よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

質実剛健-京都市右京区:清凉寺

2012年07月28日 | 京都市(右京区、西京区)
さてさて、早朝から嵯峨野を散策してきたワタクシでありますが、次なる目的地である右京区の清凉寺に到着しました。
清凉寺は「嵯峨釈迦堂」という名前でも知られている浄土宗の名刹です。
浄土宗を開いた法然上人が、24歳の時に人々を救う仏教を求めて、同寺の釈尊像の前に7日間おこもりした由緒ある寺院が
この清凉寺でありまして、現在の伽藍の大半は江戸時代のものだそうですが、なかなか趣深いお寺さんなのです


まず清凉寺にやって来ると、この威風堂々たる仁王門の姿に目が留まります


そしてそして、仁王門の正面には本堂がどっしりと佇んでおります。
ではでは、本堂の方に向かっていきましょうか


どうどうたる姿が印象的な本堂です。
嵯峨野には女性的な優美なお寺が多いのですが、ここ清凉寺は男性的な力強さを感じるお寺さんです。
ま、最近は女性の方が力強いような気もしますが…


清凉寺を眺めていると「質実剛健」という言葉が頭に浮かんできました。
決して華美ではありませんし、優雅でもありません。でも、力強く逞しい姿が心に響くお寺です


ではでは、せっかくですので庭園の方にも足を運んでみるとしましょうかねぇ。


鮮やかな緑がわずかですが清涼感を運んできてくれます。
おぉ、そういえばここは清凉寺ではありませんか


この日は常寂光寺、祇王寺、大覚寺、そしてこの清凉寺と4つのお寺に足を運びました。
それぞれのお寺に個性があり、どのお寺も心惹かれるお寺さんでありました。


しばしの間、一人で縁側に座って庭をボーっと眺めていたワタクシでした。
ワタクシにとっては、なんとも贅沢な時間なのでした

使用したカメラ:Canon EOS7D


真夏の嵯峨野は、桜や紅葉の時期に比べると人出は少なくなりますが、その分静かな散策が楽しめます。
汗を拭き拭き、京都の夏の暑さを実感しながら歩くのも、また一興かもしれません。
そして、暑さが厳しい分、京都の街では冷菓が美味しいんですよね



人気ブログランキングへ←ランキングに参加しました。
            励みになるので、よかったら「ポチッ」と押してやってください