるからそりゃそうだと思った。
シドニーを訪れるなら、もっと下調べをしっかりしてこなくちゃ(´・_・`)