
こんにちは🌳
先日アスファルトで固められた駐車場の片隅に咲くスミレを見つけました!可憐な姿とは裏腹に隙間から芽を出し光を浴びるさまに生命力と気を感じた1枚です🌱
ところで 気ときくと目には見えませんし掴みどころがないという印象ではないでしょうか。
では、東洋医学の根本『気・血・津液』の1つである『気』一体どう捉えればよいのでしょう。
例えば 神社に行った際なんとなく…いつもと違う厳かな気持ちになる事はありませんか。
パワースポットという言葉がありますが神社や仏閣は気の集まりやすい場所のひとつと言われております。
『気・血・津液』の流れを整える経絡治療にとって気はとても大切なものになります。神社や仏閣で気を感じる事があるように人間の身体にも気が流れております。
東洋医学では気を細かく分けて診断いたします。
その中の2つに衛気(えき)・営気(えいき)
という気があります。
身体の表面にある気の衛気
(外からくる寒さや暑さなどから身体を防御し体温・発汗調節等をおこないます)
さらに深い所にある気の営気
(血脈を満たし血の巡りをスムーズにする事で全身をくまなく栄養します)
どちらも同じ気ですが内側を栄養する営気と外側を護る衛気。この2つのバランスが崩れると悪寒・発熱・倦怠感等の体調不良の引き金となります。
そこで経絡治療では営気・衛気の手法により気血の調和をはかり、精気を補う事で未病を治する訳です。
情報過多の現代社会においては自律神経のバランスを保つ事が難しく、気も不足しがちになっていますので補う治療が必要となる事が多くなっております。
施術を進めていく中で患者さまのお腹がグルグルと音を立て始める事がしばしばございます。滞っていた気が動き始め精気(エネルギー)が充実し始める瞬間です。
繊細な治療ではありますが、こうして自ら持ち合わせた力を甦らせ真の生命力を培い健康的な生活を送る為の土台を育むお手伝いができればと思っております☺️
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