ハンガリー・オーストリア旅行記：6日目（その10）－「悠々たる大河」：ヴァッハウ渓谷

Wachau, Austria

さてさて、ワタクシ達は大河ドナウ川（Donau）のクルーズを楽しんでいました。


ヴァッハウ渓谷（Wachau）には古城や宮殿が点在しており、数分おきに目の前に迫ってくるんですよ。


この日はウィーンを離れてのワンディトリップですが、ドナウ川のクルーズに来てよかったなぁと感じました。
このような悠々たる大河は、日本にはありませんからねぇ。


ドナウ川の長さは2850kmで、これは世界で26番目の長さになります。（ちなみに1位はナイル川です）
日本で一番長い信濃川は367kmですので、大陸にある川とは規模が違いますね。
もちろん日本の川には日本の川の素晴らしさがあることは、ワタクシは十分に理解しているつもりです。


斜面に広がっているのは葡萄畑で、この辺りはオーストリア有数のワインの産地なんです。
そして、この地域はアプリコットの産地としても有名で、アンズのお酒がお土産物屋さんでたくさん売られていました。


ワタクシは欧州は4カ国（チェコ、ポルトガル、ハンガリー、オーストリア）しか行ったことがないのですが、
どの国もワインの生産が盛んで、美味しくて安い国内産のワインを楽しむことが出来ました。
美味しいワインやビールを楽しむことができるのも、ヨーロッパの楽しみの一つかなぁ。


シュピッツ（Spitz）という町に船が着きました。この町がメルクからクレムスまでのドナウ川クルーズのほぼ中間点なんですよ。


メルクを出発して約1時間。周囲を見てみると、小さな子供はそろそろ退屈してきたのか、居眠りしたりスマホで遊んだりしていました。
まあ、子供にとっては同じことを集中できるのは1時間が限度でしょうねぇ。


ワタクシ達が途中下船しようと思っているデュルンシュタインまで、もう少しの時間です。

使用したカメラ：2、8枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1


周囲を見てみるとお酒や食事を楽しみながら、優雅に時間を過ごしている人達が多かったです。
私のようにセカセカと動き回っては写真を撮っている人って、ほとんどいませんでした。
いつも思うのですが、欧米の人ってゆったりと時間を過ごすのが上手ですね。


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