こんにちは🌞日中は暖かく感じる日も増えてまいりましたね。
毎週日曜日は、院長のひとり言です。
数年前に名古屋で行われた全日本鍼灸学会に参加してきました。
相変わらずエビデンスが大好きですね。
彼らが信じてやまない西洋医学もノーベル生理学・医学賞を受賞された山中教授に言わせれば、解っているのは一割だと言われていました。
さらに驚いたことに、今まで臓腑は脳の命令により働いていると考えられていたのですが、最近の研究では五臓六腑が互いに連絡し合い、
協調して生命を営んでいることが解ったと言われていました。
当に東洋医学そのものです。東洋医学では臓腑の協調関係は一番最初に習うことです。
更に、骨や脂肪層や筋肉からも、五臓六腑に働きかけて互いにネットワークを組み、生命が営まれている事が解ったと言われていました。
これが当に難経が説く『相火論』そのものです。
難経では「有名無形」の心包・三焦を設けて、臓腑諸器官のネットワークにより生命は保たれていると結論づけているのです。
これが、神秘の小宇宙をくまなく巡る「名は有るが形は無い」の相火の働きです。
次週に続く