D.C.(ダ・カーポ)Ⅲ 第13話 「 ダ・カーポ 」 ( 最終回 )

D.C.(ダ・カーポ) の第3シリーズも今回が最終回 、幼 「 さくら 」の一件は前回で取り敢えずの落着を見たので 、
どう最後を〆るのかと期待して見てみたんですがね ~ 、う~~~~~ん ・・・・・ 。


さて 、前回ラストの思わせぶりなシーンの再現の後 、いつものバス通学メンバーでのいつもの朝 。
枯れない桜の謎の解明については 「さくら」 のこともあって 、「 清隆 」 の 「 そっとしてやらないか。 」
提案で曖昧なままにすることに 。



昨日届いた謎のメールも夕方待ちということですね 。





という事で 、あとはもっぱらヒロイン総出による 「 清隆 」 の争奪戦となりました 。

しかし、彼も報われない男でしたね ~ 。
総登場時間は1分以内だったのでは ?





やはりここでも 「 立夏 」 の扱いは別格のようで 。
新聞部の 「 杉並 」 にチャチを入れられたりしますが 、結局は5者択一を迫られる 「 清隆 」 でして 。

聾桟敷に置かれた「 杉並 」 の怒りも爆発というところですが 、この「 杉並 」 、
やはり今期も狂言回し役に終始してストーリーには絡んできませんでした 。




「 清隆 」 がしきりに 「 立夏 」 や 「 さくら 」 の前世の事を気にかけていましたが 、「 立夏 」 曰わく 、
「 前世や過去の事よりも今が大事 。 誰を選ぶの ? 」 と。
このあたり、だいぶはぐらかされた感じがしましたが 、又しても全員に迫られて 、「 清隆 」 の
「 いつまでもこのままで。」 発言 。
結局、恋愛面ではハーレムエンドなのでした 。




さて、ここからが良くわからない最終パート。
約束の桜の木の下に行ってみると、成長 「 さくら 」 が現れて 「 もう1人の僕 」 発言とか、
皆の言う 「 懐かしい 」 って何 ? ?
いろいろともっともらしく 「 さくら 」 がネタを話し始めたところで終了 。
次期へ繋ごうというのか、なんだかさっぱりわからないままに終わってしまいました 。



余白エピソードは 、ロンドンの魔法学校で 「 立夏 」 と 「清隆 」 の前世と 、 これもどういうポジションなのか
まったくわからない 「 さくら 」 が出会っている場面ですが 、これはゲームの中での一場面なんでしょうか 。
アニメ視聴オンリー組には何だかさっぱりわかりませんね~。
・・・・・ ということで本作も一応終了しましたが、終幕はアニメ視聴オンリー組には訳のわからぬ事ばかり 。
不親切極まりないです。
この作品 、「 キャラ魅せアニメ 」 としては非常に良く出来ていて 、「 シャルル 」 を始めとした
各ヒロイン達のエピソードはその魅力や可愛さを十分に堪能できましたが、
( 一部には 「 葵エピソード 」 のように行き過ぎもありましたが。 )
主題のダ・カーポ ( 輪廻 ) というテーマについては曖昧なままでしたね 。
終盤の幼 「 さくら 」 エピソードは面白かったけれど 、「 純一 」 を探し求める 「 さくら 」 が
どうしてこの時代に幼い姿に戻って現れたのかとか 、最後の幼 「 さくら 」 と成長 「 さくら 」 との関連性も
何が何だかわかりませんでした 。
特に最後の終わり方については今までのシリーズの中では最低で 、何とも未消化な感が否めません。
無印からの流れを汲む懐かしいキャラクターがいろいろと登場するので 、1期からのファンたる私にはそれなりに楽しめましたが 、
新規参入組にとってはストーリーも含めて 「 何じゃこりゃ ? 」 と感じたのではないでしょうか 。
・・・・・ DB評価は 「 普通 」 あたりが妥当ですかね 。
近いうちに論評を練って 、投稿しようとは思ってます。
蛇足ながら私の本作ヒロイン好感度順。
立夏 = シャルル > 姫乃 > 葵 > さら
やっぱり旧作の面影のない新ヒロインは印象が薄かったですね 。