あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

はじめまして😊

2023-01-26 13:22:00 | ブログ
こんにちは☀️
このたび天野鍼治療院で働かせて頂く事になりました、暮石祐子です。 

鍼灸マッサージの国家資格を取得して約2年、天野鍼治療院での勉強会を重ねるうちに、
天野先生のもとで沢山の方に脈診流経絡治療の素晴らしさを伝えていきたいと思うようになりました。
週1日の水曜日のみではありますが、お仕事が出来るのが今から大変楽しみです✨✨
最近は、天野鍼治療院で働くと考えるだけで、遠足前夜のような興奮状態🏃‍♀️になってしまい、
鍼灸で心穏やかになるよう努めております。

まずは、簡単に自己紹介させて頂きます。
大学卒業後、パターンナーとして15年以上勤めて参りました。
その間結婚し、2人の子供(現在小3の息子と年長の娘)の出産を経験致しました。
ただ、妊娠出産に至るまでには、長〜い長〜い不妊治療と不育症を経験し、
その原因がある難病体質であると言う事が発覚致しました。今度そのあたりのお話もさせて頂きますね。

その難病体質の改善は、西洋医学では治療法がなく、服薬のみの対処療法のため、
何か別の方法で治療出来たらと思い、東洋医学について、調べる様になりました。
自分の免疫が自分を攻撃したとしても、
それを上回る自己免疫力をあげていければ、
脈を診て五臓六腑の調和を整えていければ、
必ず体はかわると思ったからです。

それから、2人目の子供が1歳になったのを機に、40代で学校へ入学し鍼灸あん摩マッサージの資格を取りました。

そして、現在この脈診流経絡治療に体の変化を感じ、一生勉強、学びたい、
この素晴らしい治療を多くの方に体感してもらいたいと思うようになりました。

やりたい事は、いくつになっても出来る!!
天野鍼治療院で皆様の養生に貢献していければと思っております。
まずは、研修を全力で終えたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します😊
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水曜会

2023-01-25 22:41:00 | ブログ
こんにちは😃昨夜は、積雪が心配されましたが
名古屋は朝方、ほんの少し雪がちらついた❄️ぐらいで
積雪は見られませんでしたが、気温はかなり低く
氷点下を記録しましたね🥹🥹🥹

明日の朝は、路面の凍結が本当に心配ですね。
近隣の市街では、積雪のひどい地域もあり
当院でも遠方の患者さまはキャンセルなどございました。
被害が少ないことを祈っています。

さて、今日は水曜会がありました。
昨年から続けている「曲直瀬道三(まなせどうさん)」先生の
治療について学びました。
戦国時代に活躍なさった東洋医学の医者ですが、
今でも本当に学ぶことが多いです。
患者には、織田信長・徳川家康・豊臣秀吉・毛利元就など
名だたる武将たちが揃っている名医です。

現代のような薬がなかった時代に
先人の先生方がいかに治療をしていたかを学ばせていただくと
私たちにもできることがまだまだあるなぁと
毎回考えさせられます。




すぐに知識のふりかえりをするために、実技をやっています。
今日は、腹部の動気の診察法(心臓の動悸とは違います)。

鍼灸学校でも、腹部の動氣について知識では学んでいますが、
実際の患者さんで手で触れて授業があるわけではないので
どんな触れかたで、どの位置に感じると、どの臓腑につながるのか?
という実践がやはり私たち鍼灸師には必要不可欠です。

お互いに触診(東洋医学では切診といいます)することで
「あぁこれなのか!」と手で感じることが、一番大切です。
これを積み重ねていくことで、診察の精度があがっていくのですね。
私も、初学者の頃にこうして先輩の先生方から学ばせていただき、
少しずつ自分の中で消化していきました。

自分が、教わる立場からこうした場を提供できるようになり
臨床を45年続けてきてよかったなぁと思うとともに
今でも、毎回学びの機会をいろんな先生方にいただき感謝しています。







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明日より、新しいスタッフを迎えます‼️

2023-01-24 21:04:00 | ブログ
こんにちは。今日は午前は霰。夕方から吹雪。
と落ち着かない空模様です。
今夜から明日の朝にかけて、積雪や道路の凍結の恐れがあるということですね。
被害が少ないことを祈るばかりです。

さて!明日より当院に新しいスタッフをお迎えすることになりました😊
脈診流経絡治療を志したい!という希望で
当院で学びたいと水曜会に参加されている先生からご縁をいただきました😊

当院は、受領委任制度の参加医療機関でもございますので、
今日はその手続きを済ませてまいりました。

本日付で、新しいスタッフが仲間入りしています😊

先人の知恵の詰まった東洋医学に基づいた治療を
自分もやりたい‼️と思ってくださる先生が増えることが
私の1番の喜びです。

研修期間を経て、患者さまへの補助療法(当院ではお灸がメインになります)で
治療スタッフとして、関わらせていただきます。

近いうちに、こちらでも紹介させていただきます。
先ずは、患者さまにお顔を覚えていただけるようにと考えています。
お気軽にお声掛け頂けたら嬉しいです😊


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名古屋漢方鍼医会

2023-01-23 21:53:00 | ブログ
こんにちは。今日も冷えましたね。
明日からは、10年ぶりの大型寒波が日本列島を襲うそうです。
しきりにニュースでも、不要不急の外出を控えるようにと
報道されていますね。みなさま、準備してくださいね。

さて、昨日は名古屋漢方鍼医会の今年最初の定例会でした。
院長は、今月は入門部の講師補佐でしたので
入門部(入会して1〜2年程度の先生方)で、
脈診流経絡治療をはじめたいと入会された先生方の
指導のお手伝いに行きました😊




入会したての先生方からの質問は、自分自身もとても学びになります。
初心に戻らせてくれる貴重な機会でもありますね。

午前の講義のあとは、実技でした。
研修会を通じて、同じ脈診流経絡治療をおこなってくれる
なかまが、もっともっと増えたらいいなぁと思います😊😊😊

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病の陰陽

2023-01-22 20:53:00 | 日記・エッセイ・コラム
こんにちは🌞今日は気持ち良く晴れましたね☀️
毎週日曜日は、院長の東洋医学小噺です。

人体各部は陰陽に分類され、その働き(気)により陰気陽気に分けられます。
「陽勝てば則ち陰病み、陰勝てば則ち陽病む。
 陽勝てば則ち熱し、陰勝てば則ち寒す。」(素問・陰陽応象大論篇第5)
 つまり陽は熱性活動的であるので、熱を主とした病症をあらわします。
陰は、静的消極的であるので陰気が多く成れば寒を主とした病症をあらわすのですね。
 さらに、どこの部位における陰陽の過少により、病症に違いが現れるかを示したのが次の条文です。

 「陽虚すれば則ち外寒し、陰虚すれば則ち内熱す。陽盛んなれば則ち外熱し。
陰盛んなれば則ち内寒す」(素問・調経論篇 第六十二)

 外は陽・内は陰、熱は陽・寒冷は陰です。
陽虚すれば則ち外寒しとは、陽気は陽の部位である外に多い。
したがって陽気が不足すれば外(陽経のある部位)が冷えて、悪寒・痛み・麻痺などが現れます。
逆に陽気が陽の部位に多くなれば外は熱し発熱や腫れ物などの病症が現れます。
 陰虚すれば則ち内熱すとは、陰気は陰の部位である内(陰経のある部位)に多い。
従って陰気が不足すれば内に熱症状が現れます。便秘・口渇・四肢倦怠感などです。
逆に陰気が陰の部位に多くなると内が冷えて消化不良の下痢・元気不足・手足共に冷えるなどの病症が現れます。
 これが東洋医学の病理の基本原則です。

次週に続く
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