あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

『お屠蘇(とそ)』楽しみませんか😋⁉️

2022-12-20 21:22:00 | ブログ
こんにちは、スタッフの福山です。

今年もあと11日😳今年の疲れは今年のうちに☝️治療院は30日の午前まで開いていますよ💖😃💖

私は30日まで働いて、31日の夜は『お屠蘇(とそ)』を例年通り作って、元旦を迎える準備をしたいと思います✨😆✨
去年ご紹介した記事はこちら♫

🎍お屠蘇(おとそ)🎍 - 天野鍼治療院ブログ

こんにちは!スタッフの福山です。今年もあと4日、新しい年への準備はお済みですか⁉️私はここ数年、年末年始を家で過ごせるので、31日の夜に『お屠蘇』を作って元旦...

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『お屠蘇(とそ)』とは、中国の後漢の時代の名医である華佗(かだ)が発明した薬酒になります🍶✨
日本には平安時代初期に伝わり、江戸時代に一般庶民の口に入るまでに広まり、日本の風習として定着したそうです。
『お屠蘇(とそ)』の字の意味は…
「屠(と)」は屠(ほふ)るとも読み、鬼を葬ったり邪気を払ったりする。
「蘇(そ)」は魂を目覚めさせる。
それぞれを組み合わせて「邪気を払い心身を蘇らせる」という意味になるそうです。
病気を起こす鬼=細菌、これを殺す伝染病予防の意味で作られたと『本草綱目(ほんそうこうもく)』に解釈されていて、
この中で記された材料は【赤朮、桂心、防風、バッカツ、蜀椒、桔梗、大黄、烏頭、赤小豆】だそうです。

今の『お屠蘇(とそ)』の基本は5種類になり、キク科の多年草オケラの根を乾燥させた「白朮(びゃくじゅつ)」、
秋の山野草「桔梗(ききょう)」、クスノキ科の常緑樹カシアの樹皮及び根皮を使う「桂皮(けいひ)」、
ミカン科の低木「山椒(さんしょう)」、日本には自生しない中国の植物「防風(ぼうふう)」になります。

■白朮(びゃくじゅつ):健胃(胃を健やかに整える作用)・利尿作用、鎮痛
■桔梗(ききょう):去痰・解熱作用、鎮痛、鎮静
■山椒(さんしょう):健胃(胃を健やかに整える作用)・整腸作用、寒気を取り去る
■桂枝(けいし):健胃(胃を健やかに整える作用)、風邪薬として作用
※シナモンという呼び名で親しまれる「桂皮(ケイヒ)」あるいは「肉桂(ニッケイ)」も多く用いられる。
■防風(ぼうふう):発汗、去痰作用、解熱作用・抗炎症作用

『お屠蘇(とそ)』は一年間の邪気を払い長寿を願ってお正月に頂く祝い酒です☝️🤓
古き良き伝統は、楽しみながら受け継がれて欲しいなぁと思います。

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