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HARIKYU'S CAMERA CLUB 「BLOG 」

「HARIKYU'S CAMERA CLUB」の別室写真館です。
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「異国迷路のクロワーゼ」 第7話

2011年08月16日 | 異国迷路のクロワーゼ

<pink>「異国迷路のクロワーゼ」 第7話 </pink>


 劇的起伏には乏しかった本作「異国迷路のクロワーゼ」 でしたが、今回はドラマがありましたねー、ハートフルでしたねー。(^_^)

 前々回、燭台をかっぱらわれた少年に、今度はパンまでめぐんでしまう「湯音」。
クロードは怒りまくってましたが、それにしてもクロードは全然人を信用しませんね。
これがパリで生きていくための術なんでしょうか。

~ いつもの様に「湯音」が店番をしていると、つい先日の貧しい男の子が店先に姿を見せます。
もう悪いことをしない様に、と朝食の残りのパンを渡しながら男の子に優しく注意する「湯音」に、クロードは「そんな注意など子供は理解力がない野獣だから通じない。」と怒ります。
日本の感覚とはまたしても違う考え方に戸惑う「湯音」。
それでも、その子のことを少しでも分かってあげたいと願う「湯音」ですが、実はその日は朝から体調が優れなくて・・・・・。 ~




「湯音」遂に風邪でダウン。
「アリス」に医者の手配を頼んだり、お粥を作ってあげたりとクロードの異常な献身ぶりが目立ちました。
「パリの中で生きる場所を必死に探してる」少年と「湯音」がダブって見えたのかな。




 少年は花屋の花を盗もうと思ったが盗まずに、摘んできた雑草の花でのお見舞い。
「湯音」の願いが通じた刻でしたね。


「湯音」の頬奪われる!!くそ~、クロードめ。(怒)




第7話 「天窓 Lucarne」

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Ikoku Meiro no Croisee - 07 (CC subtitles) 投稿者 anime720phd




「異国迷路のクロワーゼ」 第6話

2011年08月09日 | 異国迷路のクロワーゼ

<pink>「異国迷路のクロワーゼ」 第6話 </pink>


 今回は「湯音」と「アリス」の「着せ替え人形ごっこ」という感じの展開でしたが、まぁ、相変わらず「ゆるり」とした展開でしたね。



 西洋ブルジョワのお嬢様の衣装は「クリノリン」とか「コルセット」とか、肉体的苦痛を伴うなかなか大変な仕事なのですねぇ。
「コルセット」は知ってましたが、「クリノリン」という装具は知りませんでしたぞ。

 「カミーユ」の「クロード」に対する感情は、どうも「許されない恋」のようです。
4、5話になんとなくそんな描写がありましたね。


第6話 「鳥籠 Crinoline」

どうしても「湯音」を屋敷へ招き入れたい「アリス」は、今日もギャルリに馬車で乗りつけ、「クロード」達の店にやってきます。
今日は写真を撮影したいという「アリス」。
ブランシュ家の屋敷で「湯音」は、「アリス」と「カミーユ」が小さい頃の写真を見せて貰います。
子供の頃からきちんと”クリノリン”を身に付けていたという「カミーユ」。
姉のことを誇らしげに話す「アリス」とは対照的に、写真の中の「カミーユ」はどこか寂しげです。

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Ikoku Meiro no Croisee 06 RAW 投稿者 Pauline56400


「異国迷路のクロワーゼ」 第4.5話

2011年07月30日 | 異国迷路のクロワーゼ

<pink>「異国迷路のクロワーゼ」 第4.5話 「音楽会」 </pink>


 テレビ未放映の第4.5話ですが、ネット配信で視聴したので感想を書いておきます。
本来はDVDのオマケ回のようですが、実にしっとりとした良い出来の回でした。
こんな件p性の高いお話がテレビ放映されないのは何だか残念ですね。


 

~ いつもの様に「湯音」が聡怩オていると、外から懐かしい日本の歌が聞こえてきました。
「さくらさくら」と「ずいずいずっころばし」のようですが、「湯音」はその音楽が気になって仕方がありません。
広場でギターを奏でていたのは、音楽を聴かせてお金を稼ぐ、ボヘミアンの女の子。
湯音はそんな彼女に興味を抱きます。
「クロード」曰く、ボヘミアンには係わるなとの事ですが・・・・・。~


 

 今回は「湯音」とジプシー少女「アンナ」の音楽会が展開の中心でしたが、音楽のとりもつ不思議な「縁」についても語られていました。
縁は異なもの味なもの、「湯音」が広場で聴いて「懐かしい」と思った曲は、実は「アンナ」の祖父が作り、滞在中の日本で愛した女性に口伝えにした曲でした。
それが、「湯音」の姉にも伝わり、それは「湯音」の子守歌になっていたというのですね。
何という偶然。
「アンナ」の祖母が日本人だというのは、この「アンナ」の祖父が愛した女性のことなのでしょう。
しかし生まれた子、つまり「アンナ」の父親か母親だけを祖父がフランスに連れ帰ったのでしょうね。
当時日本は鎖国中でしたから、アンナの祖母がフランスに渡るなどということは叶わないことだったのです。

 ちなみに「湯音」がミニ音楽会で歌っていた「むすんでひらいて」は有名な哲学者「ルソー」の作曲、「アマリリス」は国王「ルイ13世」の作曲でどちらもフランスの曲ですね。
ヨーロッパの曲は教会音楽が端を発していますから、ほとんどが陽旋律です。
アンナの祖父が作ったという曲は陰旋律ですから、おそらく日本で初めて耳にした旋律が新鮮だったのでしょう。


最初と最後に伏線らしき男の子が出てきました。
今後お話にどう絡んでいくんででしょうか。



「異国迷路のクロワーゼ」 第4話

2011年07月26日 | 異国迷路のクロワーゼ

<pink>「異国迷路のクロワーゼ」 第4話</pink>


 今回は「湯音」とブランシュ家の令嬢「アリス」がちょっとだけフレンドリーな関係になってゆく、という展開でしたが・・・・・。
まぁ、お話は見ての通りです。

 本作の見どころは明治時代のパリの時代考証や街描写を楽しむ等々、色々とありますが、何と言っても、右も左も分からないパリの街で立ち働く「湯音」の「可愛さ」の魅力でしょう。

 何もかもが初めてづくしのパリの人達や文化に戸惑いながらも、健気にかつ芯のある対応をする「湯音」はキャラクターデザインも相俟って本当に可愛らしい。
ただ、「可愛さ」といってもこれは昨年の「イカ娘」などとはまったく趣を異にする「可愛さ」であって、それは何かというと大戦後のアメリカナイズによって日本女性が失ってしまった、封建女性的な「つつましさ」と「叙情性」なのではないかと考えています。
いやー、明治娘まったく侮れません。
今期のベストキャラは自分の中では「湯音」に既に決まっています。(笑)





 さて、「湯音」が行水をしようとして、「クロード」から「そんなのは金持ちの道楽だ。」とたしなめられていましたが、ヨーロッパでは水はとても貴重で高価なものなのですね。
ましてや水道も発達していない明治時代のパリでは、水はワインより高価なものであったらしいです。
ヨーロッパでは気温も湿度も低いので日本ほどの入浴を必要としませんが、「湯音」はパリにやってきてから、一度もお風呂に入れなかったのでしょう。
だからどうしても日本人の「湯音」には我慢ができなかったのでしょうね。
「クロード」の家には風呂はないようですし、この時代のパリの人は公衆シャワーで用を済ましていたらしいですし。

 余談ですが、水が乏しいということはそれだけ衛生面にも問題があるわけで、昔からヨーロッパには伝染病が多いのもそこに原因があるのかもしれません。
中世のヨーロッパでは家の芥も人の排泄物もいっしょくたで道路に曹ォだしていた、と、昔世界史の授業で聞いたことがあります・・・・・。

 また、肉食が中心で入浴もしないというのであれば体臭も相当きつくなる筈で、ヨーロッパで香水が発達したというのも納得できるところです。
日本でも「十二単」を着ていた中世の貴族はそう簡単には着物の脱ぎ着ができなかったから、ほとんど身体を洗うこともできなかったそうです。
だから体臭をごまかすために「香」を炊いたわけで、それゆえ、日本では香が発達したんですね。


第4話 「水明り Eau et lumières」

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「異国迷路のクロワーゼ」 第2話

2011年07月11日 | 異国迷路のクロワーゼ

<pink>「異国迷路のクロワーゼ」 第2話</pink>


 さて、「異国迷路のクロワーゼ」 も、もう第2話目に入りましたが、初回は物語の方向性が見えなかったり、あるいは「湯音」の人形のように生気のないキャラクターが気になったりと、かなり戸惑いましたけど、2話目にしてだいぶ慣れて「面白く」感じるようになってきました。
「湯音」も可愛く見えるようになってきましたし。
何だかとてもホンワリとした雰囲気のアニメなので、これは最後まで見届けようと思います。




 今回は日本と仏蘭西との食文化の違いに戸惑う「湯音」が描かれていましたが、本作は明治娘「湯音」の体験する異文化カルチャーショックと異文化コミュニケイションを中心に描いていく作品なんでしょうね。
昔の日本には丁稚とか奉公といった風習があったけれども、「湯音」も奉公に出るような身分だから、そんなには豊かな家庭ではなかったのだろうし、また、なぜ仏蘭西くんだりにまで奉公に出なくてはいけなかったのだろうとか、既に母親とは死別しているとか、そんな暗い要素もあるようだけれど、アニメではあくまでそのあたりには触れずにライトタッチで描いていくんでしょうか。

それにしても「湯音」はお米やみそ汁が恋しくならないのかなぁ。
「うめぼし」は日本から持ってきていたようですがね。
私では日本食がないと1週間暮らせません。(^_^;)

【ストーリー】

19世紀後半の仏蘭西(フランス)、巴里(パリ) 。
近代化の流れに忘れられた小さな商店街(パサージュ)、ロアの歩廊(ギャルリ・ド・ロア)に、ある日、小さな日本の少女が足を踏み入れました。
彼女の名前は湯音(ゆね)。長崎から一人、パリへ奉公にやってきたのです。全く違う異国の文化や慣習に戸惑う毎日。それでも一生懸命な湯音は、鉄工剣i店「ロアの看板店」で働きながら、店主のクロード、そしてパリの人々との温かな出会いを通じて、一つずつ、文化や言葉の違いを乗り越えていくのでした。
優しい日差し差し込む、この時代遅れな商店街に迷い込んだ日本人形(ジャャlーズ)。いつか、ギャルリの家族になれるよう、少女は今日も奉公に励みます…。


第2話 「チーズ」

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