よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

ハンガリー・オーストリア旅行記:6日目(その4)-「修道院へ」:メルク

2022年04月30日 | 海外旅行ーオーストリア
Melk, Austria

さてさて、ウィーンから列車に乗ってメルク(Melk)にやって来たワタクシ達は、
中世の雰囲気が漂う素敵なメルクの町を散策していました


ヨーロッパに行くと、素敵な鉄製の看板をよく見かけます。欧州の鉄、日本の木…文化の違いは面白いですね


窓やベランダを花で飾るのも欧州の文化でしょうか。どの国に行っても、民家やマンションなどの窓辺に
花が飾られている姿をよく見かけます


そろそろ修道院に向かって歩いて行くことにしました。メルクの中心部は修道院を訪ねる観光客が多いので、
観光客を相手にした飲食店やお土産物屋さんなどが、かなりたくさんありました


こちらのカフェの窓辺も綺麗な花で飾られています。こういう習慣って見ている方はいいのですが、
暮らしている方は花を枯れさせるわけにもいかないし、案外手間がかかるかもしれないですね


淡いパステルカラーがこの町には似合います。この町にはケバケバしい色彩は似合いませんわ


時刻は午前10時。まだメルクの町にはさほどの観光客は来ていませんでした。
欧米人って夜に強いというか、遅い時間まで食べたり飲んだりしているので、早起きが苦手なようですね。
逆にアジア人って早起きが苦にならない人が多く、どの国を旅しても早朝から多くの人が町を歩いています


ベトナムや台湾などでは朝7時頃には多くのカフェや屋台が営業していますが、欧州ではそうはいきません


さあ、メルク修道院(Stift Melk)に着きました。ではでは、修道院の中に入って行くとしましょうか

使用したカメラ:1、2、4枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1


旅行に行くと気になるのは、日本でペットホテルに預けてきた紋クンのことなんですよ。
愛犬家の方々からすれば、よく紋クンをペットホテルに預けて旅行に行く私達は、冷たい飼い主のように思えるかもしれません。
ただ、ありがたいのは紋クンは子供の頃から私達が旅行に行くことに慣れており、体調を崩したり食欲が無くなることなんて
今まで一度も無いんですよ。そして、お店の方にいつも可愛がってもらうのでありがたいワンコです。



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ハンガリー・オーストリア旅行記:6日目(その3)-「美しき町並み」:メルク

2022年04月29日 | 海外旅行ーオーストリア
Melk, Austria

さてさて、ウィーンから1時間ちょうどでワタクシ達はヴァッハウ渓谷の起点となるメルク(Melk)の町にやって来ました。
人口は約5200人という小さな町なんですよ


駅から町の中心部に向かうと、町を見下ろす丘の上に堂々たる建物が見えてきます


この建物は世界遺産でもあるメルク修道院(Stift Melk)で、この修道院の由来や歴史に関しては、
また後日に詳しく書いてみたいと思います


それにしても美しい町並みです。ため息すら出そうな気がします。
ヴァッハウ渓谷を訪ねる人の多くはメルク修道院には立ち寄るのですが、メルクの町は駆け足で通り過ぎてしまうんです。
ワタクシ達はウィーンを早く出発したので、メルクの町でゆっくりと過ごす時間を確保していたんですよ


欧州の町に行くと町の中心部には広場があり、広場を囲むように教会と庁舎があることが多いです。
ここメルクの町もそうでした


町のどこからでもメルク修道院が見えるんですよ。ワタクシはこれほどに立派な修道院を見たことがありません


修道院というと、質素なイメージを持つ場合が多いのではないでしょうか。また人里離れた不便な場所にあるものですが、
写真のようにメルク修道院は町中心部と隣接しています。そして、何よりも大きくて豪華なんですよねぇ


日本では神社やお寺って日常と密接しているという感じがあまり無いのですが、
欧州の多くの国ではキリスト教というものが日常の生活の中に根付いているんだと実感しますね


ではでは、可愛いメルクの町をもう少し散策するとしましょうか

使用したカメラ:1、2、3、6枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


小学生の時から好きだった旅番組に「遠くへ行きたい」という長寿番組がありました。主題歌の歌詞が
 ♫知らない町を 歩いてみたい
 どこか遠くへ 行きたい
 知らない海を 眺めていたい
 どこか遠くへ行きたい
 遠い街 遠い海
 夢はるか 一人旅
 愛する人と めぐり逢いたい
 どこか遠くへ 行きたい♫
というのですが、この歌が私の心の中にずっとあるんですよねぇ。



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ハンガリー・オーストリア旅行記:6日目(その2)-「今日も晴れ」:ウィーン・ウィーン西駅

2022年04月28日 | 海外旅行ーオーストリア
Wien Westbahnhof, Wien, Austria

さてさて、ウィーンのウィーン西駅(Wien Westbahnhof)にやって来たワタクシ達ですが、
目的の列車がやってくるまで家人は待合室でゆっくりしていますが、
ワタクシは一瞬たりともジッとしていることが出来ません


引き込み線、ポイント、車庫…ああ、駅だなぁという気持ちになります


列車にÖBBと書かれていますが、これはオーストリア連邦鉄道( Österreichische Bundesbahnen)のことでして、
日本風にいえばオーストリア国鉄ですね。なお、スペルの最初は「O」ではなく「Ö」なんですよ


この日のワタクシ達の計画はウィーンからメルクまでを列車で行き、メルクからクルーズ船に乗ってライン川を下り、
クレムスからウィーンへ列車で戻ってくるという時計回りの行程を考えていました。
調べてみたら「ヴァッハウチケット」というお得な切符があるんです。このチケットには
・ウィーンからメルクの電車チケット
・メルク修道院の入場料
・メルクからクレムスへのドナウ川クルーズ(途中下船して立ち寄りOK)
・クレムスからウィーンへの電車チケット
が含まれていて59€(約7100円)とかなりお得なんですよ。切符売り場に行ってチケットを購入。これで安心ですな


ワタクシ達が乗車するRegionalExpress(REX)と呼ばれる快速列車がやって来ました。小洒落た車両ですねぇ


車内も「これって特急列車ちゃうんか?」と思うような豪華さでした。なお、車両は2階建になっていて
ワタクシ達は2階の座席に座りました。目的地のメルクに向かうまで、小雨模様の天候が気になっていたのですが、
あらあら、空がどんどんと晴れてきたんですよ


ウィーン西駅からぴったり1時間。午前9:20にメルク駅(Melk Bahnhof)に到着しました


可愛い駅舎の上には、今日も眩いばかりの青空が広がっています。ああ、ワタクシは旅の神様に愛されているのでしょうか


まずはメルクの街を散策しましょう。どのような街なのか、ワクワクしてくるワタクシです

使用したカメラ:1、7枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


オーストリア国内の列車の移動は極めて快適です。まずは列車が新しくて綺麗。
椅子の幅が広いのでゆったりと座ることが出来る。そして、時刻も極めて正確です。
日本の列車も世界に名だたるものだとは思いますが、椅子の幅が狭いのはねぇ。
新幹線の3人+2人の横5列に並ぶ座席って、恥ずかしくって早くやめてほしいですわ。
新幹線が開通した昭和39年と比べて、日本人の体格は相当大きくなっていますからねぇ。



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ハンガリー・オーストリア旅行記:6日目(その1)-「楽しみなワンディトリップ」:ウィーン・ウィーン西駅

2022年04月27日 | 海外旅行ーオーストリア
Wien Westbahnhof, Wien, Austria

さてさて、長らく(2年以上も)中断していたハンガリー・オーストリア旅行記を今日から再開したいと思います。
旅行6日目(8月25日)、ワタクシ達はウィーンHotel Am Konzerthausで朝を迎えました


朝食は朝の6:30からなのですが、ワタクシ達はこのホテルで過ごした4日間、いつも朝一番に朝食会場にいました。
ホテルの人からは「食い意地の張った日本人」と思われていたことでしょう


前にも書いたと思うのですが、ハンガリーもオーストリアもパプリカ、じゃがいもなどは種類も多く、
ふんだんに食卓に出てくるのですが、新鮮な緑黄色野菜が少ないんですよ。食事で唯一辛いのが生野菜の少なさでした


南アジア系と思われるコックさんが作るオムレツが美味しそうなので、いただくことにしました


食事をしながらこの日の行程を家人と話し合います。この日、ワタクシ達はウィーンを離れてワンディトリップに出かけるという
計画を立てていました。目的地は世界遺産でもあるヴァッハウ渓谷。列車と船でドナウ川の渓谷を楽しもうという計画です


地下鉄に乗ってウィーン西駅(Wien Westbahnhof)に向かいます。ウィーン西駅はオーストリア西部のリンツ、インスブルック、
ザルツブルクなどを結ぶ列車が発着するほか、各国を結ぶ国際列車も発着するウィーンの主要駅の一つです


左に見えるのはザルツブルク行きの特急列車です。次にオーストリアにくる機会があれば、
ザルツブルクからチロル地方を旅してみたいですねぇ


ただ、この日は朝から天気がイマイチで、霧雨のような雨が降っていたんですよ。天気予報は悪くないのにねぇ


さあ、この日はどんな一日になるでしょう。列車に乗ると思うだけで、鉄道少年の気持ちになるワタクシです

使用したカメラ:7枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


ウィーン西駅は2011年に駅舎が再建されたということで、超近代的な駅でした。
エスカレーター、スロープ、バリアフリー、わかりやすい案内板、綺麗なトイレ等、本当に素晴らしい駅です。
でも、私は古色蒼然としたブダペスト西駅やブダペスト東駅に心を惹かれてしまうのです。



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還暦の会-大阪府守口市:「North Dining 神衣」

2022年04月26日 | 日常の風景
“North Dining Kamui”, Moriguchi City, Osaka Pref.

さてさて、正月明けの1月15日、ワタクシは大学時代の友人達と3人で集まる機会を持ちました。
「俺らももう還暦やなぁ」「還暦を祝って飲み会でもするか」ということで、以前から計画をしていたんですよ。
この時はまだ大阪府でも感染者は多くなく、まん延防止重点措置も出ていませんでしたが、
梅田や難波のような繁華街は避けた方がいいんちゃうかということで、
大阪府守口市というちょっと都心から離れた場所で飲み会をすることになりました


今回ワタクシ達が訪れたのは、北海道料理の「North Dining 神衣」というお店でした。
なお「神衣」は「かむい」と読むそうです。

どーですか。まずは付き出しなんですが「氷下魚(コマイ)と鮭とば」です。軽く火で炙っていただきます。
これがなかなか美味かった。付き出し(お通し)が美味しいお店は、まずハズレがありません


どーですか。次は「お刺身の盛り合わせ」です。どれも新鮮で、実に美味しゅうございました。

今回集まった3人は学生時代に一緒に旅をしたり、山に登ったりした友人達です。
気がつけば彼らとの付き合いは、40年を超える長さになりました


どーですか。言うまでもなく「じゃがバター」です。ビジュアルを見ただけで、美味しいのに決まってますね。

働くようになってからも職場で友人は出来ましたが、高校や大学の時からの友人って特別な存在だと言う気がします。
損得勘定なしに付き合い、互いにアホなことをいっぱいした思い出を共有出来るのがいいんですよねぇ


どーですか。次は「タラの白子」です。関西ではタラという魚はあまり流通しておらず、美味しいタラを食べる機会が少ないんですよ。
例外が「棒ダラ」という真鱈の干物で、京都や大阪では必ず正月に食べていたんですよ。

友人達と喋っていると時間がタイムスリップするというか、学生時代に戻ったような気分になります。
もちろん会話の中に「定年退職後の生活」「人間ドックの結果」「年金」などの話題が出てくるので、
学生時代とは話題は大きく変わりました。ただ、3人ともお腹が出ていないのはちょっと自慢できるかな


どーですか。これは「ホタテのグラタン」です。カーリングで話題になったロコ・ソラーレのチームがある常呂町は、
ホタテの大産地なんですよねぇ。学生時代、サロマ湖のほとりでホタテをバカバカ食べたことを思い出します。

学生時代、アルバイトで金を稼ぎ、日々の生活は出来るだけ倹約し、お金は旅行や登山の費用に回しました。
そう思うと、還暦を迎えた今も日々の暮らしは質素にし、旅行に金を費やすというのは学生時代と変わらないんですよねぇ


どーですか。続いては「若鶏のザンギ」です。北海道では唐揚げをザンギと言うんですね。

今回集まったメンバーで、学生時代に二度北海道を旅しました。
一度目は夏、北海道で15日を過ごしました。二度目は真冬の北海道、現地で20日間を過ごしました。
北海道周遊券をフルに利用し、ユースホステルなどの安宿を泊まり歩く旅でした。
金は無いけど時間はある…そんな貧乏旅行でしたが、楽しくて楽しくて仕方なかったなぁ


どーですか。これは「カニクリームコロッケ」です。還暦を迎えても、揚げ物を欲するワタクシ達です。

あの頃、北海道周遊券は価値がありました。道内の国鉄路線はもちろん、国鉄バスも乗り放題ですからねぇ。
今ではJR北海道の路線は次々と廃線になり、路線地図などを見ると悲しいくらいに鉄道路線が少なくなってます


どーですか。最後は「羅臼産ホッケ」です。この日もよく食べ、よく飲みました。

還暦を迎え、昔からの友人達って人生にとって貴重な財産だなぁと思います。
今も付き合いがある学生時代からの友人って、さほど数が多いわけじゃないですが、良い友に恵まれたと思っています

北海道料理「North Dining 神衣」:大阪府守口市金下町2-1-12 アークY・1F

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


飲み会の最後に「今度はみんなでキャンプに行こうや」という話になりました。
アホばかりしていた学生時代の気分に戻る、楽しいキャンプになりそうな気がします。
ただ、もうワタクシ達も還暦ですので節度と常識はわきまえておきたいですね。



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