よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

ヴォーリズが愛した町-滋賀県近江八幡市

2014年02月28日 | 滋賀
Oumi Hachiman City, Shiga Pref.

さてさて、滋賀県近江八幡市の散策を続けるワタクシでありますが、
皆さんはウィリアム・メレル・ヴォーリズという人をご存知でしょうか。
ヴォーリズは合衆国生まれの建築家であり、メンソレータムで有名な近江兄弟社を創設した実業家であり、キリスト教の伝道師でもありました。
彼は英語教師として訪れた近江八幡の町を深く愛し、日本国籍を取得した後は近江八幡に居を構えて暮らしました。
そのために近江八幡をはじめとして、滋賀県内にはヴォーリズが設計した建築物が数多くあるんですよね


近江八幡市の池田町にはヴォーリズが設計した洋風住宅が数軒並んでおりまして、美しい景観を見せてくれています。
どの建物も派手さが無く、落ち着いた雰囲気なのが好ましいです


下町らしい雰囲気の町並みを歩いていくと、向こうに近江八幡教会が見えてまいりました。


残念ながらヴォーリズが設計した八幡協会は焼失してしまいまして、今ある教会はヴォーリズ建築事務所により建てられたものだそうです。
青空に聳える教会は、どこか気高く見えたのでありました


この建物は旧八幡郵便局でヴォーリズの設計によって1921年に竣工して以来、1960年まで郵便局の局舎として使用されていた。
現在はギャラリーやイベント会場などの多目的スペースとして活用されているのですが、周囲の町並みに溶け込んだ洋風の建物なんですよ。


そしてそして、近江八幡といえばヴォーリズ記念館を訪ねないわけにはいきませんね。
この建物はヴォーリズの自邸として使用された建物をヴォーリズの記念館として活用したものなんです


予約をすれば内部の見学が可能でありまして、ワタクシは以前に見学させていただいたことがあるんです。
この日は予約をしていませんので、外から眺めるだけのワタクシでありました


ふと気がつけば、ワタクシは朝早くから結構な距離を歩いてまいりました


ちょっと早いですが、そろそろ昼食に向かうとしましょうか。
ここは近江八幡ですから、食べるとなれば…あれですよねぇ

使用したカメラ:Canon EOS7D


ヴォーリズが日本人に帰化したのは太平洋戦争前、日本とアメリカ合衆国の関係が悪化していく時期でした。
その時期に帰化するということは、当時の日本に、近江八幡の町にヴォーリズを魅了する何かがあったのでしょうね。
それが何であったのか、ヴォーリズに尋ねてみたい気がします


人気ブログランキングへ←ランキングに参加しました。
            励みになるので、よかったら「ポチッ」と押してやってください