あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

中央土(脾胃)と十二経脈の関係

2024-02-04 20:19:00 | 日記・エッセイ・コラム
こんにちは🌞今日は立春😊
日中は、陽射しが気持ちが良かったので町内の散歩に出かけてまいりました😊
朝夕は、まだまだ寒いですが少しずつ春を感じられるようになってきましたね。

毎週日曜日は、院長のひとりごとです😊

九星を基本に15の魔方陣で作られています。
図を見ていただくと左下角の八白土星の所に牛が配当されています。
化育を成すのはそれぞれの四隅に有る「丑・辰・未・戌」です。
右下の天文から左上角の地文に至る斜めのラインは陰陽上下を別つ横隔膜です。左下の八白土星から右上の二黒土星に至る斜めのラインは中央土の性格を持ちます。この二つの斜めのラインは何れも「土・地」の働きを行います。

 さて、図を見ると、十二経脈が天文の出発点から、中央土の横隔膜を境に、
肺・大→脾・胃→心・小→腎・膀→心包・三焦→肝・胆と経脈循環に従い、陰陽陰陽と並んでいます。
心火は陽中の陽ですが、全陽ならば炎上して燃え尽きます。
心火は易の八卦では、離為火に配当されて「陽陰陽」(中に陰を含む)の爻で成り立ち、全陽ではありません。
腎水も同様に陰中の陰ですが、全陰ならば凍結してしまいます。腎水は易の八卦では、
坎為水に配当されて「陰陽陰」(中に陽を含む)の爻で成り立っています。
独陰独陽は「死」です。このことを基本において『相火論』を考えてください。

易経は日常生活にも応用されています。
 余談ですが私は、失明以前、建築関係の仕事を行っていましたが、右下角の戌亥(亥・子)の方角には神棚。
左上角の辰巳(巳・午)の方角には玄関を設けるのが一般的でした。田舎の古い家ではどの家もそのように造られているはずです。
これも易経を基礎とした家相学によるものです。
「天地を掛けた乾坤一擲の大勝負にでる」などもこの易経からきた言葉です。易の八卦(自然界の配当)では、天・地を意味します。

次週に続く
コメント
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