goo blog サービス終了のお知らせ 

地球歩き オーストラリア6

2014-05-22 20:58:51 | 旅行
ケアンズに四季はない。あるのは雨季と乾季で、今はちょうど乾季から雨季に変わるところだ。
1週間ほど前から降水量が増えていて、長く続く雨ではないが、急に降り出すので常に雨具を携帯する方が良い。
砂漠から移動してきて、気候の違いに少し戸惑い疲れが出た。旅行中に疲れると食欲がなくなる。
店を探すのも億劫になったので、ガイドのたかさんに尋ねたら、お蕎麦屋さんがあるという。
それや~!お蕎麦なら食べられる~!お蕎麦が食べたい~!和食~!
明日はアドベンチャークルーズでまた朝が早いから、今夜は軽くズズっと食べて寝よう。

「プルマン ケアンズ インターナショナルホテル」





ハーバービューのお部屋。広い=(^.^)=



教えてもらった蕎麦処「横綱」は、まったくもって日本だった。
オーストラリアにいることを忘れるほどに、普通の日本の蕎麦処だった。
父とふたりでザル蕎麦をズズッ=(^.^)=枝豆とビール。他に客はいないが、主の知り合いらしき人が来たりして、日本語が飛び交っている。お品書きの短冊がうれしいねぇ。ワサビも嬉しい。
蕎麦屋から出て、ホテルまで夜のケアンズを歩いた。
やはり水がとても高いので、スーパーマーケットに立ち寄ったが、閉店アナウンスに追い立てられ大慌てだ。
ビールは「酒」と書かれた店でしか買えない。でも今夜は疲れてビールも要らない。

大橋巨泉のギフトショップ



ケアンズの人々が一番活発になるのは夕方から真夜中らしい。
BARやカフェは鈴なり激混み、物凄い喧騒で、ホテル10階の私達の部屋までその声は響いていた。
虫の声しか聞こえなかったウルルがいかに僻地だったかよくわかる。

ベッドが柔らかすぎるのと浮かれた人々の嬌声で残念ながら眠れなかった。

でも、明け方少し眠れて何とか復活σ^_^;、
さあさあいよいよ
「グリーン島とアウターリーフ アドベンチャークルーズ」
8時にリーフターミナルに行って船の切符を買った。

緑色のシールを服に付けるように言われて1番船着場へ。



これに乗る!



8時半出港なので、間も無く乗船する。
ガイドの同行はないのでちょっと不安だけれど、さり気なく日本人スタッフが言葉をかけてくれた。
乗船すると、クッキーとコーヒー 紅茶のサービスが始まる。
動き出すと、スタッフがコップの回収にきた。安全のため飲み物のサービスはそれでおしまいですと。
うーん、こんなに速い船は初めてだ。コップ回収の意味がわかった。
飛沫をあげてわ~んわ~んザッバザッハと唸りながら揺れる揺れる、私は初めて船酔いした。
グリーン島までは1時間ほどだったが、期待ワクワクと裏腹にどんどん無口になっていくのだった。
日本人スタッフが言うには、
「今日は中位の揺れですね。前は特に揺れますから帰りは後ろの方の席に座って下さい。」
これで中???
グリーン島に到着



長い桟橋で風に吹かれたら、ありがたいことに船酔いはすっかり消えてくれた。
目の前に素晴らしいビーチが広がった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地球歩き オーストラリア5

2014-05-22 16:23:12 | 旅行
ウルル ビジターセンターで南半球の星座早見表を見つけて買った。
ウルル ケアンズ シドニーと、いつ何処で見られるかわからないから、これがあれば心強い。
この南半球でしか見られない星をどうしても見て帰りたいのだもの。



回転する輪に月日と時間を当てはめて方位を確認して持つと星座が一目でわかる。
此方の空に南極星はないが、天の極というものはある。天の極を中心に夜空の星は動く。
天の極の近くに南十字星はある。だから見つけやすい。
早見表の「crox」が、南十字星だ。

お昼のピザを頬張りながら確認したところ、昨夜見たのはおそらく南十字星だと父は言う。

カンタス航空3時30分発のケアンズ行きに搭乗するために2時過ぎにチェックイン。
じゅんこさんとはここでお別れだ。
紹介してもらったガイドブックがウルルカルチャーセンターに無くて残念がっていた私に、家に有ったからと、持ってきてくれた。



写真が綺麗。

3時の搭乗にはまだ充分時間があるから
「ゆっくりおトイレ行けるね~」
と、誰もがノンビリしていたのにトイレから出たら既に搭乗開始していた。
顔見知りになった若者に尋ねると、
「この飛行機しかないからもう搭乗始めたみたいですね。」
ふ~ん(O_O)なるほど、確かに一機しかない。
みんなぞろぞろ搭乗していくので私達も続く。一機しかないのだから間違いようがないものね。
搭乗すると、CAさんはバタバタと準備している。
短時間ながら機内食サービスがあるから大変なのだろうな、
みるからに熟練CAが、一人でもくもくと働いている。
ぼんやり眺めていたら、もう動き始めた。あれ?あれあれ?ちょっと早くない?まだ3時前だよ(O_O)
腑に落ちないながらも、もう動き出した飛行機、止められない降りられない。
滑走路を走り出しあっと言う間に大空へ。
ところがその飛び出し方が、何ともはや凄い角度でキュい~ん、こっ、これはΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
さらにある高度に達して機体が水平になりホッとしたら今度は旋回し始めるではないかΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
ウルルが眼下に見えたと思いきや地平線が垂直にΣ( ̄。 ̄ノ)ノ垂直にΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
これはもう、アクロバットと言うしかない。足がすくんだ心もすくんだ。
小型機だからできるパイロットの大サービスに半べその私。

時差があまりないオーストラリア、でも行程表は現地時間で見るので、シドニーに到着した時、時計を1時間進めた。ウルルに到着して30分戻した。
今また、ケアンズに向いて30分進めるように案内があり、父は腕時計を設定する。
私はスマホの時計をあえて触らないことにした。日本時間を常に意識する。

やっぱりおかしい。行程表の時間とこの飛行機は合っていない。
そう思うのは私だけ???
クルーは何ら変わらずテキパキ仕事をしている。
他の客も何も言い出さない。
やがてわたしも、まあいいか(´・_・`)という気持ちになる。

そしてケアンズ到着。
現地ガイドが出迎えてくれた。
開口一番
「早かったですね~」
やっぱり~(´・_・`)
このガイドさんは小まめにフライトチェックしていたそうで、到着が早くなるのは予測していたそうだ。
彼曰く
「時々あることですが、こんなに早いのは初めてです。」
やっぱり~(´・_・`)
ウルルで顔見知りになっていたカップルが不安そうに近寄ってきた。
自分達のガイドがいない!と言う。
小さな街ケアンズのこと、ガイド仲間の連絡網ですぐに確認が取れた。
早過ぎる到着に間に合わなかったのだ。
私達のガイドは「たかさん」
自分はアンテナを張っていたから気が付いて、洗濯物も取り入れずに空港に駆けつけたと、得意顔で……(*^o^*)

結局、どう考えてもパイロットが時間を間違えていたとしか考えられない。30分も早く到着したのだもの。ウルルとケアンズは時差30分。

砂漠のど真ん中のウルルでバスが立ち往生するのとわけが違う。
国際線も発着するケアンズの空はそれなりににぎやかなのだ。

無事ではあったけれど、ぞっとする。
何のアナウンスもなかった。
こんなものなのかなぁ。
日本の交通機関はほんの数分でも繰り返し謝ることにつくづく感心する。

そんなこんなでスリリングなケアンズ入り。

ケアンズは、
熱帯だった~~!!
カラカラに渇いたウルルからやってきたので、その蒸し暑さにひるんだ。
ケアンズには3連泊する。
明日は憧れのグレートバリアリーフ、グリーン島*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする