ハルナツアキフユ 

転移性悪性黒色腫(メラノーマ)と診断された夫のことや
巡る季節の中で思うことを綴っていきます。

新薬ニボルマブ 世界初承認へ

2014年06月27日 | 悪性黒色腫(メラノーマ)


小野薬品が昨年のクリスマスイヴに
メラノーマの治療薬として承認申請していた二ボルマブですが
ついに6月26日、厚生労働省が承認する方針を決めました。

   NHKニュース

まだ正式な承認、その後の販売までには時間はもう少しかかるのでしょうが
ここまで来たら早く使えるようにしてほしいものです。

幸い、夫は今すぐに使わなければならない状態ではありませんが
今すぐにでも使わないと・・・という患者さんも多く
承認を待たずして亡くなった方や、そのご家族の無念を思うと、
ほんとうに悔しい気持ちになります。

日本では年間1400人が発症し、700人が亡くなっていると推計されています。
アメリカのように患者の多くが治験を受けられるような環境にもなく
治療の選択肢もステージが進むにつれ限られていたメラノーマ治療に
新たな希望が見出せるようになる日が近づいたことに
大きな拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。

「オプジーボ」という製品名になるようですね。
どんな意味合いのネーミングなのか聞いて見たいものです。